カタンッ
悩んでいた女の元に手紙が届きます。
子どもからの手紙に、女は胸を躍らせながら手紙の封を切っていくのですが・・・。
『 ママへ。
おげんきですか。
おうちに、ママも、パパも、だれもいません。
すごくさびしいです。
ママは、すごくすごく遠くにいるし、
パパは、知らない女の人のとこに行っちゃうし
ずっとひとりで さびしいです。
早く帰ってきてね。待ってます。 』
子どもからの手紙を読むと、女の目に涙が浮かんでいます。
(別の女の元へ通い続ける男はともかく)子どもに寂しい思いをさせているなんて、と女は落ち込みました。
「あっちに戻っちゃうの?」
「こっちに呼べばいいじゃん」
良き友人であるバーテンダー達が口々に言います。
遠方の地にやってきたばかりの時に知り合ったバーテンダー達。
女にそっとミルクを渡し、軽口でナンパしてきました。
そんな彼らの大事な部分を引きちぎり、女は返り討ちにしたのですが・・・。
不思議な事に、彼らの大事な部分は再生するのです。
が、女には分からない分かりたくもない激痛はしっかり伝わるようで。
今では、女が挨拶代わりに引きちぎるたび、彼らの叫び声が遠くまで響き渡るのが、日常茶飯事になっていました。
そんな彼らのバーで、女は様々な出会いをしました。
「俺はレディーを歓迎してるのに、どうして男ばかり寄ってくるんだちくしょう!」
ビール樽を一気に飲み干し、愚痴を叫ぶ男。
「ふっ、僕は老若男女引く手あまたで忙しいよ」
「ふっ、私だって負けてないですわよ」
椅子の高さを持て余した自分の両足を揺らしながら、舌足らずに話すララフェル少年少女達。
「いえあああおあおおおおあああああっっ」
意味不明な言葉を叫び、近所迷惑なほどの大声を出す青年。
「もー!あんまりうるさいとホーリーぶっぱなすぞ☆」
こわいことをさらっと可愛く言い放つ少女。
女は、遠方でアクの強・・・コホン・・・クセの強・・・ゴホン・・・よし、これいこう・・・個性的な友人に恵まれ、幸せな日々を過ごしていました。
離れ離れになるのは悲しい女でしたが、決意は固かったのです。
数日間、別れのパーティーを連日連夜開き続けた後、女はバーテンダーとその仲間達に別れを告げ、帰郷しました。
故郷に戻ってきた女は、まず知り合いが経営するホテルへと向かいます。
「いらっしゃいませ。当ホテルのオーナーでございます。
当ホテルは、いつまで滞在して頂いて構いません。
お客様の居場所が見つかるまで、いつまでも。
私どもはそのサポートだと思い、いつでもお頼りくださいね」
ホテルのオーナーだと名乗ったのは、微笑みを浮かべる若きメスッテの女性。
「なーんてのは仕事モード! いつまで泊まっても大丈夫だよー!」
オーナーの彼女こそが、女の知り合いでした。
しばらく世話になることを告げると、ホテルの人々は快く歓迎してくれました。
はい、今回はここまででっす!
続き? よみたいの?
もー!しょうがないなー!!!
次はいつになるかなぁ・・・('A`)
Ce personnage a été effacé.