前回はこちら。昨日7/2の14時半ころに低温熟成すべく捏ねた(というかまとめた)生地を冷蔵庫に入れ、一次発酵スタートさせましたが、この
低温長時間発酵は7~24時間ほど行うもの。
そして翌7/3(つまり今日)、私は8時半から15時半ころまで仕事で不在。
そう。24時間オーバーするのである。多少オーバーしたところで大差なかろうと思いつつ、何しろ作り慣れないものなので、イレギュラーは省きたい。ついでに言うなら
二次発酵も常温で4~5時間、オーブンレンジなどの発酵機能を使って35度3時間ほどかかると来ると、仕事終わってから取り掛かるならば食べるのが夜中になってしまう。それは避けたい。
なので、朝4時過ぎに起きて作業したよ☆バカじゃないの?ともあれ、14時間ほどの一次発酵を終えた生地を取り出してみることに。
……発酵してんだかしてねんだかわかんねえなこれ横から見てもわからない。
いずれにしても作業進めにゃならんので、打ち粉を振って型から取り出し、三つ折りにして綴じ目をつまんで閉z……
べたべたし過ぎて無理だが?さらにこの後生地を引っ張って丸めてつるりとさせるとか無理だが???
ライ麦粉がそういうものなのは知ってるけど、これ油脂を足すことでもっと扱いやすい生地になるんだろうか……わからん……さっぱりわからん……
そんなわからんものをどうにか丸めて型に入れたのがこちら。
これが限界。調理師にはLB3がないので限界を超えられない。
そんでこの後はオーブンで二次発酵を行うのである。
←35度1時間後 35度2時間半後→
膨らんだから良しとしよう。二次発酵の後半からオーブンレンジを220度で予熱はじめ、30分の焼成。
←焼成10分後 焼成20分後→
焼けてはいるが、あまり変わりない感じ。映りこんでいるなにかは気にしないでほしい。
そして30分、ついに焼き上がりである!
\デーン!/なおファーストインプレッションは
「重たい」「固い」でしたね!
いや、型から取り出したら「ガンッ」って言ったのよ「ガンッ」って。パンが型から取り出されるときの擬音じゃなくない? あ、型離れはとてもよかったです。最近の加工技術はすごい。
そして網の上でしばらく冷まし、粗熱が取れたところで1度目の実食!まずはプレーンの方から。まだほのかに温かい。……素朴……実に素朴な……割としっかりした酸味があり、皮は結構しっかり固く、内部はもちもちしている。シンプル過ぎる味ではあるけどまあ普通に食べられる。腹持ちがよさそう。それこそチーズ塗ってワインのつまみとかにいいと思う。
そしていよいよ賢人パンである。色味なんかは作中のものと近いかな……もぐ……うん……
結論から言うと、
ここまで言われるほどじゃないただ、うまいかというとそうでもないのも事実好んで食いたいというものでもないといったところ。
割としっかり目の酸味があるのはプレーンと一緒。しかし
噛みちぎり、咀嚼し始めると口の中で不協和音が鳴り響く。魚……魚がうるさい……ほうれん草とにんじんの要素は味には感じないが、生地には影響しているのか、プレーンに比べてもちゃ……としている。食べられなくはない、という感じ。好んで食べたいものではない。(二度目)
あとなんか飲みこんだ後も喉に何かいるような感じする。
と。ここまでが朝の出来事。仕事から帰り、ふろに入って一休みしたので、
やるぜ二回戦☆完全に冷めた賢人パンを実食!バカなの?だってほら、焼きたてがおいしいっていうじゃん。てことは
完全に冷めてからの方が普段のありのままの姿ってことじゃん。用意しましたのはこちら。
※上と右のはダメだった時の助っ人です。
朝と同じく、まずはプレーンから。……酸味がひときわ強く主張してるけど、まあそのくらいで特に問題はない。そのまま何もつけずとも行ける。
そして、賢人パンを……賢人、パンを…………おやおや?いや、うーんと、なんていうか……
口の中が不協和音というかカオスというか、
えぐみやらの雑な風味がマシマシで咀嚼して飲み込むのにちょっと気合とエネルギーがいる感じ。牛乳で流し込めばまだましかなーという感じ。
ただ、食べられないというわけではない。他に選択肢がなければ食うしかないだろう。せっかくなのでさっきの助っ人たちにもご登場願おう。賢人たちはそのままだと食べづらいからサンドイッチにしたりしてたっていうし。
ていうか手軽に栄養を摂れるようにってコンセプトなのに、サンドイッチにして何とか食ってるっていうのは設計ミスじゃない? などと思いつつ、……うん。
結論:クリームチーズをたっぷり塗って賢人パンの味を覆い隠せば食える(あたりまえ体操)(クリームチーズで倒せることが判明したためスモークサーモンはわさび醤油でつまみになります)
あとプレーンの方と比べてもちっと感が薄く、ぽそぽそしてる感じがあるので、何か飲み物と合わせて(そして流し込んで)食べた方がよさそう。あるいは何らかのスープに浸して食べる。
それにしてもすごいな……NPCたちの
「あんまり美味しくないのが正解」
「話しながら食べたらまず間違いなく喉を詰まらせる」
「栄養価を上げるために魚や野菜の粉末を練り込んでいることで、なんとも形容しがたい風味が鼻に抜ける」の通りだったわ。
なんとも形容しがたい風味については、鼻に抜けるだけじゃなくて舌の上にもしばらく居座りやがりますけどね。でね? あともう一切れあるわけじゃないですか。
せっかくなんで軽くトーストしてみました☆とりあえず180度で1分。トーストするというよりは温める感じで、サイズが小さいからかにおいはさほどしない。強いて言えばプレーンの方は酸味を感じる香りが、賢人パンからは雑味の混じった酸っぱさを感じる。
味も、プレーンはほとんど変わらない。
賢人パンは表面を軽く炙られたからか、より一層魚の力強さを感じる。私の力不足でニシン魚粉をパウダー状にまで粉砕できなかったからである。いや無理だよアレは。頑張った方だよ。
なんでパン作るのに身欠きにしん買ってきて戻して低温でじっくりローストしてから粉砕するのよ。意味が分からないよ。まあ……うん……食べ慣れてて「そんなもん」という認識がすでに確立されてるならともかく、何もわからずに食べさせられたら
やっぱりこうなるかもしれない。おわり改良型賢人パンはいつかそのうちやるかもしれないのでニシン魚粉は冷凍しておきますね