先日、蒼天のイシュガルドをクリアしました。
ストーリーの節目で振り返って特に印象に残った事を書いていきます。
まずはやっぱりエスティニアンです。
彼の最後の光景はしばらく私の中に重く残りました。
仇敵の復活の依り代になるなんて…
やっと肩の荷を降ろせられると思ったところで…
憎んでいた存在との融合…
死ぬより辛い。
魂の誇りを穢す出来事…。
オルシュファンやイゼルのように、友・仲間の為に散って逝ったのなら誉高い最後と言えるし、胸も張れるでしょう。2人とも最後の顔は穏やかだったように思います。
アジス・ラーで永劫 囚われの身で居ることを良しとする七大天龍が一翼、ティアマットさんも、それが贖罪になるのなら魂の救いに僅かでもなるかもしれません。
ですがエスティニアンは…。
ここからのストーリーでどうなるかはまだ分かりませんが、あまりにも惨いと思いました。
私なら魂を侵されるなら自害を選びたくなるような仕打ちです……
いや、いざとなったら泥水を啜ってでもと生にしがみつくかもしれません。
泥酔を啜ってでも目的のために生きてきた人物で印象深いのは、クリスタルブレイブのイルベルドです。
彼の強い想いには気圧されました。
泥道に足を取られ、茨に切り刻まれながら進んだ彼の道はさぞ過酷だったでしょう。
綺麗な道を、安心できる家にたどり着けるような道を、歩んでいる人を羨むのもよく分かります。
いや、分かったつもりになっているだけです。
私も所詮 対岸の火事を眺めて「自分じゃなくて良かった。大変そうだね」と、ほざいているにすぎません。
人を裏切り、殺め、それでも故郷アラミゴの為にひたすらに努力する様は目頭が熱くなりました。
裏切られた側からすれば許されざる行為ですが。
あとは新生IDですが、クリスタルタワー・シルクスの塔に居るスキュラさん。
あの人も哀しい方です。
鬼才のアモンによって不老不死の実験材料にされ、彼女の嫌いな犬と融合され…。
嫌悪する存在と融合だなんて。。
何度も戦ってるうちに彼女の台詞が染み込んできたんですけど、戦いの最中こう言っていたんです。
「おぞましい…妾の姿を、そう思ったな?許さぬ、許さぬ、許さぬぞォォォ!」
「おのれ、おのれ、おのれェェェ!貴様らも、妾をあざ笑うのかァァァ!」
と。なんとも辛い永遠の生でしょうか。
女性だからか尚更 自身の姿をおぞましく思い、そう思われる事にも恐怖したでしょう。
倒されて朽ちた際の、
「あぁ……犬どもの声が……消えてゆく…… これで、ようやく……眠れ……。」
という台詞がまた…。せめて安らかに、死後の世界で救われてることを願います。
私は彼女がすきでした。
こんな事を言えるのも所詮は対岸から炎を美しいと、焼かれる苦しさを知らないからですが。
彼女からすればそれも侮辱行為と見なすかもしれません。
でも出来れば、辛かったね、苦しかったね、ゆっくり休んでね、と言ってあげたいです。
画面越しなら、ストーリーはとても面白かったです。
でも一人一人の視点に添ってみるとあまりに悲惨な出来事の数々。
印象に残ったのが彼らだったと言うだけで、実際にはもっともっと沢山の命がエオルゼアで生きているでしょう。
私のエオルゼア生活で楽しかった事を日記に記そうとも思ったのですが、それは次の機会に。
今はただ、傍観者でありながら評価をする罪悪感を覚えつつ、彼らの生き様を讃えます。
NPCとは言え[魂]のある彼らを。
多大な犠牲の上に築いたエオルゼア同盟が平和を導くことを信じて。エオルゼアに栄光あれ。