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第四章〜心の目で、森を歩く〜

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朝の光が森の葉を透かして揺れる中、
ライラは弓を手に北部森林へと足を踏み入れた。

初めて足を踏み入れたこの地で、
討伐手帳の獲物たちとも遭遇。
ひとつひとつ記録しながら自然の中を歩く時間は、
やっぱり心が落ち着く。

目的地にたどり着く途中で、
分かれ道に立ち止まることもある。
「こっちだ」とわかっているのに、ほんの少し迷う。
でも、それでいいんだと思う。
寄り道も、立ち止まることも、
ぜんぶ旅の一部だから。

任務を果たして、ギルドに報告に戻ったとき。
空には、息を飲むほど沢山の星が広がっていた。

ギルドマスターにかけられた言葉は、
やさしくて、強かった。

「あなたの “目” で、ものを見ることを忘れないで」

感情に流されすぎないように、でも曇らせないように。
色んな人の視点を受け止めながら、
それでも私は、私の“感じたこと”を大切にしたい。

夜が明け、ギルドを出ると鳥の声と朝日が迎えてくれた。
そんな一日の終わりには、やっぱり滝の音が似合う。

今日もしっぽのアンテナは、
ちゃんと動いていたみたいです。


---

“見たまんま”や“言われたこと”に流されそうになることって、本当にたくさんある。
特に、エオルゼアの世界でも、現実の世界でも。
でも、自分の目で見て耳で聞いて、心で感じたこと
――それが一番リアルで、大切な真実なんだと思う。

たとえば、誰かが「つまらない場所」って言った森が
ライラにとってはすごく落ち着く場所かもしれないし、
「冷たい人」だって言われてた誰かが、本当は優しい理由を抱えてるのかもしれない。

だから私は、「自分の感情を曇らせない旅」をしたい。

「本当の心」って、静かで弱くて、ときに揺らぎやすくて…
だからこそ、周りの声や期待、常識みたいなものに
すぐにかき消されちゃう。
気づいたら、“自分の気持ち”より“誰かの正しさ”を
選んでたりするんだよね。

それでも――

それでも、どこかで小さく光ってる
自分だけの「これが好き」「こうしたい」っていう想い。
それに気づいて、すこしでも耳を傾けられたら
それだけでもうすごいことなんだと思う。
たとえまわりに理解されなくても、進むのが怖くても
ちゃんとそこに「自分」がいるから。

ライラと私の旅も
どこの誰かもわからないそこの貴方の歩みも
そうやって一歩ずつ進んでいくんだよ。
不器用でもいい。間違ってもいい。
ただ、自分を見失わないように――

自分の目で見たものや自分の心に正直に生きるって、
“強さ”じゃなくて、“誠実さ”なんだよね。

今日もライラは、
弓術師ギルドに続く道の途中の滝のそばと
ひんやりした洞窟の空気が大好きです。
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