Personnage

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年末には良い音を耳に聴かせてあげたい。

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2025年12月28日。

場所は東京国際フォーラム。

これは先日『FINAL FANTASY XIV ORCHESTRA CONCERT 2025 -Eorzean Symphony-』に行ってきたゆるい感じの体験レポ日記なのである。

…なのだが登場人物にやや難がある。
読み手によっては炎上必須なので、簡単な参加者の紹介をしてから続きを読むかどうか判断してもらいたい。

参加者①
シンこと私自身。
ほぼ休止状態の月1ヒカセン。

参加者②
妻ことシン夫人。
ヒカセンでもなんでもない。

どうだろうか?
荒れる予感しかない。
なのでこっから先は自己責任で読み続けることをお願いしたい。
ブラウザバックするならここです。
読み終えてから「ムキーッ!」ってされてもシンちゃん困っちゃう。
ではでは…


【プロローグ】

FF14のオーケストラコンサートが2025年の年末に開催されることが発表された。
ゲームのリアルイベントにはあまり興味が無い私だが、元々ライブ好きな人間のため音楽系のイベントには脊髄反射で応募をしている。
まずはプレイヤー先行の抽選だ。
正直FF14の音楽系イベとは相性が良いシンスピ。
過去オケコンは第2回目から参加してるし、バンドの方も2回参加している。
当選するという謎の自信があった。
こういうのは日頃の行いというもので…

普通に落選した。

でしょうね!
日頃の行いとか言い出したら私なんかほぼ休止状態でヒカセンとか名乗って良いのか?のレベルですもんね。
知ってる。
ひとまず一般抽選に賭けてみるが疑問が残らない訳では無い。
回を増すごとに争奪戦になっているオケコンのチケット。
ちょっと前なら日々のルーティンを真面目にこなすヒカセン優等生だった私は胸を張って参加していたが今はどうであろうか?
ハズレてしまったらそれも運命と受け入れようと…

五体投地で当てる。

当選確認。
カード自動引き落とし。
葛藤など無い。
これがディスティニー。
支払ったのだからコレは私のチケット!
煮るなり焼くなり我が意のままに!

問題は2枚当選したので同行者を探すことだ。
予想はついているのだが念のため妻に報告しておく。

「ゲームのオーケストラチケット当たりました」

「了解」

予想通り。
なんの躊躇も無く「了解」の一言。
初期のシン日記から登場する妻はもちろんヒカセンでもなんでもない。
だが私の脊髄反射の結果、過去オケコン2回バンド2回の参加歴を持つ謎の戦士が密かに生まれていたのであった。
むしろ戦士ですらないのだが。
これこそ今まで体験レポ日記を書けなかった原因のひとつであった…あと単純に書く暇が無い。
貴重な1席をNotヒカセンに譲るという行為による肩身の狭さから筆を置いてしまっていた。
その想いはサイヤスーツの肩パッドをいつもボロボロにしてしまうベジータの気持ちくらい肩身が狭い。
幸い妻は元吹奏楽部なので有名な東京フィルハーモニーの演奏を聴かせたいという免罪符で今まで乗り切ってきた感は否めない。

そんなこんなで月日は流れ開催の前日に至った。

いつも参加前には簡単な打合わせをするのが恒例行事。
服装とか曲の説明とか。
今回はオケコンなのでカジュアルさも取り入れたフォマールな服装で行こうと相談してると

「髪型が決まらないのよね…」

「髪型?」

「キャラクターをイメージした髪型にしたいけど調べると耳が生えてて参考にならん」

なんかすみません…
たぶんミコッテ。
あたくしミコッテ使いですみません。

「俺のほうは最近プレイしてないから知らない曲もあるかもなぁ〜」

「それを言ったら私は知らない曲ばかりなんですけど?」

ごもっとも。

「でも…年末には良い音を耳に聴かせてあげたいじゃん」

貴族か!?
私の妻はどこぞの貴族だったのか?
そんな上流階級の嗜みは庶民の私には分からん。
むしろ王子だな。
魔界のプリンスことアシュラマン。
心なしか隣でカーカカカと笑っている気がする。
ならば私はサンシャインとなろう。
ここに月1プレイのサンシャインとプレイ歴0時間のアシュラマンからなる令和のはぐれ悪魔超人タッグが結成されたのであった。


【開幕】



会場に着くとたくさんの人々で溢れていた。
毎回イベントに来ると感じるがこれが全員ヒカセンだと思うと感慨深いものがある。
ワイワイガヤガヤとリムサのエーテ前みたいだ。
私はというと「なんやかんや言ってるがもしかしたらガッキーみたいな美女なのでは?」という皆様の期待を裏切らないよう、ひっそりと入場してひっそりと退場するという隠密ムーブを心掛けている。

トイレ。
着席。
ブザーが鳴る。
奏者が入場し開演の幕が上がった。


『そして世界へ』
FF14といったらの曲。
1曲目からFF14のオーケストラに来たなとわくわくを感じさせる。

皆さんもご存知だと思いますが、ここで簡単にプログラム内容に触れておこう。

今回のオケコンは
第一部 新生〜蒼天〜紅蓮
第二部 漆黒〜暁月〜黄金
の2部構成になっております。
先に書いちゃうが私は第一部のほうが好き。

1曲目が終わると吉田Pが登場し御挨拶。
そして恒例?の会場ヒカセン達との挙手を交えたやり取りが始まる。

「会場のヒカセン達…」

「アナタのロールは…」

ジョジョのゴゴゴゴォのオノマトペを描きながらゆっくりと横に座る妻を確認する。

真顔である。

「ヒカセンじゃない人〜」

なんて挙手を求められたらと思うと生きた心地がしなくて毎回冷や汗をかく。
会場の敵視を一点に集めてしまう。
そうなったら古のスキルであるフラッシュを使うしかない。
ヘイトを取り戻せ。
私は生粋のDPSなのだが…

わりと真面目にNotヒカセンの同行者を連れている人は、あの空間をどんな心境でやり過ごしているのか御教授願いたい。
そんな人は私以外でいるのであろうか…
下のコメント欄までお願いいたします。


ここからは第一部。
1部抜粋しながら感想を書いていこうと思います。


『希望の都』
これだよ!これえぇ!
序盤でテンションがMaxになる。
ウルダハスタートの私にとってこの曲こそがFF14。
この後祖堅氏が登場して語るのだが「プレイ体験の追憶(たしかそれっぽいこと言ってた)」という言葉を借りるならこの曲は外せない。
初期の頃、仕事場である裁縫師ギルドでモコ草をぐるぐる編みながら偶然通ったフレと挨拶を交わしたり。
マケボまで行ったり来たり往復したり。
…あの頃はエーテライトなかったなとしみじみ。
ちなみにこの曲をBGMに妻は就寝していたので通称『子守唄』


『彩られし山麓〜高地ドラヴァニア:昼〜』
蒼天のフィールド曲で1番好きな曲。
後半のダッダダッダと盛り上がるところは背筋がビリビリしました。
壮大な雰囲気の曲でもう最高。
個人的にこの曲が今回のオケコンで1番でした。
完全に私の好みの問題です。


『Dragonsong』
蒼天編は本当に音楽が素晴らしい。
辛いことが多いストーリーの中で美しい音楽が冒険者に寄り添ってくれている感じがする。
重厚な世界観とはまさにこのこと。


『鬨の声』
やはりボスとの戦闘曲は気分が盛り上がる。
この曲の終わりに会場画面に紅蓮のリベレーターがビシッて決まるのがめちゃくちゃカッコイイ。


振り返るとやはり第一部、特に新生〜蒼天あたりの曲が私には刺さる。
BGM系の曲のほうが耳に染み付いているのかなと。
個人的にはこのあたりの曲はファンタジー色が強くてFFで冒険してるなぁ〜って感じがして好き。


続きまして第二部。


『Shadowbringers』〜『Flow』
2人のヴォーカリストを交えながら漆黒から暁月までの冒険を振り返る5曲ラッシュ。
物語が大きく動いた漆黒編から冒険の結末を描いた暁月編までを映像と共に振り返りヒカセンの情緒を壊しにくると呼ばれているプログラム。
『Flow』でハイデリンとのやり取りを振り返ると本当に良い冒険だったなと想いを馳せる。


そして黄金3曲で締めるわけだが、ここからは今回初出しのオケ譜になるので新鮮な感じで良かった。
あとメインシナリオ終わってないな…と気付く。


そんでもって拍手喝采で迎えるアンコール。


『終焉の戦い』
ヒカセン大好きセットみたいな楽曲。
会場も盛り上がってたなぁと感じる。
ボス戦詰合せセットはテンション上がるよね。


『記憶幻想 ~遠き日々のメドレー~』
黄金編の中で耳に残っていた楽曲。
ストーリーの内容とも相まって最終フィールドのBGMとして切ない感じがとても印象的。
最終戦でのアレンジも良かった。
この楽曲をオーケストラで聴けて満足。


最後は万雷の拍手と共に幕が降ろされた。


【閉幕】

「ダッダダッダの曲が最高!1番好きだわぁ!」

「私は後半が聴いたことの無い曲だったから新鮮で良かった」

何度も書くが妻はプレイ歴0時間である。

「あの楽器を演奏してる人が…あのパートの時のあれは…ゴニョゴニョ…」

吹奏楽士が呪文を唱え始めた。

「やっぱり」

「うん?」

「年末に良い音を耳に聴かせてあげられて満足」

「…さようですか」

こうして東京国際フォーラムの会場を後にする。


【エピローグ】

やはりFF14のオーケストラコンサートは良い。
ゲーム体験+素晴らしい楽曲=最高
はゲームのオーケストラコンサートだから感じられるものではないでしょうか。

…とまぁ毎回こんな感じで体験レポ日記書いてみたり想像してみたりするのですが。
回を増すごとに激戦になるチケット争奪戦やヒカセン達のオケコンに対する熱量を考えると、日記にするハードルが高すぎるゆえに毎回書いては消してと筆を折ってきた訳です。
だがしかし…
今回「年末には良い音を耳に聴かせてあげたい」というおもしろフレーズが飛び出したことで日記にする衝動に抗えなかったシンスピ。
貴族かっ!とツッコミたかった…
貴重な1席をNotヒカセンの妻に譲っていただき皆さんありがとうございました。
チケ代を支払ったのは私ですけどね。

そりゃあゲーム体験をしてればより一層楽しめるイベントだと思いますが、プレイ歴0時間でも楽しめるほどFF14の音楽は素晴らしいと無理矢理に今回のレポ日記を締めさせていただきます。
次回もどこかの会場で潜んでいる私にお会いしましょう。

それではまたエオルゼアで。
それと良いお年を。
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