FF14TTRPGやろうぜ!
おまえGMな!! 以前
FF14は知らないけれどFF14TTRPGには興味があるTRPGプレイヤー向け記事を書きましたが、今回はFF14はやってるけれどもTRPGはよくわからないという方向け記事です。
飽くまで
FF14TTRPGを遊ぶ上でのざっくり解説なので、こういう例外もあるじゃん!(※)的な話についてはややこしくなるので今回は省略しております。ご了承ください。
※「ダイスじゃなくてトランプを使うシステムもあるよ!」「GM不要のシステムもあるよ!」etc...
~そもそもTRPGって何?~ゲーム参加者は物語の進行役であるゲームマスターと、
冒険者を操作するプレイヤーに分かれ、
仲間との会話を楽しみ、サイコロの出目に祈りを捧げながら、
協力して新たな冒険譚を紡いでいくことになる。
このゲームでは勝敗を決めるのではなく、
参加者全員が楽しい時間を共有することこそが目的なのだ。
FINAL FANTASY XIV TRPG 公式サイトより 公式Twitterアカウント等にて公開されているこちらの漫画が一番わかりやすいです。 TRPGは「テーブルトークロールプレイングゲーム」または「テーブルトップロールプレイングゲーム」の略で、ボードゲームなどと同じアナログゲームの一種です。
進行役であるGM(ゲームマスター)と参加者であるPL (プレイヤー)に分かれ、PLは事前に能力値などを設定しておいたPC (プレイヤーキャラクター)を操作して遊ぶゲームです。
TRPGで特徴なのは、
乱数としてサイコロを用いるところです。
例えば敵との戦闘で与えるダメージや、事件の情報を知っているであろう人間から情報を聞き出せるか否かといった行動の成否。そういった結
果が不明な行動を行う際にはサイコロを振りその出目によって数値の大小や結果の成否を判定します。
当然比較的容易な行動であればよほど悪い出目ない限りは成功するように設定(6面サイコロを2つ振って、合計値が4以上なら成功扱い等)されますし、その逆もまた然り。
つまりは
運任せで成功したり失敗したりを繰り返しながら各々目標に向かって行き、その結果が物語になっていくという遊び……だと自分は思っています。
PC達の状況や目標、想定される大まかなストーリーといった敵のデータが掲載されたシナリオというものがあり、公式サイトに公開されていたりルールブックに収録されていたり或いはプレイヤーが各自で作ったりしているので、基本的にはそれに沿ってゲームは進行していきます。
~遊ぶのには何が必要なの?~ 友達。 真面目な話をすると、
FF14TTRPGの場合は公式サイトにて無料版ルールブックが公開されているのでぶっちゃけルールブックを買わなくても遊べます。
ただルールブックにはアイテムのデータがあったり色んなジョブやレベルのデータが収録されていたりするので、
特にGMはルールブックを持っていた方がより幅広い遊び方ができます。 それより問題は一緒に遊ぶ友達です。
FF14TTRPGの場合は現在公式から公開されているシナリオは基本的にGM1人+PL2~4人を想定しています。
昔はコンベンションなどで実際に集まって遊ぶ
オフラインセッションという形態が一般的だったようですが、現在は
ココフォリアなどのTRPG支援サイトがいくつも存在しており、ここでサイコロを振って出目のデータや画像などをリアルタイムに共有する
オフラインセッションの方が全体的な数としては圧倒的に多い……はずです、多分。
オフラインセッションの場合はdiscordなどの通話アプリを併用して行う
ボイスセッション、チャットのみを使用して行う
テキストセッションに大別されます。
プレイ時間はシナリオやダイスの出目にもよりますが、公式シナリオの場合ですとオフラインセッションやボイスセッションであれば5時間程度、テキストセッションの場合ですと10時間程度が目安となります。
まぁぶっちゃけ、
なんだかんだ言って高難易度の固定集めるよりは断然楽ではあります。
~現状の展開はどんな感じ?~・2024年6月29日に発売された
スターターセット・2024年11月23日に発売された
スタンダードルールブック・↑の豪華版に当たる
スタンダードルールブック デラックスエディション が発売しており、詳細な日時は未定ながら
シナリオ&ゲームマスターガイドの発売が決定しています。
前述の通り無料ルールブックとレベル30の戦士・白魔道士・竜騎士・黒魔道士・吟遊詩人のデータが無料公開されているので最低限のプレイはルールブックなしでも可能ですが、シナリオや他のジョブはもちろんのこと、サイコロを振って簡易的なキャラクター設定を決定したりアイテムデータや装備データなどが入っていたりと遊ぶ幅が大きく広がるので
特にGMはスタンダードルールブックを所持していることを推奨します。 スタンダードルールブックの内容は基本的なルールとシナリオ3遍、蒼天までに実装された13ジョブのレベル30/40/50/60データに加えて、アイテムの購入や装備の強化に関するルール、設定するプロフィールとそれに応じた追加ボーナスなどPCの個性を際立たせるルールが大きく追加されています。
今後発売予定のシナリオ&ゲームマスターガイドについては更なるシナリオ追加のほか、オリジナルシナリオを作る際に参考となるデータが多数収録予定とのことです。
正直エネミー関係のデータが現状不足しすぎていて、オリジナルシナリオを作る時の枷になってるのでほんと発売はよ……
なお紅蓮以降に実装されたジョブやレベル70以降のデータなどについては
今後の売り上げ次第で発売するか否かが決定するとのことです。~スターターセットとかデラックスエディションとかって正直どうなの?~ ぶっちゃけ遊ぶ分にはルールブックだけで十分じゃないかな、と思います。
公式サイトにある通りスターターセットにあるのは戦士、白魔道士、竜騎士、黒魔道士4ジョブのレベル30、40、50のデータとマーカーや予兆、マップやダイスなど。
デラックスエディションについてはスタンダードルールブックに加えてオフラインセッションの際に便利なダイストレイやマーカー、プレイヤーカードなどが付いてきます。
非常に出来はいいのでファングッズとしてはいいのですが、オンラインセッションに縁のない地方民としては飾りにしかならないなぁというのが正直なところ……
とはいえやっぱり
売り上げによってどこまで続くかが決まるので、応援の意味で購入するのも全然ありだと思います。繰り返しますがグッズとしての出来は非常に良いです。
特にスターターセットには全3話の続きもののオリジナルシナリオが収録されており、これがかなり楽しかったので興味がある方は是非。
〜で、結局面白いの?〜 スターターセット発売以降、フレンドと公式シナリオを何本か遊んでいるのですが
めっちゃ楽しいです。
特に戦闘周りはD&D第5版システムをベースにしつつ、ある程度判定周りは簡略化しつつもグダらないように設計されており、かなり洗練されている印象です。敵も味方もゴリゴリHPが削れる&回復します。何気にFF14未プレイのTRPGプレイヤーからの評判が良いところにも、システムの出来の良さが伺えますね。
そして何より、
一部を除いた各ジョブを動かしている時の手触りが異様にゲームの方とかなり近いです。電源ゲームとTRPGでシステムもだいぶ違うのに、やってて「あ!これやったことある!」と思わせてきます。凄い。
特に蒼天までに実装されたジョブに自分のメインジョブがある方は、是非自分のメインジョブで遊んでみることを強くお勧めします。
ただなぜか暗黒騎士だけなんか今まで見たことないタイプの暗黒を使います。確かにやってみるとめちゃくちゃ楽しいしFF14における闇の力というか星極性というか活性の力っぽい効果なんだけれども、なんだこれ……
システム関連もスタンダードルールブックでキャラごとの個性が出しやすくなりましたし、よく知ったエオルゼアながらも光の戦士とはまた別の視点で旅してみると、ゲーム内とはまた違った印象を感じられてそれもまた楽しいです。特にFF14プレイヤーには、初めてやるTRPGとしても非常におすすめのシステムだと思います。
〜ロールプレイってしなくちゃダメ?〜 卓のノリによりますが、
無理にしなくても良いです。 キャラになりきって「そんなこと絶対にするものですか!」などというのも良し「ではその提案に強い拒絶の意思を示します」という形でも良し。キャラの設定についても特に最初から決めず、サイコロの結果で決めたり話の流れでノリで適当につけたりしていっても楽しめるシステムです。
勿論作り込んだ設定のキャラクターを動かすのも楽しいですが、特に慣れないうちは過剰に作り込んでしまうとシナリオの展開とキャラの行動がミスマッチを起こす……ということもあるので、ある程度作ったら卓のノリで決めていくというのもアリかな、と思っていたりします。
(例えばやたらと特定のPCがラプトルに大ダメージを与えるので「こいつはラプトルに何かか恨みでもあるんじゃないか?」という話になったり、話の展開的にPCが競羽好きということにしておいた方がスムーズそうだと思ったら「じゃあこいつはギャンブル好きということにしておこう」とか、そんな感じ)
それにFF14TRPGは、というよりも自分はTRPGは全般的にそういう遊びだと思っているのですが、
わざわざ個性の強い設定や劇的な展開のシナリオを最初から用意していなくても、遊んでいるうちにPCの個性やその時そのメンバーだからこその冒険というものが勝手に出来上がっていくのが面白さだと思っています。
まぁそういう自分は手癖で灰汁の塊みたいなキャラを作りがちなのですが~色々説明されても実際に遊ぶ様子を見ないとわからない!~ ご存じの方も多いと思いますが、今年の14時間生放送のサブチャンネルにて実際にプレイの様子が配信されていました。
スターターセット等が発売後は発売元であるホビージャパンの公式チャンネルにて、定期的にセッションの様子が配信されています。
14時間生放送でのセッションの様子
5月31日にホビージャパンで配信されたセッションの様子
6月6日にホビージャパンで配信されたセッションの様子
6月27日にホビージャパンで配信されたセッションの様子
12月5日にホビージャパンで配信されたセッションの様子 実卓配信以外ですと、FF14TTRPGのシステムのベースとなっているD&D第5版のリプレイ (風)動画を投稿されている方がちょくちょくいらっしゃいます。こちらを見ると判定の流れなどが大まかに掴めるかなと思っていますので参考までに。
特にえびちゃんねるさんという方が投稿されているリプレイ風動画シリーズである『ゆっくり英雄譚を紡ぎたい!』シリーズは非常に見やすい構成となっているのでおすすめです。
【D&D5e】ダンジョンズ&ドラゴンズでゆっくり英雄譚を紡ぎたい! #1-1【ゆっくりTRPG】~なんかD&Dってゲームに近いらしいけどどういうこと?~ FF14TTRPGのシステムは、D&Dことダンジョンズ&ドラゴンズというTRPGシステムの第5版がベースになっています。昨年公開された映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の原作のシステムですね。セクシーパラディンのあれです。名作なので見てください (ダイマ)
権利とか大丈夫なの?と思われるとは思いますが、この辺りの背景や経緯については以下のnote記事が詳しいです。
「FF14TRPG」、元ネタ「D&D」と比べて解説してみた(NGC配信版)|マイケル・スタンフォード
『FF14TTRPG』の基本ルール システムの元ネタ『D&D』と比較してみた|マイケル・スタンフォード~遊びたいんだけれどもどうしたらいいの?~ それなんですよね。 関東などでは結構コンベンションなんかでオフラインセッションにて遊ばれているようなのですが、オンラインセッションですとTRPGとFF14を両方やられている方が身内で遊んでいる、という感じでして確かにFF14TRPGからTRPGを始めました!という方はあまりいなさそうだな、という体感です。
(だからこそ興味を持った方向けにこの記事を書いているのですが)
かくいう自分も現在は公式シナリオを身内で遊んでいる程度ですが、オリジナルシナリオを書いたりもしているので、滅が落ち着いたくらいのタイミングでぼちぼちlodestoneやゲーム内のパーティ募集、mixi2なんかを利用してテストプレイの参加者を募ったり興味のある方向けに軽めのオンラインセッションをしてみたいなぁ……とは考えています。
最後は何だかふわっとした感じになってしまいましたが「FF14TTRPGに興味があるけれども、よく分からない!」という方の理解の一助になれば幸いです!
そしてあわよくばTRPG、しよか…