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ショートストーリー設定解説『われわれ』

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「古物商のおそうじ編」目次&登場人物紹介&用語解説







本作の古物商が『本当に』所属する組織。

アーテリスのいかなる国家にも知られていないため、エンサイクロペディアの類にも載ることはない。

その本質は、古物商組合により運営される亡命斡旋組織である。



惑星アーテリスの歴史上、亡命と呼ばれる行為がいつ最初に発生したかは諸説ある。

ただ、亡命が飛躍的に増大したのはガレマール帝国の成立時というのは研究者たちの一致した意見である。

共和制から帝制への移行はガレアンの多大なる支持を受けたとはいえ、官民問わず反対者も少なくはなかった。

そうした者達に対し初代皇帝ソル・ゾス・ガルヴァスはお世辞にも寛容とはいえなかったため、亡命が相次ぐこととなったわけである。



亡命といっても、身一つで逃げるだけならさほど難しくはなかった。たとえガレマール帝国からでも。

問題は財産をどうやって持ち出すかであった。

ガレマール帝国に限らず、いかなる時代のどこの政府でも金銀財宝の類を持ち出すのをどうぞどうぞと推奨はしてくれなかったし、そもそも財産が不動産や鉱山等だったらどうするのかといった問題もあった。

また財産抱えて逃げる途中で盗賊の類に襲われる懸念もあった。

さらには、亡命先をどこにするか、亡命先での住処・生活の糧・現地政府の受け入れ等々、いずれも簡単にはいかなかった。



こうした需要に応えるようになったのが古物商であった。

彼らなら財産の現金化などお手のものであり、また古物の融通のためのネットワークは国の枠を超えていた。

現地政府の高官に彼らの顧客がいることもあって、受け入れ交渉もお手のものであった。

また、客が亡命し終われば組織と関係が切れるのかというとそうではなく、そもそも古物商としての顧客であるため、亡命後も色々と保護のための活動を行う。

その活動には亡命元の国からの刺客の除去すら含まれるが、あくまでも顧客を護るのが目的である。

亡命元の国の政府転覆などには決して手を貸さない。



とはいってもそうした亡命斡旋事業は、あくまで各古物商それぞれの個人的事業の枠を超えるものではなかった。

が、ガレマール帝国の成立とそれに伴う亡命希望者激増で事情が変わった。

その影響を最も大きく受けたのは、、ひんがしの国の貿易港、、クガネであった。



ガレマール帝国から財産を担いで亡命を図る者はたいていガレマールの古物商を頼ることになる。

そこでガレマールの古物商はどうするかというと、クガネの古物商にコンタクトを取る。

ガレマール帝国は少なからぬ国々と戦争状態に入っていたため、帝国外へと逃げるにはまず帝国と国交が維持されている国を経由するのが確実である。

そして、クガネであれば、そこから各国へ向かうのも容易い。

そんなわけで必然的にクガネが亡命拠点のようになってきたのだ。



が、いくら貿易港クガネとはいえ、亡命者らしき者達が多くなれば、さすがに目立つ。

そして、亡命者を許容しているかのように見られるのは、ひんがしの国にとって好ましいことではなかった。

ひんがしの国はガレマール帝国からの圧力を跳ね除けられるほど強大ではなかったからだ。



そこで、当時クガネ随一の古物商は一計を案じた。

クガネ奉行所に対しては、亡命者を門前払いしとにかく知らぬ存ぜぬを決め込むように要請した。

あとはクガネ奉行所は勿論ひんがしの国にも迷惑はかけませぬから、と。



そして、その古物商のもとで亡命活動を仕切っていた番頭格の人物に指図し、亡命斡旋組織を作らせた。

その組織の構成員はクガネ古物商組合や古物商組合全国連合会の事務方の肩書で動き、秘密裏に亡命作戦を遂行するようになったのである。

これはクガネやひんがしの国の役人を巻き込まずに済むだけでなく、亡命を図る顧客と古物商との関係を覆い隠すのにも役立った。



冒険者居住区シロガネができると、そこの事務方に組織の構成員が入り込み、やがて組織の本部機能自体をシロガネに移してしまった。

これは、冒険者居住区であれば外国人が出入りしても何ら不自然ではないため、ひんがしの国と無関係を装うのも容易となり、亡命活動の拠点にはうってつけだったためである。

エオルゼア諸国に冒険者居住区が設置された際も同様に冒険者居住区に本部機能を置いている。



組織は基本的に各地の古物商組合の傘下として存在する。

古物商組合の理事会が最高指揮権を持ち、組織の構成員は古物商組合または冒険者居住区の事務方の肩書を表の役職として活動する。

なのでクガネとエオルゼア諸国とでそれぞれ古物商組合が別個に存在するのと同様、組織も別個に存在する。

ただしその規模は各地まちまちであり、クガネのように特殊工作員まで抱えた大規模なところもあれば、ひんがしの国の各諸国のように連絡員数名だけというところもある。

組織の経費は創設初期の頃や小規模組織の場合は古物商組合の事務方経費の一部だが、冒険者居住区ができると古物商組合がそこの権益を握ったため、クガネやエオルゼア4国では冒険者居住区からの利益だけで運営できている。



発祥の地ということもありまた古物商組合全国連合会の所在地でもあるため、クガネの組織が総本部的な扱いを受けている。

ただ全国連合会同様取りまとめと連絡役ぐらいしかしておらず、全国の組織に命令権があるわけではない。



組織には特に名前も付かず、クガネの構成員は「うちら」「わてら」としか自称しなかった。

やがてエオルゼア方面に組織が広がった際も構成員は『われわれ』と自称している。

このため、”自分達”を意味する言葉がいつのまにか組織の名称のようになってしまっている。
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