昨年10月に設立された、「迷宮バハムート」の探索隊。
FC「kuma」と盟友「COF」を中心に結成され、スローペースながらも独自の方法でいくつもの難関を越えてきた。
ハウジング実装に伴いkumaのメンバーのみでの活動となり、募集に費やす時間や極蛮神・クリタワ等の追加コンテンツに力を入れたため、探索隊の活動も週1程度になり、活動意欲も失われつつあった。
が、同時に探索過程で新しいナカーマも確実に増えていった。
そんな中、急遽探索隊隊長のゆらことワタシが1ヶ月の入院が決まり、奇しくもその時期は侵攻編や極リヴァといった大型追加パッチの時期と重なってしまった。
後事を首領・りん氏に託し、復帰した一ヶ月後、私が右も左もわからなくまるで迷子のようだったことは言うまでもない。
見たこともない装備、複雑なシステム、なにから手を付けていいかわからないほどの追加コンテンツやストーリーに、諦めに近いような感覚を感じた。
だが、探索隊のみんなはそこで待っていてくれた。
探索隊の活動に欠かせない補給班(つまりFCメンバー)も、みたこともない畑に水を巻きながら「おかえり」と笑顔で、迎えてくれた。
入院中に人間性を欠き、亡者となっていたわたしであったが、探索隊のみなの殴る蹴るのリハビリの甲斐あって順調に回復に向かい、ついに探索隊再決起の時を迎えた。
不在の間になぜ探索活動をしなかったのか質問したとき、多くの隊員が「別に興味なくて」と答えた。
それが嘘なのは知っている。
彼らは特定の攻略方法や肥える力などに甘んじる性格ではない。いつもどるかもわからない私を待っていてくれたのだ。
また一緒に「やったー!」と歓喜の声を上げるために。
私 「(そうか… 待っていてくれたのか。)やはり俺の力が必要だったのか。 この 飛 龍 の 槍 が!」
隊員「あ、剣で」
再決起した探索隊の勢いはとどまることを知らず、わずか2週間と少しで侵攻編とよばれる地の第3層まで到達した。
もちろん、独自のやり方であるため、助っ人して参加してくれた冒険者に「こんなやり方みたことない」と呆れられることも少なくなかった。
それでも私たちは進み続けた。ハチミツだらけになろうと、裸の巨体にブン殴られようとも、毛根の太い召喚士に石にされようとも。
探索地第3層も、調査開始からわずか3時間程度で全ての罠をかいくぐり、通称「時間切れ」とよばれるところに達した。
だがついに大きな壁にぶち当たった。
それは「絶対的盾役者の存在」と「火力不足」だった。
私自身、よく冒険者専用掲示板で「固定盾募集」という求人情報を目にするし、盾の求人情報ははるか以前からよく見かけていた。
ラーメンマンのもとへ修行に赴いていたリダシロウに何度帰還要請を出そうと思ったことか…
しかし天機は訪れた。
ルガ・裸・戦士と三拍子揃った最強の役者が私たちのもとへ馳せ参じてくれたのだ。
なにより探索進行度も私たちと同じ。隊員(学者)「キタ 勝ち確」
残るは火力 だがしかし、はじめての時間切れのときは突破率(ボスの残り体力)約20%(=約20万HP)。
ふっふっふ… わが探索隊はまだ切り札をとってあるのだ。(飯、劇毒薬、霊薬)
さあ、隊員たちよ、もてる力を出し切るがいい。
…結果は残り18%
「縮んどるぞー!しっかりせんかい!」
探索隊の隊員たちは世界各地へと修行に赴いた。
そして昨日。
首領不在ではあったが、修行の成果を見せてくれ、とむかった第3層。
驚くことにたった一日の修行で砲撃部隊の火力は段違いに向上し、残り7%まで到達した。
そして導き出された必勝の案。隊員(学者)「キタ 勝ち確」
おまえらすげえよ。感激したよ。
今日いこうぜ、一緒にスピードの向こう側に…!
俺も本気出すぜ!
竜 騎 士 で