シリーズFFの英語、第4回目はFF英語の中のちょっと古めかしい言葉について見ていきます。
FFもファンタジー世界を題材にしたRPGの端くれ。現代語の話し言葉をそのまま持ってくるよりも、古っぽい言い方を混ぜたほうがそれらしくなるってものですよね。
何をもって古語とするのか・・・、細かく考えると難しいんですが、まあその辺は適当に行きましょう。
注意:私は英語の専門家でもなんでもありませんから、全く見当違いのことを言っている可能性も逐一考えながら生温かい目で見守りましょう。
それでは、今回はこれさえ覚えておけばエオルゼアに転生しても困らない頻出の表現を中心に見ていきます。
①aye
これはリムサでも広く聞かれます。肯定の返事、つまりyesです。発音は「アイ」で、アイアイサーの「アイ」です。
Aye, I mean you.「そう、君のことだ」
バデロンみたいな崩れた話し方をする連中からイエロージャケットまで幅広く使っています。厳密に言うと、イギリス北部では現在でも使われているそうなので、古語として使っているのか、非標準語的表現として使っているのかはっきりはわかりませんが、まあ古語として挙げておきます。
コンテンツ・ファインダーかなんかで英語圏のプレイヤーと一緒になることがあったら、yesではなくaye!と返事してみましょう。
相手がニヤリとするかもしれませんし、痛いやつと思われるかもしれません。
②naught/aught
nothing/anythingをエオルゼアではこう言うことが圧倒的に多いです。これも発音の崩れ方に関係なく幅広く使われています。あまり見慣れない単語なので一瞬ひるみますが、逐次nothing/anythingに置き換えていけば簡単に理解できます。発音は「ノート」と「オート」
These herbs are naught more than Althyk lavender, a common enough export from Limsa Lominsa.
「この草は単なるアルジクラベンダー以外の何ものでもないな。リムサ・ロミンサのごく一般的な輸出品だよ」
If there's aught you would like to know, feel free to...
「何か知りたいことがあったら、気軽に・・・」
③'tis
古風な話言葉ではit isをit'sではなく、'tisと約します。私は個人的にこれを聞くとRPG英語だな~、と感じます。古めかしいセリフの代表格と言うか。
口語表現なので、バデロンなど発音が崩れた連中が特に使うのですが、it'sが普通に使われることも多いです。ちなみに過去形は'twas
Us Lomisans can be an 'eadstrong bunch o' bastards, 'tis true, but given time, we'll grow on ye.
「俺らリムサ・ロミンサ人は頑固な奴らの集まりかもしれねェ、実際そうだ、けど、時間が経てば段々おめェに打ち解けてくるからよ」
④afore
BからAへ!って訳でもないんですが、beforeは一般的にaforeに置き換えられます。これも発音の崩れ方に関係なく広く使われているように思います。現実の英語では、afore-mentioned「先に言及した」みたいな硬い表現で使われるの以外では見たことないです。バデロンなんかはさらに訛って'foreと発音することもあります。
All the local cargo companies banded together to launch this grand operation ye see afore ye.
「地元の貨物会社全部がいっしょくたになって、お前の目の前に見えてるこの壮大な事業に乗り出してたってわけよ」
⑤yonder
他の例に比べるとあまり使われませんが、これも代表的古風な表現だと思います。「そこ、その辺り」を現し、現代語ならthereとかover thereとか言うところですかね。「きよしこの夜」の歌詞に出てくる、around yon virgin mother and childのyonもこのyonderがつづまったもので、やはり古風な表現です。
If you seek the Drowning Wench, try the Crow's Lift over yonder.
「溺れる娘亭(溺れる海豚亭)を探してるんなら、むこうのクロウズ・リフトに行ってみなさい」
⑥lest
最後にlestを挙げておきましょう。これは、書き言葉的、堅い言い方と言うだけで、古語というほどではありませんが、エオルゼアでは結構耳にするので取り上げておきます。「~しないように(~する)」という意味で、lest you worry「(あなたが)心配しないように」lest you wonder「(あなたが)驚かないように」lest you doubt「(あなたが)かんぐらないように」などの表現が話の前置きとしてよく聞かれます。
Lest you worry, the man isn't engaged in any activity that is considered piracy.
「心配しないよう言っておくと、あの男は海賊行為と考えられるようなどんな活動にも携わっていませんよ」
以上がエオルゼアでよく使われている、地球からすると古く感じる表現です。これ以外にも単語レベルでは古語に当たるものが色々ありますが、逐一挙げるときりがないので頻出のものを中心に見てきました。
さらに、文法的にというか、言い回し的に古い形を使っているものがありますが、長くなるのでそれは次回に回します。
それでは、また。