皆様、〈守護天節〉はお楽しみでしょうか。
町中のおどろおどろしくもポップで凝りに凝った装飾が目にも楽しく、
スクショ映えすぎて保存メモリガのデバフがかかる、
実に恐ろしい季節でございます。
ところでこの〈守護天節〉の物語に、ほぼ必ずキーパーソンとして出現する、
〈パンプキンヘッドの魔人〉について、少々気になるところがありました。
今回は、次の軍事考察のネタこねこねの合間に、
実にあやしい〈コンチネンタルサーカス〉の証言などを元に、軽く邪推したく思います。
※ご注意:シーズナルイベントや、過去の蒼天時代レイドのネタバレも含みます。
■〈パンプキンヘッドの魔人〉特徴
・「守護天節」の夜に現れるという伝説のカボチャお化け
・常に〈ホワイトパンプキンヘッド〉をかぶり、〈イアリローブ〉を着ている
・おそらく〈ヒューラン族ミッドランダー女性〉の体型骨格
・かつて「魔人の夜」に魔物たちを率いたが、今は魔物たちの前から消えて久しい
・神出鬼没
・ヒトを魔物や他人の姿に変える
・膨大な魔力を吹き込んで空も飛ぶ魔法の箒〈ウィッチズブルーム〉を作る
・人形やホウキに命を吹き込む術がある
・ヒトも魔物も楽しい夜が好き
次に、この〈パンプキンヘッドの魔人〉を信奉する者たちについてですが、
毎回ほとんど正体バレてるところが実に愛嬌ある連中です。
■〈コンチネンタル・サーカス〉の団員たち
・インプ、バット、アーリマン、サキュバスなど
・かつて〈パンプキンヘッドの魔人〉に率いられていたという伝承がある
・伝承の通り魔人に率いられて人々を恐怖に陥れる夜を企んでいる
・普段は冒険者たちに虐げられている
*今年のシーズナルでの〈ダンチョー〉の談より
Cliquez pour afficherCliquez pour cacher
*今年のシーズナルでの〈旅芸人一座の広報係〉の談より
Cliquez pour afficherCliquez pour cacher
さてこの〈インプ〉たちは、〈ハウケタ御用邸〉やフィールドの暗がりでおなじみの妖異ですが、
お好きな方々はすでにお察しの通り、彼らは本来〈異界ヴォイド〉の住人であり、
故あって元の世界ではもう新しく得られなくなった生命エネルギー〈エーテル〉を貪欲に求めて、
隙あらばあちらからこちらの物質世界へ侵食してくる者たちであります。
彼ら妖異は主に、生き物の死骸や弱った者の体を乗っ取るなどしてこちらの物質世界に受肉しますが、
虎視眈々と浸出を狙う彼らとだまし討ちのような契約を結び、その人智を超える力を行使した者たちが、
かつて〈第五星暦〉に〈魔航船ヴォイドアーク〉や〈影の国ダン・スカー〉の空中都市などを建造した、
〈魔法都市・マハ〉の〈黒魔道士〉だったという話は、未だ諸兄の記憶に新しいのではないでしょうか。
そしてこの「妖異たちを率いる黒魔道士」に、
「魔物たちを率いる魔人」の姿が重なるような気はいたしませんか?
…しない?
………………本当に?
ここで改めて〈魔法都市・マハ〉の特徴を洗いましょう。
・魔道士たちの国であり、特に破壊の力を究めた〈黒魔法〉が主力
・約1500年以上前の〈魔大戦時代〉に〈アムダプール〉や〈ニーム〉と戦い、共に〈霊災〉で滅ぶ
・激戦地となった〈アムダプール市街地〉の〈マハ・コープス〉は〈黒魔道士〉のAFを着ている
・末期に存在した〈大魔道士クェーサル〉は現〈ヒューラン族ミッドランダー女性〉の体型骨格
・どのようにしてか〈ヴォイド〉の妖異たちと契約して戦力や動力として使役していた
・〈大魔道士クェーサル〉は和平を説いたが、妖異使役の腕前は〈マハ〉随一という実力者
・〈アムダプール〉の防衛技術を流用、石像など無機物に仮初めの命を与え、防衛力や労働力にした
・〈ケット・シー〉など知性のある使い魔を作り出す術もあった
これらの特徴を元に、再度〈コンチネンタルサーカス〉の発言を見てみると、
妖異たちの中には、かつて〈第五星暦・魔大戦時代〉にこの物質世界に呼び出され、
〈黒魔道士〉に率いられて〈アムダプール〉や〈ニーム〉の人々に恐れられた時代の記憶が、
今の〈パンプキンヘッドの魔人〉伝承に変容して残っているのではないか。
同様に〈第五星暦〉時代、魔道士が率いる魔物たちにイタズラされないように、
人々が早く家に帰っていたことが、守護天節の伝承として変容したのではないか。
そしてあるいは世界の均衡を保っているエーテルのバランスが不安定になる霊災期前後に、
異世界との狭間がゆるんで〈ヴォイド〉の者たちが物質世界へ干渉しやすくなるように、
エオルゼアでも年に一度、潮の満ち干きのようにエーテルのバランスがゆるむ時期があり、
〈ヴォイド〉からの干渉が増える頃がちょうど守護天節とリンクしてるのではないか。
かつて〈ヴォイドアーク〉で起こった妖異の大反乱を命をかけて鎮めた〈クェーサル〉は、
あるいはその53人の仲間の魔道士たちは、
その命を失うばかりか、異界〈ヴォイド〉の力を利用しすぎた因果に絡め取られ、
エーテルの海にも還れず、ヒトならざるものになってなお、
妖異たちが暴走しないように見守っているのではないか。
それこそ、誰とも知れぬ顔を隠した魔女となって…。
…などと邪推がはかどる気がしてなりません。
こうして〈マハ〉と〈ヴォイド〉と〈守護天節〉に因果を感じてみると、
〈影の国ダン・スカー〉の〈女王スカアハ〉のステージを彩るビビッドで毒々しい色彩は、
〈守護天節〉の町中を彩る飾りの色彩にも、どこかその淡い香りを残しているような気もします。
ともあれ、魔人本人はクェ―サルのように、
争いよりも「ヒトも魔物も楽しい夜」を望んでいるようなので、
きっと彼女がいる限り、かつて率いられていたはずの妖異たちも、
そんなに悪いことはできずに済むことでしょう。
それでは今日はこのへんで、どなた様も楽しい夜を。
白く美しい「パンプキンヘッドの魔人」に率いられた魔物が、
縦横無尽に都市で暴れまわる、混沌と破壊に満ちた恐怖の夜!
ダンチョー : だがしかし、我らが崇拝する「パンプキンヘッドの魔人」が消え、
あの素晴らしき夜が失われ、長い刻が過ぎました!
あぁ、口惜しい!