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曉月感想~推しエリアの話~

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神木さんのラジオを聞いてヒカセンが感想を文字にすることは、開発に携わったスタッフの皆様への感謝の表現になると思ったのでペンを取る。

例によって閉じておきます。

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曉月のエリアは宇宙とか月とか過去とかテレポ先のその他枠が賑やかになる多彩さですが、個人的に一番心に残っているのは曉月後はあまり用事がないガレマルドだったりします。
ガレマルドだけは一言で表す言葉が僕の中にはあって、それは「敗戦」。

ガレマルドは敗戦の地です。ガレマルドに到着した当初はそれがわからなくて、頑なを通り越して死すら選ぶガレマール人の行動に戸惑いもしたけれど、戦争のことを思い出したらすべて筋が通りました。
戦争中の敵国首都に侵略軍が侵入してきた時、遭遇した敵国の民間人に兵士がどんな行動をとるか。紳士的、人道的に振る舞う兵士もいる一方で、誰しもが、そして若い女性なら特に、死んだ方がマシだと思うような目に遭うことも現実にもある。
そこに思い当ってからの第一軍団との遭遇、他軍団との共闘作戦の失敗からの第一軍団長の自死、それに続く第一軍団の降伏、兵士の投降という物語の展開を受けて、ガレマルドのテーマは敗戦という形でついに帝国の侵略戦争が終わったと決着をつけることだったんだなと思いました。

鬱々とした北方の大国で繰り広げられるこの敗戦ドラマは個人的に大変好物ですが、それを彩る小道具がまた素晴らしい。一つはガレマール帝国の国歌。漆黒まではこれの一節が流れるとなんとなく身構えたものですが、強く恐ろしい帝国のイメージを担っていた旋律が実は遠く昔に追われた故郷を慕い、いつか帰りたいと願う民族の歌だとここにきて判明します。(紅蓮の最後に流れる解放されたアラミゴの国歌と比べると国民性の違いがはっきりと分かって面白いです)
そしてその歌を北の大地に届ける安物の鉱石ラジオ。
ここは安物なのが肝で、音質も雑音交じりの割れた音でなくちゃいけない。そして壊れたテープのように繰り返し繰り返しラジオから流れることで、ラジオ局も国も機能していないんだとわかる。(実際はファダニエルの演出ですが)
雪に閉ざされた極寒の大地と割れた音で物寂しく流れる国歌と荒廃した首都と野生動物のように頑ななガレマール人が見事に調和する中で進む敗戦のストーリーを決定づける最後の小道具が、死に物狂いの抗戦をしかける第一軍団にルキアによりもたらされる作戦失敗の暗号文。
「イルは立たず」、「イルは立たず」……。

浪漫をありがとう。
いやー、めっちゃ刺さります。最高。

それだけならガレマール人の受難で終わるのですが、ヒカセンもファダニエルとゼノスのご厚意によりそこに巻き込まれたのが「寒夜のこと」だったのか…な……?
NPCとの食事といえばアイメリク総長との会食という心温まる思い出しかなかったのですが、ゼノスが対面でステーキ食ってるの見てなんだかすごく台無しにされた気分になったは。(誉め言葉)
そのお詫びにと一般帝国兵に魂を封じられて、自分に成りすましたゼノスを追いかけてステルスゲーすることになるんですが。
シナリオ内のソロコンテンツとしてはあれはちょいと骨があったというか、おやって思いました。ステルスゲーはぼちぼち遊んでいたので遊び方はわかってたんですが、これステルスゲーに馴染みのない人は大変じゃないかなという感想を持ちました。タイムリミットもあったしね。
この手のゲームは敵がどの方角をどこまで見えてるか、すなわち敵の視野の把握が大切でして。敵の視野を画面表示させてるステルスゲーもあるんですが、このクエストではそれはなかった。ので、敵の視野の範囲が意外と狭いとわかるまでは苦労しました。尾行の際は尾行対象者が結構な距離を見通してきたりするので警戒していたのですが、「寒夜のこと」ではさすがにそんなことはなかったね。フィールドモブより視野の範囲は狭そうだなって思いました。視野がどの程度か予めわかる工夫があればクリアしやすかったのかなあと。

しかしゲームの難易度に話を持っていかれがちですが、あそこで大事なのは英雄の肉体的強さを持たない英雄が何を為そうとするのか、何を味わうのかということだったと思います。
英雄を英雄たらしめているのは肉体なのか魂なのか。
もちろん両方が揃ってこそのWoLだとは思いますが、妙に身が軽いだけが取り柄の一般兵になってしまっても逃げ回りながら活路を開き、遭遇した帝国市民の助太刀に走り、挙句に瀕死の状態で地べたを這いずりゼノスに辛うじて追いついたところから、英雄の根幹は魂にあるのは確かです。
ただその姿は現地で生き残った帝国軍の一兵卒の姿と何ら変わりのない惨めさだったし、中の人も惨めで腹立たしい中、とにかく少しでもゼノスに追いつこうとしてました。(これを味わえたのが良かった。誉め言葉です)
辛うじて間に合って仲間をゼノスから守り切ったことが英雄の魂の底力で、あそこで間に合わなくて冷たくなった仲間の躯を見る、などという辛酸を舐めてきたのがこの地の人々なのかもしれません。
僕は輝かしい英雄像には没入できないタイプなので、帝国市民の助けたうえで地べたを這ってでも駆け付けて仲間を守り切った姿は納得感があるというか、その紙一重くらいの差が実はとても重くて、それが英雄を作ってると感じられたのは良かったです。(そしてこのクエストのギリギリ感を出すのにステルスゲーの難易度はかなり重要だと思うのでそこも大変悩ましい。)

あとはあれだね。
人の身体乗っ取ったゼノスが悪い顔で笑うのを見て、いつもより表情あるんじゃんって思った。
ゼノスの顔って表情筋硬いんですかね。

もひとつ付け加えると、余輩さんが草原の支配者的目線でガレマルドをよく観察していた。
ガレマルドエリアの最後に余輩さんが熱意を持って守る人がいるこの土地は死んでない、育めば栄えると言ったのが印象に残ってます。でもナーマはいなかった模様。




Commentaires (2)

Teto Ragdoll

Gungnir [Elemental]

今更ながら拝読。
フェレさんのストーリー感想は過去シリーズを含めて、とても好きです。
特にこの土地については、どうしてもネガティブな印象が強く、これ以上触れたくない・考えたくないと、理解することから逃げてしまっていて、それなのにやたら印象に残っているのも事実で、こうして言語化されたものを読むことでそのギャップを少し埋められた気がします。

もし、いつか気が向いたら
気が向いたら(大切なことなので2回以下略)
他の土地や事象についても、ぜひ^^

Ferreol Forsemart

Gungnir [Elemental]

わー、感想もらえるとなんか書こうかなって気になる。(単純)
反応があるって大事なことですね!
ガレマルドは改めて実況動画なんかで見ても発見があるいぶし銀でスルメイカな土地だなあと最近思います。見直すほどにクイントゥスがどんどん推しになっていく。

土地を一つやったので次は人ということでゼノピッピについてつらつら書いてるんだけど全然まとまらなくてホントゼノピッピ。まとまったらまた上げますねい。
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