キクリです。
メインを進めてようやくユールモアに入る事ができました。
時をさかのぼる事幾数日。
ユールモアから突き落とされた画家の方を助けた事が切っ掛けでした。
この人がいなくなったという事は画家が足りないという事です。
つまり、ユールモアの方々は今、素晴らしい絵を描ける人材を求めている!
今こそが好機。
アルフィノくんが他人の絵筆を持って堂々と名乗り出ます。
すごい度胸ですね。
今手持ちの絵はないんですが、この道具を見てください。
ほら、使い込まれてるでしょう?
この鮮やかなトーク。
詐欺師も真っ青です。
アポなしコネなし履歴書なしで即採用もぎとったレベルですよ。
パねぇ。
まぁ実際に描かせてみれば分かるかという事で、アルフィノくんがユールモアに入る事になりました。
私も助手という事で入ります。
あれです、私もトーンとか貼ったりカケアミ引いたりできます!
アルフィノ先生が雑に『ここら辺にかっこいい鳥』と指定したコマに威嚇するダチョウ描いたりしました!
通りました。合格のようです。
これ誰でも通れるんじゃないですかね?
中に入ると即ユールモア!
という訳ではなく、ユールモアの周囲にはそのおこぼれを狙う人々の集まるスラムが広がっていました。
ここの人々の生活は良かれ悪かれユールモアありきなんですね。
入国審査が必要なようで、面倒くさい書類仕事をさせられます。
労役市民としてこの都市のために尽くすのが私たちの存在意義のようですね。
ちなみに書類審査を終えると開口一番きみたち臭いねとか言われました。
失礼な人ですねー!
いくらアルフィノくん相手だからって言って良い事と悪い事がありますよ!
彼だってこちらでは冒険者のはしくれなんだから、毎日の入浴が出来ない事だってあるんですからね!
まったく失礼しちゃいます!
アルフィノくん大丈夫だからね、キツく言っておいたから。
私が臭い訳がないので消去法でアルフィノくんへの失礼な発言をした入国審査官に喝を入れた後、
問答無用でシャワー室に通されました。
……え、私も?
私も臭いの?
……え?
ちょっとよく分からないですが、ゲームではそういう事のようなので進めます。
このシナリオはいずれ見直しが入るんじゃないでしょうか。私が臭いわけない(断言
さて、強制連行された先は個室ではない集団で使うためのシャワー室。
アルフィノくんは個室じゃないシャワーは初めてのようで照れていました。
私は多重債務で地下労働送りにされた時に味わったので慣れています。
モコモコ……モコモコ……
人前で肌を晒す事に羞恥があるアルフィノくんの背中を叩き、さっさと入ってこいと見送ります。
見送ったらすぐに出てきました。
おーーーーーーーーーーい!!!!
スクエニさーーーーーーーん!!!!
違うでしょ!!!!
そこは!!!!!
ムービーシーンでしょうが!!!!!!!
何シャワーシーンを飛ばしてるんですか!
それこそじっくりねっちりしっかりしっぽり10分は使って足元から腰から背中から顔まで映しきるのが
エンターテイメントを作るクリエイターとしての使命であーーーーーーもう分かってないなーーーーーー!!!
扉に張り付いて鍵穴からなんとか見ようとしたのに何も見えませんでしたよ。
せめてもの慰みとしてシャワーから上がったアルフィノくんの香りを楽しみます。
こ、これは……!
ミルボン……!
こいつ良いの使ってやがる……!
とそんなこんなで湯上りアルフィノくんを存分に楽しんだ後は、
地獄の階段上りです。
ユールモアは主に三つの階層で成り立っています。
この三つの階層をつなぐのは長い長い螺旋階段。
登り切る頃には汗だくです。
シャワーなら上に用意しておいてほしいですね。
上層階にて雇い主を探していると、いました!
チャイ夫人!
……すっげ。
チョーデ優しそう!
あまりにもデラックスな見た目に、
アルフィノくんも有吉くんに改名してしまいそうになります。
じゃあ私、ぱいぱいでか美ちゃんやる!
ララフェルにぱいぱいないから無理って言われました。
じゃあ私、森脇和成や……やっぱやめとく!
じゃあ私、カネオくんやる!
ちょっとおどけた声でアルフィノくんとゲストのチャイ夫人を弄りつつそれいくら~?とかスタジオの隅で収録してくる!
そんなくだらない事ばかり考えている私の隣でアルフィノくんがチャイ夫人にご挨拶をしています。
もうそれだけでアルフィノくんにメロメロになるチャイ夫人。
旦那さんはちょっと引き気味。
あー、ここに来る前に画家の人に聞いておくべきでした。
補正したのか、そのまま描いたのか。
これによって私たちの今後の運命も決まってくる気がします。
さて、そんなユールモアで今後も生き残れるのかを決める大一番を迎えた所で今回の日記は終わりにしたいと思います。
それでは次の日記でお会いしましょう!