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紅蓮のリベレーター【第15章】解放への鼓動 3-1 : メ・ナーゴの故郷へ

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カステッルム・ベロジナの制圧を終え、施設内の安全も確認されたとの報告が届いた。

ようやく一息ついた矢先、アリゼーが不思議そうに首を傾げる。

「ところで……さっきからメ・ナーゴの姿が見えないけど?」

コンラッドは落ち着いた口調で答えた。

「彼女なら、川向こうの故郷が心配だと言って偵察に向かった。
ベロジナ川東岸には、彼女が生まれ育ったピーリングストーンズがある。
撤退した帝国兵が村に危害を加えていないか確かめるためにな。」

アルフィノは考え込むように頷く。

「敗残兵は追い詰められると何をするかわからない……。私たちも様子を見に行こう。」

「賛成!」

リセはすぐに答えた。

「メ・ナーゴを探しに行きましょう!」

こうして一行は再び動き出した。

ベロジナ大橋を渡り、険しい山道を進むと、岩の上に築かれた集落が見えてきた。

「なるほど……この高さなら見通しもいいし、守りも固めやすそうだね。」

アルフィノは険しい坂道を見上げながらそう呟く。

「高いところが好きなのは、猫もミコッテ族も同じ……なんてヤ・シュトラに言ったら怒られそうね。」

アリゼーが冗談を口にし、緊張が少し和らいだ。

リセが坂の上を指差しながら振り返る。

「集落はこの先だよ! みんな、ついてきて!」

険しい山道を登りきると、静寂に包まれた集落が広がっていた。

戦いの爪痕は見当たらないが、その静けさがかえって不安を募らせる。

「ここに来る前に、メ・ナーゴは何を見たのだろう……。」

一行は彼女の姿を探しながら、さらに奥へと進んでいった。
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