Personnage

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ムーンキーパーについてつらつら考えてみた(長文注意)(2/2)

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1/2からの続き

前の日記を参照するのは面倒なので、こちらにも前提となる設定を記述します。
・ミコッテ(サンシーカー、ムーンキーパー双方)は、第5霊災である大氷雪時代に、獲物を求めてエオルゼアに渡ってきた。
・ムーンキーパーは母親中心の社会を形成しており(母系社会)、名字は母親から受け継ぐ。また、名字は歴史以前(一説には第一星歴時代)から受け継いでいると言われている。
・ムーンキーパーはサンシーカーと違い氏族は存在せず、多くても2、3家族程度でコミュニティを形成する。
・ムーンキーパーの男性は、ミドルネームとして「何番目の息子か」を表す言葉が入る。
・ムーンキーパーの男児の出生率は低い。

さて、2つめの疑問「出生順を表す名前、11人目が生まれたらどうするの?」
出生率が低いからと言って、11人目が生まれないとは限らない。確かにそうです。
文化背景を考えて、15歳から適齢期、35歳まで毎年1人、子供を産んだとして合計20人。人数的には可能性あります。では確率では?
男児の出生率を3割として、それが11人生まれる確率を考えてみます。30%の11乗ですから、0,000177147%。天文学的数字ですね。そもそも、現実でも男児11人なんてなかなか聞かない訳で、当然と言えば当然です。しかし、0ではありません。第一星歴から文化を受け継いでいるというのであれば、長い歴史の中、あっても不思議ではないかもしれません。

ここで、前提についてちょっと考えてみます。ミドルネームは「何番目の息子か」。「何番目に生まれた息子か」ではありません(揚げ足取りみたいですが)。
近世以前の世界というのは、子供の死亡率が大変高かったそうです。「人生50年」なんて言いつつ平均年齢が低いのは、子供が成人前に多く死んでいたため、平均を引き下げていた、という説もあります。
ところで、同じように男児の生まれ順を表す風習に輩行というものがあります。三国志とか読むと「劉備玄徳」なんて名前が出てきますけど、この場合「劉」が姓、「備」が名、「玄徳」が字(あざな)になりまして、この字に兄弟順を入れる風習のことです。わかりやすいのが呉の家系で、兄の孫策の字が「伯」符、弟の孫権の字が「仲」謀、といい、伯が一番上の男児、仲が次の男児を表します。ちなみに3番目が「叔」で、親の兄を「伯父」、親の弟を「叔父」と書く由来でもあります。で、字というのは、成年してから自分で名乗るもので、子供の頃はないんですね。当然、成人した兄弟の中で何番目か、を表す言葉になります。

という訳で推論。ムーンキーパー男性のミドルネームは、ある程度の年齢になってから名乗るものなのではないか。先の例で子供が20人生まれたとして、50%が成人前に死亡した場合、全員が男児でも10人。11番目は必要ありません。

あと、もう1つの考え方として。元々は存在したけど、使用頻度があまりに少ないため、忘れられてしまった可能性もあります。例えばロシア語で熊のことを「メドヴェーチ」と言います。これは元々「蜂蜜のありかを知る者」という意味で、熊そのものを指す言葉ではありませんでした。しかし、古代スラヴ社会において熊は神聖な動物であったため、名前を呼ぶことを忌避し代名詞で呼んでいたところ、本来の「熊」という言葉がいつのまにか失われてしまったのだそうです。

言葉とはある日突然現れることはあんまりなく、それまで使用していた言葉から新しい言葉が生まれるものです。おそらくムーンキーパー男性のミドルネームも、古いムーンキーパーの言葉の数詞と男児を合わせたものだったのではないかと推測しますが、長い年月の間に言葉本来の意味が失われて音韻が変化していったりして、現在の形になったんではないでしょうか。



以上、あんまりまとまりないですが、とりあえず形にはなったかなぁ。
もしここまで読んでくれた方がいらっしゃいましたら、こんな駄文に長々とお付き合いいただき、どうもありがとうございました。

あー、言いたいこと言ったらスッキリしたw
Commentaires (20)

Lilith Apple

Mandragora [Meteor]

なるほど。ムーンキーパー深いね?
そう言えば。猫科のチーターも子育てはメスがするものでオスはフラフラしているし。
ネコっぽいといえばネコっぽい(笑)

それにしても。非常に読みごたえがあってとても楽しく読ませて頂きました。
グリザベラさんありがとねー!!

別の種族の考察も期待しています。
いやー。今から楽しみだなー(笑)

Lilith Apple

Mandragora [Meteor]

あうう。ごめん。チーターじゃなくってヒョウだった(泣)

A'tatomi Yamah

Mandragora [Meteor]

Lilithさん つながり出来ました.
面白い考察に感心しました.私も少し考えてみました.
・10までなのは,指の数との関係か?
 【運営】の意図せぬすりこみかな~~
・11番目以降の子には,新しい家(家系)が作れる.
 長兄(姉)との年齢差も大きいし,新規に家を作れる(場合によったら,遠くへ行かないと新しく家系を作れないなも)と,したほうが種族(系統)の繁栄になると考えました.

考えはじめると面白いので,他の種族(エレゼンなんか結構ありそう)も教えていただけると楽しめます.

Dain Arduous

Mandragora [Meteor]

いやぁおもろかった!
こうゆうの!こうゆうのが読みたかってん!

ほんでな、俺みたいなのとしては今回みたいに
他の事柄を引き合いに出してくれる感じがわかりやすくてええなと思った
そっちの雑学も知れるし楽しいw

駄文なんてもったいねぇ事言うんじゃねぇよぉ
こりゃあ立派なレポートや

Hamu Teru

Mandragora [Meteor]

ダインさんのウォールを乗り越えて来ました。
グリザベラさん、こんばんわ!

とても素敵な考察で、色々な事考えちゃいました。
大人になってからミドルネームを貰うと言う考察にぐっときました。そうですよね、昔は大人になることがひとつの節目なわけですもんね。

自分達のルーツを知るって、とても素敵な試みですよね♪
普段なにげなく名乗ってた名前や、なにげなく通っていた場所が、ルーツを知り得たその日を境に全く別のものになる。

明日からまた力一杯、新しい一日を楽しむ元気が出ますね!紡いでいけますね!

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

>リリスさん

楽しんでいただけたようで何よりです^^

あと、リリスさんのおっしゃる通り、ムーンキーパーの元々のイメージってヒョウなんだと思います。で、サンシーカーは多分ライオン。
ただ、あくまでそれは公式が種族イメージを固めるためのモデルだっただけで、実際に物語が動き始めた今では、必ずしも元イメージ通りではないところもあるんじゃないか、って思って、そこには敢えて触れませんでした。結局、似たような結論になってしまいましたけど^^;

それから、別種族の考察については、ごめんなさい、私は自分で疑問を呈することができないのです。現状に満足するというか。
なので、どなたかが何か興味深い疑問を発していただければ、また何か考えるかもしれません。
リリスさん、よろしくねww

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

>タトミさん

初めまして、ですよね。お名前は他の方の日記で何度か拝見させていただいております。

さっそくの疑問、ありがとうございます。
ちょっと考えてみました。

・10までなのは,指の数との関係か?
これは目ウロコでした。
指の数については10進法との関連以上のことは考えてなくて、用意してある名前が10なのも「10進法的にキリのいい数字」としか考えていませんでした。しかし、指の数と男児の数え方に関連がないとする材料はありません。
私の説明は「名前が11以上存在しない理由」でしかなく、「存在する名前が10でなければならない理由」ではありません。そこに切り込んでいく仮説として、指の数というのは素晴らしい着眼だと思います。

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

>タトミさん

文字数制限に引っかかってしまいましたので、引き続き。

・11番目以降の子には,新しい家(家系)が作れる.
これについても否定する材料はないのですが、「第一星歴から」引き継いでいる名字を、安易に別の名に改めるかは少々疑問を感じます。
あと、家の独立ということを考えると、むしろ下ではなく上の子の方が年齢的にも独立しやすいのではないかと。
あくまで私のイメージですが、成年(つまり結婚適齢期)に達したら、順次独立して家族から離れて暮らし始めるんじゃないかなぁ、と思うのです。
ですがこれも、私が考えなかった「10でなければならない理由」に関する考察であり、手がかりが少なく難しい部分に果敢に挑戦していく姿は見習わなければと思います。

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

>ダインさん

面白かったと言っていただけると、私も嬉しいです^^
冒頭にも書きましたけど、私は自分で疑問を抱くことがあんまりない人間なので、この日記を書けたのはダインさんのおかげです。いろいろ考えることができて、私も楽しかったです。

これからもまた何か考えるきっかけをいただければと思います。まぁ、何日かは頭の中もやもやのぐるぐるになるんですけどw

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

>“シャーマン”ハムさん

はじめまして。お名前は何度かダインさんの日記で拝見させていただいてます。

ただ、頭のなかのもやもやを形にしただけなんで、素敵なんて言われると照れちゃいます^^;
でも、褒めていただいて、ありがとうございます。

人名、地名、地形環境、そして歴史。知ることで世界が深くなっていく気がするので、私もこれらを知ること、推測することが大好きです。
ただ、それだけに、種族毎の命名規則はもっとわかりやすいところに書いておいてほしかったなぁ、とスクエニに苦情を言ってみたくもなるのですw(見ての通り、私の名前は命名規則に則ってないので^^;)

A'tatomi Yamah

Mandragora [Meteor]

グリザベラさん 拙い意見も組み上げていただける度量に感謝します.

さて,10番目までしか名前に使っていない という点をもう少し別の解釈を考えてみたいと思っています.
グリザベラさんの考察は,生物学的な則から考えられていると思っています.
今回私が考えているのは,文化的な制約があったのかです.
ミコッテにおける(あれ,言葉は種族を超えて共通化されてた?)数詞の種類(言い換えると進数)が制約になっているのか? です.
エオルゼアでは十二神信仰が主流です.文化的にはこの数は強い制約になる可能制があると考えています.実際1年も12か月のようです.十二進数であればよかったんですが・・・
一方文字を調べてみると,(リアルとの対応のためか)0~9の十進数のようです.
この数詞を起点に,息子のミドルネームに関して,もう少し考えたり調べてみたいと思っています.

もう少し駄論にお付き合いいただけましたら,いろろ楽しめます^^よろしくお願いします

Firknskaet Ghimsyn

Mandragora [Meteor]

ホントグリさんは物知り!楽しく読ませていただきました(笑)
ゲームを遊ぶだけじゃなくて、背景もわかるとさらに楽しくなりますよね!

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

>タトミさん

お察しのとおり、私は生物的側面から、エオルゼアでも10進法であろうと考えています。

さて、現実に翻って考えてみます。私たちは数を数えるとき、一般的には10進法を使用します。世界で見ても、10進法を使用している文化圏は多いです。次いで多いのが20進法です。
なぜか。それは私たちが5本指で、両手で数えると10まで、両足まで含めると20まで数えられるからです。文化とは人間から生まれるもので、人間は肉体を持っています。文化の発生に生物的特長が関係するのは、むしろ当然であると思っています。
ちなみに、理系の私のリアフレは「人間はなぜ6本指じゃないんだ。6本指だったなら、きっと12進法になって、もっと効率的な計算ができていただろうに」と嘆いていましたw

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

続き

さて、タトミさんもご指摘のとおり、エオルゼアには12柱の神々がいます。また、誕生月から、1年が12ヶ月であることも間違いないと思います。
1年が12ヶ月であるのは、1年の間に月が12回満ち欠けするからでしょう。閏月や太陰暦の存在が示唆されていないので、月の運行と太陽の運行にほぼ差がないものと考えていいと思います。
ところで、月も神も12で区分できます。これは偶然でしょうか?

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

続き

これには2つの考え方があると思います。
1つは、それぞれの月に対応する神がはじめから存在し、人(いろんな種族がいますが、便宜上全て含めて「人」とします)は彼らの存在を知り崇拝しはじめた、というもの。神が先に存在するパターンです。
もう1つは、月の運行や占星術(農業を行っていますので、当然ある程度発達しているものと考えます)から12の月に属性を当てはめて考え始め、そこから12神が生まれた、というもの。神が後から生まれるパターンです。
エオルゼアはどちらのパターンなのでしょうか。エオルゼアは一地域の名称であり、アルデナード小大陸及びバイルブランド島に住まう人々の属する文化圏であると言えます。また、ガイウス閣下の言葉から、12神は帝国にはいないと推測できます。さらに、惑星全体の神といえば、おそらく惑星の意思であるハイデリンであると言えるでしょう。では、12神とは何者なのか。
蛮族が生み出した神が蛮神であるように、エオルゼアというクリスタルと密接にかかわる文化圏に生きる人々が生み出した神が、12神なのではないでしょうか。

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

続き

話がずいぶんと飛んでしまいました。考えながら書いていますものでご容赦下さい。
さて、文化的な要求から12進数が存在しうるか、という点で言えば、存在しうると思います。例えば、時計の文字盤は12時間で分割できます。イギリスの通貨単位「ペニー(ペンス)」は、かつては12ペンスで1シリングでした。12という数字は2、3、4、6で分割できる、大変便利な数字です(だから前述のリアフレは6本指でないことを嘆いたという訳です)。
ただ、やってみるとわかると思いますが、12進数を指折り数えてみて下さい。きっと、数えづらいことがわかると思います。ですので、存在はしても一般化(誰もが12進数で数を数えるようなこと)はしないんではないかと思います。

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

続き

あと、言語のことですが。
作中人物たちが不自由なく話していることから、全種族、全国家間で使用できる共通語が存在することは間違いないと思います。また、世界設定から、古ルガディン語と古ララフェル語は存在するようです。ヒューランとエレゼンは別種族ではありますが、命名規則の言及から、同一語族であると考えられます。現在の共通語は、おそらく最大勢力であるヒューランの言語そのものか、その派生なのではないかと思います。
で、古ミコッテ語についてですが、言及はありませんので現在は残っていないのでしょう。しかし別の大陸から渡ってきたことから考えて、かつて存在したと考えていいと思います。ただ、「別の大陸から」来たものである以上、元々のミコッテの言語とエオルゼア12神は関連しないと考えることができます。

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

続き

思いつくままにいろいろ書いてしまいました。
最後に私の考えをざっくりまとめます。
・12進数は存在してもおかしくない。しかし一般的ではないと思われる。
・エオルゼア12神は人間が生み出した人族の蛮神であると推測できる。
・古ミコッテ語は存在したと考えられる。しかし現在は残っておらず、またエオルゼア12神も関連しない。

考察を進める上での一助になりましたら幸いです。

Patra Salacia

Mandragora [Meteor]

>フィルさん

単に知識が偏ってるだけですけどねw
本当に物知りな人は、なんでもまんべんなく知ってますから^^;

私はこういう妄想が好きなので、きっかけがあるとついいろいろと考えちゃいます。

A'tatomi Yamah

Mandragora [Meteor]

ほぼ,私が考察しようと思っていたことを論述されていますので,私案だけにします^^
・進数に関しては,名前(特にミドルネームなど機械的なもの)に長いものは避ける可能性が高い という考えから来ています.
実際英語でも1~12は固有ですが,13~は機械的です.(ドイツ語も同じ状況だった気がする.)日本語は,1~10は固有だと思います.したがって,使いやすい数詞にした.(推測が強引過ぎるな…)
・名に関しては,社会性により重要度が変わります.
家族内だと,”おまえ”,”わたし”など直接的な(第三者を考慮しない)呼びかけで済みます.部族以上になると,誰の何番目の子とか,固有情報が重要になります.階級社会では,敬称が重要(爵位:公侯伯子男)階級が違う場合は,"Your Majesty/Highness"までいきます.(固有情報必要なし)
ミコッテは,部族社会で妻問婚【私もこの意見】なので,順番(出生順か青年儀式終了順)が重要になったのではないか.
次はなにの考察をされるのか,楽しみにします.
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