隠し部分に二次創作あり
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Kazu Nunome の日記まさか日記の続きが書けるだなんて思ってなかった。思ってなかったからこそ、書く前に暁のみんなにしこたま叱られたことが堪えた。いなくなるだろうとか、あきらめるとかそんなことを日記に書くんじゃなくて、自分たちに言ってほしいってさ。力になるから、傍にいるからって。もう少し甘えてもよかったんだなあ。
さて、あの日のことを思い出そう。ちゃんと覚えているよって言えるように。黒衣の魔導士は海の底に古代の街を再現した。それはかつて彼とその仲間が生きていた、最後の平和な日だった。
そして今、魔導士はかつての終末をこの街に再現した。これを乗り越えて見せろ、さもなくばお前たちに未来は無いと。けれど、光に侵された私にはきっとこの先が無い。終末を乗り越えても討ち果たす敵が、進むべき目標がなくなってしまう。
私の冒険はここで終わる。英雄なんて、いなかったんだ
終末幻想 アーロモート終末の再現、街一つを作るような魔導士の力はおぞましかった。今までの冒険や戦いなんか比じゃない。災害が質量と絶望を伴ってただただ破壊しにくる。そこに現れた魔物だって一筋縄ではいかない。生き物のはずなのに、生き物と言うには生死から離れていたようにも思えた。
最後に現れたメガテリウムはまさにその最たる例だ。終末の一端が生き物の姿で現れたような印象だった。
終末を乗り越えたとしても、エメトセルクは全く手を緩めなかった。一緒に来てくれた仲間は次々と倒れていく。自分もとうとう限界を迎えた。白く染まる景色に見えたのは、願うように倒れてくリーンとかつての英雄と、水晶公に呼ばれた英雄たちの力を借りて、アシエン・エメトセルクとの、ハーデスとの最終決戦だ。強大な力による魔法の数々、光を奪う闇の力、途中、力尽き倒れこむ瞬間はあったが、討ち果たすことができた。
そして
ハーデスの言葉を思い出す。「私たちは、確かに生きていたんだ」
あなたたちが生きていたこと、きっと連れていく。
そして、あなたとの旅も、確かに楽しかったよはい、以下普通の日記
無理矢理感パネエな?いやだって思いつかなかったんですもん。一番頑張ったのは序盤の二次創作と、アーロモートの独白部分です。
新エリアの最初にナレーションが入る、あんな感じにダンジョンの入りにナレーションが入るのをイメージしてもらえるといいな。
日記の方でもようやく終わりました漆黒5.0、ゲームの方は現在オメガやってます。これまでのレイドを全部終えてから暁月に行こうと思うので、年末までに終わらない気がしてる。ほかのゲームもやりたいし、メインも進めたいし、なにもせずお散歩もしたいし、まだ見ぬフレンドとも遊びたいよー
のんびりながらもやってこれたのは、ひとえに見てくださっている皆様や、一期一会ながらもお手伝いしてくださるセンパイヒカセンのお力添えによるものです。
これからもよろしくお願いします!
ついでに助けてくださいさて、いい加減ほっときすぎた暁の二次創作やトリプルトライアド風撮影やるぞー
コメント、いいね、お気軽にどうぞ。
海底での戦いを終えてからしばらく、おだやかな日々が続いていた。第一世界から、あるは原初世界からアプローチを重ね、自分以外の者たちが帰る方法を探っていた。この手の話題においては、いくら英雄と言われた自分でも戦力外だった。こんなこと言いたくないのだけれどと前置きをされたうえで、はっきりと「この点においては邪魔」とアリゼーに言われたのは記憶に新しい。なのにどうやってクリスタリウムに戻ったのか覚えていないあたり、自分にとってかなり衝撃的だった。
ともかく、自分に出来ることはと思い、この街で木工に手を付けたのが始まりで、気付けばクリスタリウムで一二を争う木工師なんて言われていた。
閑話休題、ミーン工芸館に納品をしたある日、水晶公に声をかけられた。かけたはいいが、どう切り出そうか迷う素振りをしている。はて、今のあなたに遠慮をするような事情があるのかと問えば、水晶公はそりゃそうさと言った。
「だって、あんたの日記の話なんだ!聞きたいことと言いたいことがいっぱいある!」
身に覚えがない。いや、かつて日記は何度か見せたことはあったが相当前の話だ。聞きたいことはともかく、言いたいこととはなんだろう。ラケティカ大森林のおふざけクポ?文句を言われるようなものはあれ以降書いても見せてないし、何より「今はもう手元にない」。空に再び光があふれたあの夜、アーロモートに着いたあの夜に海の底に沈めてきたのだから。
水晶公は言い出して押さえが利かなくなったのか、迫るように聞いてきた。
「初めてこの世界にきたときのこと、あんたの日記にしか出てこない野菜と果物も聞きたい、あとアーロモートで私を救えても自分は最後だと思ってたこととか、さいごに書きたかった手紙の宛先とか」
「……まって?」
おかしい、手紙の部分は書いてこそいたが誰にも見せていないはずだ。なんなら書いてすぐに放り投げたのだ。すぐさま確かめるべきことがある。
「ねえ、あなたもしかして僕の日記を『持っている』?」
聞いた途端、ピンと耳を立たせて(多分しっぽも立っている)気まずそうに視線を外した。
「おい待て、まさか本当に持ってるのか」
「い、いや、持ってない」
「嘘を付け、『俺』はその日記は書いてすぐ捨てたんだ、アンタが持ってなきゃその部分を知るはずない」
「あ、貴重な『俺』が聞けた」
「俺の一人称より俺の話を聞けよ」
「ほ、本当に持っていないんだ、だって」
持っていないなら聞かれるわけがない。急げば口止めくらいは出来るはずだ。あれを暁のみんなに見られたらまずい。
ぽん、と肩に手を置かれる。こんなときに邪魔するなと睨みつけた。
「リーンが、持って行っちゃったから」
「ア、お父さん」
「……お説教だ、喜べよドラ息子」
僕の日記を片手に青筋を浮かべた闇のお父さん、じゃなくてサンクレッドがそこにいた。