Personnage
いなくなってしまった子犬 ~FFとは関係のない遠い日のお話~
Public
前に野良犬のお話を掲載しました
犬と私にまつわる話はまだあって、ふっとそれを思い出しました
前回書いた通り私の実家にはコロというムク犬がいました
コロは私が生まれたときにもらってきた犬で
私が高校生のころまでずっと一緒に暮らしてきた犬です
そして今日のお話にでてくる子犬は前回よりもさらに前のことです
私が小学生の時に巡り会った犬のお話です
小学校の2年生くらいだったかと思います
同級生の女の子の家でも犬を飼っていて
どうやら子犬が産まれたらしくその子犬の飼い主を探しているということでした
当時の私は鼻たれの悪戯坊主で
誰の話にも首をつっこみ暴れては笑うような
典型的な子供だったので当然その話にも口をだしはじめました
「なんなら俺が飼ってやるよ」
となにげない気分からでた一言で、話はとんとん拍子に進みました
私が子犬を連れて帰ることになり、子供たちの中では一躍ヒーローみたいになりました
学校の帰りに子犬を引き渡されて私は家に連れて帰りました
ファミコンとかゲームとかなかったので
隣にあった公園で友達何人かを集めて、その子犬と一緒にその日は走り回ったのをおぼえています
そのころの私には動物と暮らすというのは児戯の延長だったのかもしれません
その日の夜
両親が会社から帰宅してきました
外にはコロがいて、家の中にはその子犬がいます
仔犬をみた母親は、烈火のように激怒しました
「その犬を捨ててきなさい!」
私は子犬と一緒に夜中に家を追い出されました
捨ててくるまで家に帰ってきてはならないというのです
外は雨が降っていました
雨に打たれながら子犬を抱えて私にとって遠い世界の限界
家から300メートルくらい離れたところへ子犬を置いて
走って家に帰ろうとしました
情けないずぶ濡れの姿で雨に打たれながら歩いていると後ろに気配がします
仔犬がついてくるのです
私は「だめだよ 飼ってあげられないんだから」と泣きながら子犬を追い払おうとしました
しかしどこまでもついてきます
あのときほど、子犬が愛おしくまた、自らの軽挙が招いた結果に後悔をした日はありません
仔犬は雨の中私を見上げていました 私は泣いているからなのか雨水によってなのか子犬の表情が
よく見えませんでした
しかし、子犬はやはり雨に濡れながら小さな瞳で私をみつめているのでした 続く
私が小学校の頃に飼っていた柴犬もコロという名前、を私が付けました。
残念ながら、最後はフィラリアにやられてしまいましたけど。
田舎だからかあんまり野良犬も猫もいなくて
連れて帰ったりしなかったけど
うちは父親があんまり動物飼うのは賛成しなくて
どちらにせよ飼えなかった
Tau Micryaさん!
たうさん、おはようございます!
コロを思いだすと、あまり散歩に連れて行かなかったので
散歩に一緒に出て帰宅する気配をみせると、道の真ん中で座り込んで
まだ帰りたくないよって困らせられたことがしょっちゅうでした
野良犬の友達ができたり、子供ができたりして
それでも波乱があった生涯だったけど
最後は老衰で誰にも看取られることなく逝ってしまいました
そのときも両親が遺骸を葬ってくれました
私はまだまだ子供で、ご飯を上げる役割をもらっても
あまり気乗りしないでほんとうに大事にしていたかというとやや疑問符がつくかもしれません
しかし、子供のころや実家での日々を思い出すと、コロや他の犬との日々がとても素敵で
大事な記憶になっていることに気づきます^^
Supercharger Turboさん!
たぼさん、おはようございます!
母親がとても動物を飼うことに対して厳格でした
うちはコロがいるんだからとか、命への責任ももっていないのに
動物を連れてこないでってとても厳しかったです
一方で私は動物が好きで簡単にあれやこれ連れてくるものですから
かなり困らせたことだろうと思います
こんなこともありました
母が台所でネズミ捕りをしかけてそこにネズミがひっかかっていたのですが
母はネズミを水に沈めて処分すると言います
私はそのネズミをそっと近くの林に逃がしました
そのあと叱られはしないけど、どこか動物への温度差があるというか
表現方法の異なる親子だったのかもしれません
学校の帰りに出会った仔犬を拾ってきて、捨ててこいと言われて家の床下に(昔の家だったので、縁側から床下がまる見え)捨てたことを思いだしました。
その後どうしたんだっけ。記憶が途切れています。
結局、良いことにはならなかったんだと思います。
命を世話する意味と重さを知らなかった頃の記憶。
ちはやさん、コメントをありがとうございます!^^
私もイヌにご飯をあげるのがちょっと嫌でした
まっくらい夜に雪道とかに足をとられながら
あまりいい匂いのしない、当時はドライフードなんてまだまだ普及してなかったので
いわゆるねこまんまみたいのをあげるのだけど
そのお椀を持つのが嫌でした^^;でもコロが嬉しそうに勢いよく食べるのをみては
いつも不思議な気持ちになっていました なんでこんなの食べるんだろうってw
そんな当たり前の世話すらろくすっぽできなかったのですから
母親に怒鳴られても当然でした
お母さんは私を嫌いで、だから犬も嫌いなんだ
そんな風にそのときは思っていました
それが違うということに気づくまでそれから数年は要した気がします
生活をするというのは命を全うすることと同じです
だから大事なものがあれば守らなくてはならないこともあるはずです
それを考えるのは低学年だったガキ大将にはとてもできなかったのだろうと今にして思います^^