某掲示板で知った情報ですが。
【結論】V6プラスの MTU = 1460
というわけで検証してみました。
まず MTU とは。Wikipedia から引用。
Maximum Transmission Unit (MTU)は、ネットワークにおいて1回の転送(1フレーム)で送信できるデータの最大値を示す伝送単位のこと。 MTUの値は利用される通信メディアやカプセル化の有無などによって変わる。 たとえばイーサネットでは最大1,500バイト(オクテット)がIP通信に利用できる。で、全体で 1,500バイトですが通信する為に必要なヘッダ(荷物の荷札みたいなもの)も含みます。
またデータ全体で 1,500バイトを超えてしまうと分割輸送となってしまい逆に処理速度が低下してしまうので、最適な数字を見つける必要があります。
V6プラスを使ってる方は ping を使ったことがあると思いますが、MTU のサイズ調査でも使います。
V6プラスで ping を送ったときのパケットはこんな感じになるはず。
ではPCで早速実験。我らがイフ鯖に実験台になってもらいます。
PCでコマンドプロンプトを開いて ping を打ちます。
このときオプションスイッチの -f と -l を使います。
-f パケットの分割輸送を禁止する
-l 送信するデータサイズを指定する
>ping -f -l 1432 124.150.157.46
124.150.157.46 に ping を送信しています 1432 バイトのデータ:
124.150.157.46 からの応答: バイト数 =1432 時間 =13ms TTL=52
124.150.157.46 からの応答: バイト数 =1432 時間 =15ms TTL=52
124.150.157.46 からの応答: バイト数 =1432 時間 =14ms TTL=52
124.150.157.46 からの応答: バイト数 =1432 時間 =7ms TTL=52
124.150.157.46 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 7ms、最大 = 15ms、平均 = 12msデータサイズ 1432byte の場合は送信できました。
今度はわざとデータを1byte増やして 1433byte にしてみます。
>ping -f -l 1433 124.150.157.46
124.150.157.46 に ping を送信しています 1433 バイトのデータ:
パケットの断片化が必要ですが、DF が設定されています。
パケットの断片化が必要ですが、DF が設定されています。
パケットの断片化が必要ですが、DF が設定されています。
パケットの断片化が必要ですが、DF が設定されています。
124.150.157.46 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 0、損失 = 4 (100% の損失)、エラーになりました。
というわけで図のとおり MTU = 1460 が分割輸送されない最大値であることが確認できました。
ではこの 1460 という数字を設定します。
PS4 でのMTUの設定は、ネットワーク設定をカスタムで進めると出てきますね。
デフォルトは 1500 になっていますが、これを 1460 に書き換えればokです。
PCはちょっと手順が複雑。
コマンドプロンプトを管理者で開いて、まず netsh interface ipv4 show interface と入力します。
>netsh interface ipv4 show interface
Idx Met MTU 状態 名前
--- ---------- ---------- ------------ ---------------------------
7 25 1500 connected イーサネット
1 75 4294967295 connected Loopback Pseudo-Interface 1自分のPCでは、MTU が 1500 の部分の Idx は 7 でした。これを覚えておきます。
続けて netsh interface ipv4 set interface [Idx] mtu=1460 と入力します。
>netsh interface ipv4 set interface 7 mtu=1460
OKこれでok。念のため確認します。
>netsh interface ipv4 show interface
Idx Met MTU 状態 名前
--- ---------- ---------- ------------ ---------------------------
7 25 1460 connected イーサネット
1 75 4294967295 connected Loopback Pseudo-Interface 1
ちゃんと変わっていました。
これでV6プラス環境がさらに快適になったはず。
ちなみに MTUサイズは回線によって変わります。
フレッツ光で PPPoE だと 1454 だったりするので、最適な数字を設定してください。