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【6.x】暁月における黒魔のSS計算式と各SSの選択肢

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こんにちは。先日一か月ぶりに黒魔を触ったHosiume Sanです。



以前の記事[1]で黒魔のSSについて軽く触れたことがありましたが、
今回はより掘り下げて
1.計算式に見るSS数値の選択方法
2.高/中/低SS帯に分類した黒魔の各SSのメリット/デメリット

の二点にわけて考えていきたいと思います。


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◆計算式に見るSS数値の選択方法
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Patch5.x時代に黒魔のSS計算に関するこのような記事[2]を書きました。
Patch6.xになった現在でも基本となる計算式のベースは変わらず[3]、各補正値のみ修正が入っているようです。

CT = ⌊ ( 1000 - ⌊ 130 × ( SS - LevelModLv, SUB ) / LevelModLv, DIV ⌋ ) × ActionDelay / 1000 ⌋ × (1.00 - Ley Lines) / 10 ⌋ / 100

各係数の説明については[2]の記事を参照いただければと思います。

Patch6.xでは

LevelModLv, SUB = 400 (Lv90のSS初期値)
LevelModLv, DIV = 1900 (Lv90の場合の除算補正値)
Ley Lines = 0.15 (黒魔紋発動時に適用 15%詠唱短縮)

が与えられています。
黒魔紋による詠唱15%短縮は詠唱時間に対して線形的に反映されます。

上の計算式を基にした各SSに対応する詠唱時間が下記の通りです。



で示したSS帯は各GCDのSS閾値と共有していることを示します。
例えばSS:824ではGCD2.42[秒]の閾値とCT2.8[秒](ファイジャ)の詠唱時間2.71[秒]を共有します。

これらを考慮すると(理論的には)より多くのキャストにおいてそのSS閾値を共有できていればいるほど、
サブステ的には最善の火力を出すことができるということを示します。


SS:1292では

GCD:2.34[秒]
CT2.8(ファイジャ):2.62[秒]
CT3.0(デスペア):2.81[秒]
CT3.5(ファイガ/ブリザガ):3.28[秒]

と全てのCTで閾値を跨ぎますが、
SSを1だけ下げたSS:1291では、

GCD:2.35[秒]
CT2.8(ファイジャ):2.63[秒]
CT3.0(デスペア):2.82[秒]
CT3.5(ファイガ/ブリザガ):3.29[秒]

と全ての詠唱が0.01秒ずつ延長されることになります。

例えば辺獄零式1層のエリクトニオスでは、SSにもよりますが
6:40程度で討伐した場合おおよそ160~170回ほどキャストを行うはずです。

その場合1.60~1.70[秒]ほどキャストに差がつくことになり、
追加1キャストを捻じ込めるか捻じ込めないかが大きく変わってきます。
このようにSS値が1変わっただけでコンテンツ通しての火力が大きく変わるという可能性も存在します。

上記はやや極端な例ですが、
SSは他サブステと比べて閾値幅が大きいため、
閾値からの余剰SSステータスを他の閾値幅が小さいCrDHなどに振るという意識は持っておくといいかもしれません。


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◆高/中/低SS帯に分類した各SSのメリット/デメリット
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しかし、Patch6.xとなった今では、
各SS帯におけるAF中に入れるスキル回しのパーツによってSSを大まかに選択することが多いです。
これがどういうことかをまずご説明します。

この考え方でSSをザックリ選択する際の指標は基本的には
(ザガ・ザジャを省略した)トランス・insガ4ジャデスペア
に必要なinsの数になります。

ザガザジャを使った半ガ6ジャデスペアではAF中にパラドックスによる更新を挟むため、
基本的にSSによる制約は存在しません。
ただしトランスを使用したinsガからのAF移行ではファイジャの数がSSとinsの数によって3つになったり4つになったりします。

SS:758ではAF完走までに
16.76 - 0.46 = 16.30 (素詠唱は着弾0.46秒前に詠唱確定とする)
となりAFの15秒間に完走できませんが...



SS:2030では
15.28 - 0.46 = 14.82
となり、なんとかAFが完走できることがわかります。



ここでファイジャにins(迅速・三連)を回せばキャストが2.8s+0.12s(cast税) → 2.5sと短縮できるため、
許容SSも少し下げることができます。

以上を踏まえて高/中/低SSに分類してみていきましょう。



〇高SS帯(~GCD2.24)
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insガ+素詠唱4ジャ+デスペアが可能な閾値は一般的にはGCD2.24とされています。
2.25より短いGCDを実現するSS帯を高SS帯としましょう。

辺獄編では2.25辺りがCritを盛れる限界ラインで、それ以上SSを詰む場合はCritを全切りし
意思DHに振るというスタイルが多かったようです。

高SSになるまでSSを盛った場合、素詠唱の確定が着弾から0.46[秒]からどのSSでも変化しない点を考慮すると
各詠唱の硬直が短く、ギミックに臨機応変に対応しやすいという利点があります。
またこのあたりのSSになってくるとAF中に不慮の事故でGCDを止めたり無茶な回しをしても完走出来る確率が上がるため、
主に初心者やレイド攻略中での利用に向いたSSと言えるでしょう。

Critを全切りして意思DHを盛る場合、
Critによる火力のブレが少なくなり安定するという見方もありますが、
一方で回しの幅自体はGCD2.25以下はほとんど変化がありません。
なぜなら高SSが有利なザジャを抜いたザガ+4ジャ(5ジャ)回しなどはppsの観点からPatch6.xではほぼ採用されず、
トランス回しもGCD2.24あれば大体全て事足りるためです。
また、高SSになるほどUB中に許されるMPtick区間も短くなり、トランス回しを行う上での制約にもなってきます。

そういった点も踏まえると、高SS帯でもある程度Critを盛ってDHとのシナジーを考慮できるようにしておくと、
より安定的に高火力が出せるかもしれません。
Critをどのラインまで盛るかという点は今でも議論がなされているところですが、
基本的に必要なSSだけ盛って残りはCrit意思DHに回すという考え方は変わらないでしょう。

ただし、AF中にGCDを止めることが多い、トランス回しは基本触らないなど、
黒魔を触りたての人にはCritを切ったSS全盛りもおススメできます。
自身のスキル・キャストの使用用途に応じて選びましょう。



中SS帯(GCD2.24~GCD2.35)
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程よくCritが盛れて回しの選択も変化する、所謂CritSS型と呼ばれるSS帯になるでしょう。
ここではGCDがおおよそ0.05変わる毎にinsガ4ジャに必要なinsが変化していきます。

GCD2.24:insガ+素詠唱4ジャ+デスペア
GCD2.30:insガ+insジャ+素詠唱3ジャ+デスペア
GCD2.35:insガ+ins2ジャ+素詠唱2ジャ+デスペア


今回はこの三つについて見ていきます。

GCD2.24:
ファイガをins化するだけで自動的に4ジャ出来てしまいますので、回しの幅は大きく広がります。



ただし、トランス回しをした際AF時間いっぱいまで素詠唱をしてますので、
その場合はギミックのタイムラインとの対応をキチンと考慮しておく必要があります。
煉獄編でCritをしっかり盛りつつこのSS帯が実現できる場合結構威力を発揮できるビルドになるかもしれません。

GCD2.30:
insガ4ジャデスを行う場合、追加でファイジャに1ins必要になります。
この場合三連魔の主な運用として

insデスペア → UB → insガ → insジャ → 素詠唱3ジャ

が挙げられます。



これは三連魔で短縮できる詠唱時間の最大値を取っております。

またprocガを持っている場合は

UB → procガ → 迅速insジャ → 素詠唱3ジャ

といったことも可能です。



一部回しに制約は加わるものの、GCD2.25から追加でCritを盛ったinsガ4ジャ回しが可能です。
自分の場合は攻略中このSSを採用することが比較的多いです。

GCD2.35:
この場合は基本的にinsガ~ins2ジャに三連魔を当てることになります。



迅速1枚ではトランスからの4ジャが不可能なため、
迅速はデスペアなどに回すことがあります。(TLによってはファイガに迅速を回し3ジャもあり得るでしょう。)
この辺りから辺獄編ではCritはほぼ頭打ちに近い値を盛ることができます。



低SS帯(GCD2.35~)
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ここからは(辺獄編の場合)Critは頭打ちになり、
代わりに意思DHを盛ることで各サブステのシナジーが上昇します。
サブステによる効果は乗算されるため、例えば
Crit 倍率+66%
DH 倍率+25%固定
 とあったときに、CritとDHが同時に発動すると
1.66 * 1.25 = 2.075 (107%)
と、それぞれ個別に効果が発動するよりも大きい上昇値をたたき出すわけです。

つまり、CritとDH両方盛れば盛るほどこのシナジーが強くなります
これが「低SS帯は上振れれば最強」と言われる所以です。

また、低SS帯になるとトランス回しにもう一つの可能性が加わります。
それが近年Wトランスと呼ばれている回しです。



このWトランスと低SS帯との相性についてはこちらで詳しく解説しています。[4]
代わりに、insガ4ジャといった回しが魔紋外では基本的に使用できなくなり、
insガ3ジャの運用が基本となります。

この辺りのGCDからはUB2insガからのファイジャ数に変化はないこと、
低SSになるほどUB中に稼げるtick区間が増え回しに選択肢が出来ること、
また前述した記事のようにSSを切れば切るほどWトランスとの相性がいいことから、
低SS帯運用の場合2.40以下で運用することを体感多く見る気がします。
その中でもおおよそGCD2.41~2.44に分けられ、ギミックとの対応などによって使い分けられます。

GCD2.44:
これは指輪零式+天文REの場合、黒魔で実現できる最小SSによるGCDです。
insガによるAF中のファイジャは3つと割り切り、Wトランスの数を最大化します。
ただし、Wトランスの最大化を行うほど突き詰める場合はMPtick管理を行い
コンテンツ通しての回しを完全に握って行われることが多いです。


今期の黒魔はパラドックスの登場や三連魔・激成魔の2スタック化により、
回しの固定化が大幅にやりやすくなりました。
そういった点を踏まえてMPtickとの相性もよく、火力を突き詰める場合この辺りのSS帯が採用されることが最近は多いようです。

GCD2.41~GCD2.43:
この辺りは自身もまだ調査中のところなので明言は出来かねますが、
Wトランスの使い勝手は2.44から然程変わらないため、
Wトランスを組み込む場所を変える(ギミックに対応させる)際に
これらのSS帯のどれを採用するか決めているように見えます。

また、低SSは各詠唱にかかる時間も当然増大しているため、
攻略など咄嗟の対応を求められる際の運用は中々難しいかもしれません。

自身も今GCD2.45でアルファ4層を解除+セルフ下限で現在進行形で攻略中ですが、
攻略に出す場合普段から低SS帯に触れておいた方が無難な気がします。
ただ所感として不可能ではないなというレベルなので、
DPSチェックがキツいレイドが実装された場合は採用も視野に入れたいなと考えてます。


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◆まとめ
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今回はPatch6.xのSS計算と各SS帯の特徴について見ていきました。

今の黒魔では攻略に関するSSは人の好みによって千差万別と言えると思います。
自身がどういったレベル感の回しをしたいか・どういった形ならPTに貢献できるか
といった点を踏まえてSSを選択できると良いでしょう。

詰めにおいては現在は低SSが優勢ですが、高~中SSの画期的なスキルルーティンも開発されないとは言い切れないので
今後の動向に注目です。

Patch5.xと比較して、Patch6.xではSSの選択肢が大幅に広がりました。
色んなSS帯に触れることで、自分に目的・用途に合ったSS帯を探してみましょう。

最後に蛇足ではありますが、
現在我々は6.2煉獄編零式の詰め固定メンバーを募集中です。
我こそはというMT志望の方、是非お待ちしております。
(黒魔の記事で言うことではないな...)

【Patch6.2】万魔殿パンデモニウム煉獄編零式 火力詰めPT募集【MT】
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/26041085/blog/5054578/



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◆参考文献
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[1] -【6.x】6.0黒魔の基本ローテーションについての見解(単体編)、Hosiume San、https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/26041085/blog/4868724/
[2] -【5.x】SSからGCDへの具体的な計算の適用、およびそれに伴う黒魔の理想のSSについての整理、Hosiume San、https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/26041085/blog/4464578/
[3] -STATS SKILL&SPELLSPEED、ALLAGAN STUDIES、https://www.akhmorning.com/allagan-studies/stats/speed/#explaining-skill--spell-speed
[4] -【6.x】6.0黒魔の応用ローテーションについての見解①、Hosiume San、https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/26041085/blog/5000602/


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