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【夢想論】FF14×ブロックチェーン×トークンエコノミー

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 人が新しい技術に出会ったときの反応は、それがどんなものであれ、つぎの3つの段階を経る。

 第1段階。こんなものはまやかしだ。こんな凄いことができるのなら、世界はひっくり返ってしまう。だから、これはインチキでペテンだ。悪質な詐欺かもしれない。誰かが、ひと儲けを企んでいるのだろう。引っかかったら、後で大変な目にあう。クワバラ、クワバラ。賢い人は、こんなものには手を出さない。

 第2段階。ひょっとすると、何か大変なことが起きているのかもしれない。うまく対応しないと、後れをとる。気の早い連中はすでに走り出しているから、私もじっとしてはいられない。しかし、この得体の知れないものは、一体何なのだ?

 第3段階。このすばらしい技術は世界を変えた。私が最初から考えていたとおりだ。

~「ブロックチェーン革命 分散的自律型社会の出現」(野口悠紀雄著)より引用~



 以下、「もしFF14がブロックチェーン上で動くようになったら」との仮定のもと、夢想論を語ります。

 2021年11月5日にリリースされたスクエニIRは衝撃的だった。


「ブロックチェーンゲームへの本格参入」を明確に打ち出したからだ。
同IRによれば、トークンエコノミーの浸透・拡大、NFTの普及など周辺テクノロジー全体の進化が背景にあるとされる。

夢想する前に上記IRに登場するワードたちを分解していこう。

まずは「トークンエコノミー」について。

「トークンエコノミー」とは、
「参加者全員が公平に"通貨"を発行・分配・消費する仕組み」を指す。
仮想空間上に経済圏を作り出すためには、基軸通貨(日本では円が商品やサービスと交換され、経済が循環)が必要になるが、トークンエコノミーはその基軸通貨の目的を定義付けるものとなっている。

FF14における基軸通貨は「ギル」である。
また、
「アラガントームストーン」
「クラフター・ギャザラースクリップ」
「蛮族通貨」
などゲーム内で使用できる「トークン」が流通しているが、リアル社会では使えない。

なぜか。

「トークン」には信頼性の裏付けが必要だからだ。

現在FF14の運営は一企業であるスクエニが行っており、その意味でスクエニに確固たる信頼性があればギルがトークンとなりうる。
しかし、スクエニの信頼性どうこうより、100%の安全性はたとえ国や政府でも確立できない(その意味で現行の社会は不確実性の上で動いているというジレンマ)。

これに対し、確固たる安定性、信頼性を生み出す技術が「ブロックチェーン」である。
ブロックチェーンとはビットコインなどの仮想通貨に実装されている技術で、大きく分けて2つの特徴がある。
「管理者がいない」
「改ざんできない」

詳説は避けるが、
プルーフ・オブ・ワーク(ワークの量に応じて、セキュリティを高める)
という仕組みによってデータの改ざんは事実上不可能となる。

もう一度スクエニIRを参照してみよう。最後の一文
”トークンエコノミーを前提としたブロックチェーンゲームに今後注力”

「ブロックチェーンゲーム」とは、その名の通りブロックチェーン上で動くゲームである。
分散的に管理(管理者が不在で相互に監視)されることで不正が排除され、アイテム・装備のデータの複製や削除、チートプレイなどの不正がなくなる。複数のブロックチェーンゲーム同士で互換性を持たせられるため、手に入れたアイテムやキャラクターを相互に利用できる。

この点がいわゆるブロックチェーンゲームにおける分散であり、
「ゲームそのものも中央集権型から分散型」へと更なる広がりをみせる”
とのIR上の記載にもつながるのかもしれない。

たとえばモンハンの大剣を暗黒騎士が装備したり、
バイオハザードのロケットランチャーを機工士に持たせたりすることができるかもしれない。
この姿はいわゆるクロスボーダー化の進化系と言えそうだ。

ではあらためて、FF14がブロックチェーン上で稼働することになり、強固な信頼性を背景に「トークンエコノミー」が成立したらどうなるか。
夢想していこう。

ゲームプレイ、あるいはゲーム内で得たアイテムを売却することでトークン(いわゆる仮想通貨、$GIL(仮))を入手できるようになるだろう。
いわゆるPlay to earn(プレイトゥアーン)が現実のものとなるわけだ。
例えばゴールドソーサーに入り浸り、雀士などギャンブラーとして$GILを稼ぐ。
ダンジョン攻略やレイド攻略における傭兵稼業で報酬を得る。
傭兵稼業専用のトークンが発行されるかもしれない。
むろん裁縫や木工など職人としてを稼ぐほか、ゲーム内の土地転売でも稼ぐことができる。
稼いだトークンでレアな武器や防具を交換し、売却して$GILを増やすもよし、DeFiでミームコインにスワップするもよし、、、

それら一連の活動が、トークンエコノミーの仕組みによって現実世界の経済活動のように連鎖し、続いていく。
そしてそこには耐検閲性、公平性、改竄されないというブロックチェーンの思想が並走している。

まさにメタバース、夢のような世界ではないか。

さらに直近開催のPLLでは、
「キャラクターカードシステム」(仮)
の実装が明らかにされた。

これはキャラクターをクリックした際に表示される
キャラクタープロフィール画面を装飾するシステムだが、
SNSアイコン等に転用を想定し。
ブロックチェーンに刻んでNFT化していく布石ではないかと想像してしまう。

https://twitter.com/def0408/status/1457223415522201602?s=20

総括する。
上述したPlay to earnについてのくだりについては、
スクエニ代表の松田氏が
「ブロックチェーン活用ゲームを投機の対象とせず、ユーザーのゲーム体験に新しい何かをもたらすことができるかが成長のカギであると考えている。」
と語っていることから、導入にはかなり慎重な対応がはかられるだろう。
ただしブロックチェーンがもたらす革命は、決済をはじめ生活のあらゆる分野に進出してくる。
特にゲームはメタバース、ブロックチェーン、NFT、トークンエコノミーと抜群の相性をもっている。
とにもかくにもブロックチェーンはまぎれもない大革命なのである。
スクエニがブロックチェーンゲームへの本格参入を決めたいま、今後の動向には期待感を持って見守っていきたい。
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