こんな道の真ん中にいるはずないと思ったのにいた。
「アーテリスに残った姉妹(わたし)に、ヘルメスに、あの星に住む、全ての人にお知らせします……」
メーティオンの自我は負けたんだな。姉妹達が報告してる。
「私はいくつもの星々を渡り、予定通りに知的生命との邂逅を果たしました。彼らの答えをこの心で受け止めました。さあ、私から、わたしから、ワタシから、報告をさせてください」
メーティオンが悲しそうになって顔を覆った。
『こんな報告したくない……。Misoni……聞いちゃダメ!』
また消えるんかい。もういい加減疲れてきたぞ。
『私は……どうしたら……みんな……』
もう全部話して楽になっちまえよ。私も探すの疲れました。
今度は泉の方へ行ったらしい。マジか。そろそろ追いかけっこやめよう?
他の4人が走ってきた。メーティオン見つかったけど逃げられるんですよ。
エメトセルクが目的もなく闇雲に逃げてるのは厄介だと言った。
ヴェーネスがヘルメスに状況をどう考えるか聞いたら、全てのメーティオンは共有意識という1つの精神に繋がってるからそこになんらかの異常が発生したのかもしれないと言った。
共有意識はメーティオン達の心と同じだから、他人が出来る事は個体のどれかを通じて呼びかける事くらい。
ヴェーネスは共有意識を外から操作出来ると思ってたようだけど機械じゃないからな。メーティオンは生物だから。
ここでも一般的古代人とヘルメスの違いが出たな。
今ここにいるメーティオンを逃してしまうと私達が出来る事は何もなくなる。
メーティオン達に何が起きたのか知る事も今後について指示を出す事も出来なくなる。
エメトセルクがどうにかして奴を捕獲するぞと言った。
ヘルメスの様子が気になる。何か考えてる?
エメトセルクがただ探すだけでは後手に回るから別の手が必要だと言ってる。
ここまで追いかけっこする前にそれは気付いてほしかったな。
ヒュトロダエウスはこんな事になるなら先にメーティオンのイデアを登録して貰えばよかったと話した。
後から創った個体を共有意識に繋げる方法があれば、だけどらしい。
イデアさえあれば簡単に他の人でも創れるけど共有意識に繋ぐのは無理そうだよね。
ヴェーネスは言った。
終末の災厄は星の外からのデュナミスによるエーテルの侵食だ。絶望、恐怖、不安などの負の感情がそれを促進する。
嫌なピースが揃ってきたからあの子の確保を急ごうって。
多分ここから終末が始まるんだわ。
ヘルメスはメーティオンが他の星の生命からどんな想いを受け取ったのか気にしてる。
そうか、彼には聞こえなかったんだ。負の感情しか受け取ってないよ、あの子。
教えてあげた方がいいのかな。
ヘルメスはそれを聞かせるのを何故拒むのか、自分がそれを本当に聞き届けなくていいのか悩んでる。
こんな時に考え事を、まずはメーティオンを探そうと言ってるけど、メーティオンが何故ヘルメスに教えたがらないのか少しでも想像しなよ。
メーティオンの声が聞こえなくても分かりそうなものじゃない。
友好的でない生物に会った場合に備えて用意してた迷彩をメーティオンは利用して逃げてる。
例え声が聞こえなくてもこの事実だけで、会った相手に負の感情をぶつけられた、もしくは攻撃されたっていう想像が出来ないのは何故なの?
想像力が欠如し過ぎてる。
ヒュトロダエウスがメーティオンの姿が見えなくなってるのは意図的にエーテルを薄くして迷彩のようにしてるからだから、最初に私に会った時のようにエーテルを分け与えれば迷彩を解除出来るんじゃないかと言った。
じゃあエーテルを与えるのはエメトセルクの役目だな。
エメトセルクはどこにいるのか分からない相手にはその補強術は使えないと言った。
だから私とエメトセルクで協力する。
私がさっきみたいに大まかな位置を探し当てて、エメトセルクはそれに同行してエーテルを注いで迷彩を破る。
ヴェーネスもそれが名案だと言った。彼女が逃げ込んだこの先は行き止まりのレーテー海。
姿さえ見えれば行き先に回り込める事も出来るって。
4人も優秀な古代人がいるものね。
ではこれが最後の鬼ごっこになるのかな。
私とエメトセルクは彼女を追いかける。
他の人は彼女の移動経路が見えたら先回りをする。
ヒュトロダエウスとエメトセルクが互いのエーテルを視て連携を取る。便利だな。
エメトセルクは即座に魔法をかけられるようにしておくから道中に雑魚に絡まれたら私に対処を任すって。
ではチョコボを呼んでおこうか。
しかも同行イベントじゃんー。
道の先の分かりやすい所に探索ポイントがあった。
『翔べない!自我のシャットダウンが近いから!?』
少なくともメーティオンは飛んで逃げる事はなくなった。
『だったら隠れなきゃ……みんなに見つからないところへ!』
次はかくれんぼか。もう疲れたよ。
泉の中に入ったらしい。また水の中か。
こんな緊迫した状況なのにトークスポットがあるわ。
足場について話した。
ここから岸沿いの岩を伝っていけば難なく滝の下に行けそうだって。
「いいか、飛び降りるだなんて真似、絶対にするなよ。非常時でもやっていい事と悪い事がある。全身ずぶ濡れだなんて私は御免だ!」
ではご期待に応えて飛び降りようか。
任せろ。
滝が分からないから普通に泉の真ん中に行った。
蛍が綺麗ね。探索ポイントがあった。
『お願い、気付かないで、通り過ぎて……!』
心の声が聞こえるって便利ね。気付いちゃったわ、ごめんね。
鬼ごっこもかくれんぼももうおしまいよ。
エメトセルクにメーティオンの場所を示した。
エメトセルクが指を鳴らすとメーティオンの姿が見えた。
『姿が……消せない!?』
メーティオンが戸惑ってる。そんな彼女に呼びかける。
「逃げなくて大丈夫だ、メーティオン!」
「どんな話でも自分達は聞く!」←
『Misoni、何が言ったの?もうよく聞こえない』
え、ちょっと、割といい事言ったじゃん、私。ちゃんと聞いててほしい。
『私じゃ「これ」を止められないの。だからどうか逃げさせて。私とみんなを引き離して……』
ああ。話せないだけじゃないのか。メーティオン自身がもう終末のきっかけの装置か何かにされてるんだ、きっと。
それで自分をどこかに隠すか隔離しなきゃっていう気持ちになってるのね、多分。
『せめて告げない事でしか私はみんなを……』
それはちゃんと教えて行ってほしい。
エメトセルクがこれでヒュトロダエウス達にもメーティオンが見えるようになったから、彼らが回り込んで私達がそこまでメーティオンを追い込むだけだと言った。
追い込むって言い方があまり良くないわね。
同行がまだ解除されない。私達の協力関係はまだ続くらしい。
こんな緊迫した状況なのにトークスポット2個目がある。
ナビらしき魔法装置について話した。
他の物と比べて手入れがされてないからあまり使われてないらしい。
メーティオンがこれを使った形跡は無いから無視してあいつを追うぞ!だって。
そのすぐ側の探索ポイントが目的地だった。
エメトセルクがメーティオンを見つけた。結構遠いな。
次の探索ポイントで私がメーティオンを見つけた。
泉の上の桟橋を走っていってる。遠いな。
じっと見ていたエメトセルクが「なるほど、そこか!」と呟いた。
私はこのままメーティオンを追って泉の中央の東屋に追い込めとエメトセルクに言われた。
エメトセルクが指を鳴らすと飛行獣が出てきた。
逃げるメーティオンの前に飛行獣で立ち塞がる。後ろからは私が追ってきてるのを見てメーティオンは東屋の方に逃げた。
そこには他の3人がいた。ヘルメスが話をさせてくれと言った。
不安そうな顔だったメーティオンが一度目を閉じると顔つきが鋭く変わった。いつものメーティオンじゃない。
『ああ……ごめんなさい、ごめんなさい、ヘルメス、みんな』
私の方に振り返ったメーティオンは目を閉じてた。
『この声が最後に誰かに届くなら、お願い!』
届いてるよ、ここに。私に。
『みんなを……護って……』
メーティオンが泣いてた。
また目を閉じると自我をシャットダウンして共有意識へ接続してた。
星々の調査が完了したから報告するって。
皆黙ってる。
メーティオンの全個体が今回目的としていた星々に到着して、ヘルメスから預かった問いへの回答を求めて知的生命との接触を試みた。
それぞれの星における結果を識別番号順に伝える。
1番目のエーナ。
文明形成の痕跡はあり住居とおぼしき建物はあるけど現存生命はなし。
2番目のディオ。
大破した建物の残骸が点在し地表は氷に覆われて生命は検知出来ない。
3番目のトゥリア。
都市と呼べる住居集合体が現存する。知的「生命」は存在しないが思念体が残留している。
ここまで全部何かに滅ぼされたような感じなのが気になるな?
建物はあるのに生命がいないというのが共通してる。
4番目のテーセラ。
住居らしき建物はあるけど現存生命はなし。疫病か汚染が死滅の原因と推測。
ヘルメスが生きてる者は誰もいないのかと言ってるけどまだ4番目だしね。
その割には共通点が多すぎるけど。
8番目のオクト。
全土で大規模な戦闘中。住民と接触出来るけど彼らはまもなく破壊兵器により全滅。
今まさに滅んでるんじゃん……。
9番目のエンネア。
一面の砂漠で植物のような生命も無い。
砂の中に比較的アーテリスの人に近い形状の骨が多数存在。
エメトセルクがヘルメスにメーティオンに託した問いは何だっか改めて尋ねた。
生きる理由を、命の意味をどう考えるか。
エメトセルクはその問いの前提が間違っていたらどうなるか尋ねた。
生きる理由も、命の意味も、生きていればこそ、それを望んでるから答えられる。
もし、メーティオンがどれだけ翔んでも生きている者がいなかったら、生きたいなどと望んでいる者が誰1人としていなかったとしたら、メーティオンはこの星にどんな答えを持ち帰ってくるのか。
ヘルメスが顔を伏せた。
ヴェーネスがメーティオンに探索を中断して全員帰還しろと言った。
メーティオンはまだ報告を続ける。
15番目のデカペンデ。特定の個体を神子として文化の中核としていたが神子の暴動で全滅。
メーティオンにそれを語った神子本人も問いを提示したら回答と称して自害した。
この星が1番キツいな。
メーティオンはヴェーネスの言葉を聞いてない。
エメトセルクはメーティオンをアーモロートに連れて行って、この子を足がかりにして一連の個体を回収する手立てを考える必要があると言った。
自分で帰ってきてくれればいいんだけどな。
ヘルメスもそれに賛同した。
ヘルメスがメーティオンの前にしゃがみ込む。
「メーティオン、自分は……自分は、君が今直面している答えを切り捨てていいのか?」
ヘルメスはメーティオンの笑顔を思い出す。
「切り捨てられても仕方のない想いをそれでも聞いてほしいと願っていたのは誰だった?」
名前忘れたけど暴走してた獣を還した時だな、これ。
「ああ。どんな答えが届いたとしても頭ごなしに否定したりしない。そう言ったのは確かに自分だった」
ヘルメスは立ち上がると杖を出した。
転身した。なんかラスボスみたいな形してるな。
エメトセルクのハーデスの姿と似てるし。
エメトセルクが何のつもりだと言った。本当だよ。何のつもりだよ。
彼女の報告が終わってないからメーティオンをまだ連れて行かせないとヘルメスは言った。
声もハーデスみたいなエコーかかってるわ。
全てを聞いてどうするかを決めるのはその後だとヘルメスは話した。邪魔をしないでくれとも。
攻撃波みたいなのを出した後、ヘルメスはメーティオンを抱えて文字通り飛んで行ってしまった。
エメトセルクが「大馬鹿者め」と呟く。本当だよ。バカだよ。ちゃんと話を聞くのに。
あと馬鹿っていうのはエメトセルクにも言いたい。
メーティオンを連れて行くとかあそこで言うべきじゃなかった。
メーティオンが苦しんでたのは何故なんだろう。
滅びる知的生命の苦しさや熱さや辛さを受け取ってたの?
メーティオン達が行った星には生きてる生命は無かった。
その報告をアーテリスにいたメーティオンが全部一気に受け取ったから自我が耐えきれなかったのかしら。
でも、メーティオンの自我は皆を護ってと最後に言ってた。
これまでの報告では出てこなかったけど侵略してくる何かはいるのかもしれない。
ヒュトロダエウスは黙ってる。
ヴェーネスはヘルメスがメーティオンの報告を聞くだけならそれは彼に許された時間だと話した。
でも報告を受けて何かしらの判断を下す時に世界の命運を分ける瞬間となりかねないから、自分達はそこに、必ず立ち会わなきゃならないと言った。
ヴェーネスのこの考えはちょっと傲慢だと思う。全知全能の神にでもなったつもりか。
世界の命運を担うのに自分も含まれてると考えてしまえるのがやっぱりこの人ハイデリンなんだよなー。
エメトセルクはヘルメスにどうしてだと叫んでた。
「何故お前は「それだけのもの」を捨て置けない……!」
それがヘルメスという人間だからだよ。
創造生物をエーテルに戻す事を悼み、他所の星の生命が生きる理由を聞き届けようとする。
「そんな事をしなければ、お前はこの善き世界から零れ落ちる事はなかった。誰もがそうであるように幸せでいられたろうに!」
エメトセルクも傲慢だな。その考え自体がヘルメスに対する押し付けだよ。
ヘルメスの幸せはヘルメスが決める。彼は創造生物をエーテルに戻す事は死を与える事だと思ってた。
一度生まれた命は命だから軽んじる事を出来ない人。
創られた命でも愛せる人だから、優しすぎる人で、それは古代人の普通の感覚と違うだろうけど、だからと言ってそうじゃなければ幸せでいられたなんて他人が言っていいものじゃない。
ちょっとエメトセルク殴っていい?
「お前には理解出来るのか?ヘルメスの想いが……考えが……」
貴方よりはね。エメトセルクよりはヘルメスの方の考えに近いし。
ヒュトロダエウスがずっと黙ってたのはエーテルを追ってたみたい。ヘルメスはヒュペルボレア造物院に向かったって。
わー。それIDだからID開放の気配がしますー。やだー。ヘルメスともメーティオンとも戦うのやだー。
あの中は亜空間だから流石のヒュトロダエウスでも追いきれないけど、飛び込んだ位置からして最上層にいると思うって。
その位置は完全にラスボスじゃん。
嫌だー。戦いたくないー。やめてほしい。ほんとやめろ。
ヒュトロダエウスに追いかけるか聞かれたらエメトセルクが当然だと言った。
ヘルメスの考えがどうであれ脅威となりうるメーティオンはこちらの管理下に置く必要があるから。
ヘルメスはエメトセルクがそういう態度だから一度は頷いたのに逃げちゃったんじゃ?
「星がために人を導く十四人委員会としてこの決定は譲れない」
エメトセルクのカタブツめ。
ヒュトロダエウスに私とヴェーネスもそれでいいのか聞かれた。私は戦いたくないです。
ヴェーネスは現状では極めて危ういけどメーティオンが終末を起こすという決定的な決め手が無いから真実を知る為にも一緒に行くって。
あの状態のメーティオンとヘルメスもほっとけないから。
そうなのよね。戦わないのならあの2人の事が心配なのは事実なのよ。
皆でヒュペルボレア造物院に行く事になった。
造物院の前に古代人がいっぱいいる。黒いローブが沢山いるのも圧巻だね。
そういえば私、しばらくローブ着るの忘れてたな。
エメトセルクはこの騒ぎに嫌な予感がすると言った。
ヒュトロダエウスによると何だか職員達が出てきてるみたい。
職員は見てる範囲では異常は無かったけど誰か知らないかと聞いてる。
ヴェーネスに話しかけたらムビだった。
ヴェーネスが造物院の職員にここで何かあったのか尋ねた。
唐突に警報が鳴り院内が警戒態勢に移行した。
それでひとまず外に避難した。
ヘルメスがやったんだろうとエメトセルクとヒュトロダエウスは頷き合った。
警戒態勢は創造生物が脱走した場合を想定して院内全てに鈍化の魔法がかかった状態。
あらやだ、動くの大変そう。行きたくない。
職員や観察者は効果を受けないようになっているけどそれ以外は創造生物だろうと人だろうと動きが鈍り能力が制限される。
最初からデバフ付いてるIDなの、ヒュペルって。めんどくさい。
ヒュトロダエウスはヘルメスに火急の用事があるから勝手に出入りするかもしれないけど心配は無用だよ、と言う。
とは言えここまでなりふり構わず侵入を拒んでいるとなると、他にも妨害を仕掛けられてるかもしれないとヒュトロダエウスは話す。
こちらは鈍化魔法の対象だから本領発揮も出来ない。
「まあワタシ、どのみち視る事以外は役に立たないんだけど!」
ヒュトロダエウスがおどけた。
エメトセルクはその眼を役立てろと言った。弱点を射抜くのならそこそこ得意なのだからと。
「ええー?キミの基準で「得意」とか言われても困るんだけど……」
エメトセルクの基準高そうね。
ヴェーネスが出来る戦い方をしてもらえれば、あとは自分が私達に合わせると言った。
ヴェーネスはオールラウンダーなのね。多分貴女タンクになります。
もうこれ完全にID前の人達の会話ですね。
「これでも元アゼムですので。護り手、攻め手、癒し手のいずれであろうと……抜かりなく」
分かりやすく説明してくれてありがとう!
そこに現エメトセルクもいるけど彼もオールラウンダーなのかな?
ヒュトロダエウスが頼もしいと言った。
「ほらエメトセルク、キミも威厳を見せるところだよ!
キミの十八番と言えば大魔法をドッカドッカと放つ事だけど、器用だし、その力を護りの方にも回せるでしょ?」
えっこれエメトセルクはタンクも出来るの?見たい。大魔法ドッカドッカのエメトセルクも、タンクやるエメトセルクもどちらも見たい。
「ハァ!?いやまあ、やれないことも……ないが……」
「よしきた!これで大抵の事は何とかなりそうだね」
ヒュトロダエウス明るいな。ピクニックにでも行くみたいね。
エメトセルクは頭を押さえた。
ヴェーネスが采配を私に任せるって。
ヘルメスに拒まれても彼とメーティオンの所に辿り着こうと言われた。
お互いの未来の為に。
エメトセルク
「お前を拾ったせいで妙な事に巻き込まれたが、まあ……結果として得るものはあった。
デュナミスという未知の力の存在……それが想いによって作用し、状況によってはエーテルを侵食するほどの力になる事……。
お前の話を信じるかどうかは別として、それらの真実そのものは議論の対象となっていくだろう。
だからこそ私が今すべき事はひとつ。十四人委員会の一員として必ずメーティオンを回収する。それをしまい込んでいるヘルメスごとな」
デュナミスという存在を十四人委員会が知ったのならこの世界は終末を回避できるのかな?
私達の未来とは違う未来を歩む事になるのか、結局世界は14に分かたれるのか。どうなんだろ。
ヴェーネス
「メーティオンが集めた答えを受け取るのが別の者だったなら、他の星の生命が何を言ったとしても「私達はこれで幸せなのだ」と返したでしょう。
けれどヘルメスはその幸せに異を唱えた。現状が完璧ではないと考えたからこそ天の彼方に見解を求めたのです。
……彼の苦悩はわからないでもありません。私も世界の流れに反して「死にぞこなった」者ですから。
それでも、少なくとも私にとっては、例え完璧でなくともこの世界は美しく愛しい。だから私は星の滅びを防ぎたいのです」
完璧じゃなくても美しい世界はあるし、完璧じゃないからこそ愛せるというものもあるよね。
ヒュトロダエウス
「ヘルメスは最上階にいるだろうって言ったけど、造物院の中を移動するのはそう簡単な事じゃない。
さっきも言った通り複数の空間が繋ぎ合わされて、外観からは想像できないほど広大になっているからね。
でも大丈夫、エメトセルクがいるし、ヴェーネス様がいる。一応おまけでワタシもね?
だから心配せず行こう、Misoni」
私にとっては貴方はオマケじゃなくて本命だけど。
ヒュトロダエウスと一緒に戦える未来があるなんて思ってなかった。ここは過去だけど。
構成を見てみた。
ヒュトロダエウスがDPS、エメトセルクがタンクとDPS、ヴェーネスがオールラウンダー。
ヴェーネスの役職が本当にオールラウンダーだ。
エメトセルクは第3の座、ヒュトロダエウスは名前違うけど詩人だね。
さて。エメトセルクがタンクで私が学者で行こうかな。
タンヒラコンビの連携は上手く行くでしょうか。
2022年8月14日