(※ここから先、ロールプレイ的日記、つまり創作物があります。また、若干のネタバレを含むことがあります。ご注意ください)
◆霊1月1日◆
滞在も今日までだ。明日からはまた仕事の後始末がある。
「呼ばれた気がする」とか、「声が聞こえた」なんてことはなく、至極静かで落ち着いた時間であった。
ほぼほぼ余暇時間なのでロスと散歩をしたり、スクロールをしたためてみたり。
ただ特殊な感覚があったとすれば、不思議と落ち着いた気持ちで過ごせたことか。
常に平静を心がけてはいるが、このあたりは……なんというか、そういう空間のような気がする。
もともと集落を守るための術式を起動していたはずなので、その残滓があるのだろうか?
何かの影響を及ぼしているのか? 今となっては知る由もない。
きっとここも、ほかの森と同じように静かに、時に騒々しくあるのだろう。
悪くない時間だった。野外活動がしたくなったときには、ちょうどいいかもしれない。
◆霊1月2日◆
やや仕事にてこずり、撤収準備がうまく進まなかった。
体制をたてなおし、明日また決行する予定だ。
また、南方ボズヤ戦線に動きがあったようだ。
こちらは別途準備が必要なため、事前調査をしっかりして向かおう。
◆霊1月3日◆
今回分の撤収準備が終了。時間に限りがある中でうまくやれただろう。
ボズヤ戦線の様子を見に行ったが、なにやら大規模な作戦行動が予定されているようだ。
相応に危険な活動となるだろう。
充分な準備のため、まずはシャードの解読協力を得るように活動を進めることにした。
◆霊1月4日◆
今日は南方ボズヤ戦線で活動。それなりに戦果を挙げることができた。
作戦行動はすでにいくらか実施されているようだが被害も大きいようだ。
未知のシャードも発見されている。
まずはこれの解読を目標にしよう。
◆霊1月5日◆
今日は装備のメンテナンス……と、ロスの水場のメンテナンス。
水場のフチがやや高いので、何かちょうどいい代替品があればいいのだが……
まあ、ロスとしては既に慣れているし跳べるしで不便はなさそうだが、快適にできるならしてあげたいところだ。
◆霊1月6日◆
会得している戦闘技術の確認……要するに鍛錬を行った。
ややもすればいざというときに動けないという事態を招きかねないので、こういった再確認は必要だ。
赤魔法による、魔力が身体を走る感覚も久しぶりだった。悪くない。
今の仕事が完全に終われば、あとはボズヤ戦線などの細かな依頼になるだろうから、修めている技術を別に活かすことも増えるだろう。
それを見越して、だ。
◆霊1月7日◆
さて、アジムステップへ挨拶しないうちにひと月が経ってしまった。
そのうちに行かなければ……さすがに新年の挨拶、とはいいがたいか?
ロスもあの場所は心地よさそうにしていた覚えがあるので、連れていきたいところだ。
◆霊1月8日◆
明日にはまた仕事の後始末がある。準備をしっかりしておこう。
ボズヤ戦線も気になるところなので、折をみて戦果を挙げ、評価を高めておきたいところだ。
……今の仕事が終わればあとは手が空く。
ゆっくりする時間もとりつつ、活動の場を広げていこう。
◆霊1月9日◆
今日の仕事の始末はスムーズにいった。うまくいくのは気分がいい。
終わってからドマ町人地に物資を卸しに行き、対価を受け取って来た。
あと4週間ほどだろうか。それで仕事がおおよそ終わるはずだ。
今後はこのようなタイプの仕事を受注せず、自身の研究などに費用と労力をつぎ込むつもりである。
まあそれも、今の仕事を無事終えてから、だが。
◆霊1月10日◆
平常の暮らし。ロスと遊んだり、派遣任務に就いたりなどだ。
特筆することはない。しばらく穏やかなままだろう。
そういえばヴァレンティオンの時期か。ジルウェットと相性診断をやらされたのを思い出す。
あれはもうずいぶん前のことだ。
彼やユベールも健やかに暮らしているだろうか? それだと、いい。
◆霊1月11日◆
なんでもプリンセスデーもまとめて行われるような情報が入って来た。
そういうのはあまり得意ではないが、顔を出すくらいはしてもいいだろう。
それに、ギルドから広報を頼まれる可能性もある。
備えておこう。
◆霊1月12日◆
納品物が溜まってきているので、アルデナードに戻るついでに双蛇党に寄ってくることにしよう。
滞在用に荷物をまとめ、ロス飴も持った。
さて、今年はどんな催しになっているだろうか……
◆霊1月13日◆
今日は双蛇党に納品……ついでに使われていってくれとのことで、負傷兵の治療などを行った。
はじめロスは魔物の幼体ではないかと(多分、そうではあるのだが)警戒されたが、無害だと説明して、便宜上私のペットだということで監視を怠らぬよう言い渡された。
コロポックルといえば確かに草木網の魔物であるから無理はない。
ちなみに女性の隊士からの反応は良好であった。
◆霊1月14日◆
手当てと”よどみ”の浄化に協力。合わせて、増えすぎた魔物の討伐なども行った。
冒険者になったばかりの頃はこういったことをよくしていたものである……いやむしろ、全くしなくなったのはシロガネに渡ってからなので、単純に住処の問題でもあろうが。
とはいえあの頃は生きることに必死で、変容した自分の、そう今の私は随分追い詰められていたように思う。
そういえば冒険者になったばかりの頃に教導役として寄越されていたコアトルは元気だろうか?
あれも不愛想というか掴みどころのない性格であったが、彼女のおかげで冒険者としての心得をはやく習得できたことは間違いない。
礼……などといっても彼女は受けないだろう。そういう相手だ。
健在にやっていることを祈ろう。
◆霊1月15日◆
明日にはまた仕事の後始末があるのだった。……考慮から外れていた。
ともかく一旦戻り、準備を整えよう。
幸い、双蛇党や幻術士ギルドからの依頼はひと段落したようだし。
◆霊1月16日◆
仕事のほうは一時中断。明日に持ち越しとなった。
そのため準備も継続。しつつ、日用薬などをクガネやナマイ村に卸して回った。
流行り病もなく、平和そのものだ。卸したのは基礎的な傷薬などに留まり、消耗も少なかった。
だいたいは狩りの時などに受ける傷が多いようだ。化膿止めも一緒に卸しているので、役立ててくれているのだろう。
さて、明日は仕事の続きだ。
終わりも近い。だが、気を抜かずに行こう。
◆霊1月17日◆
今週分の仕事が終了。あと少しだ。
最近は風が強い。ロスは時折風に乗ってふわふわと遊んでいるようだが、勢い余って遭難しないか心配ではある。
というか……風に乗る・乗らないを自分の意志で決定できるということは、風のエーテルも操れるということだろうか?
あの小さなまるい体に秘められた可能性を、まだまだ把握できていないようだ。
◆霊1月18日◆
なんでもクガネの劇場(名前は失念した)で催されているという人気の題目。そのチケットをひょんなことから手に入れてしまった。
忙しい時期でもないし、たまにはいいかもしれない。
比較的最近語られるようになったものとのことだが、まあ歴史はよい。そういった芸能が残っている時点で充分だ。
特にそういったものに明るくないからには尚更。まず浅いところから始めるのがいい。
そういうわけで……ロスの分も必要か訊いてみたが、大丈夫らしい。
明日、見に行く予定だ。
◆霊1月19日◆
なかなか面白い劇であった。
人斬りと化し、罪を濯ぐために世直しの旅をする元剣聖……それを討つは旅先で出会い鍛えた一番弟子。
しかしながら最後は……と、中々見どころのあるものだった。
なんでも実話を基にしているとかで。もっとも、劇における「これは本当の出来事」というのも信用ならないものではあるが。
さて、明日は……双蛇党からよこされた書類仕事だ。
さっさと終わらせて、穏やかな週末にしてしまおう。
◆霊1月20日◆
一日がかりで書類仕事を終わらせた。
ロスはこういうとき邪魔にならないところで勝手に遊んでいるので助かる。
そんなロスと遊ぶのは、まあ……私でも毛糸玉でも階段でもいいのだが、ウズやなんかと遊ばせてあげたいときもたまにある。
それに以前グリダニアで出会った少女の連れていたコロコロポックルとも仲が良くなってたようだし。
そういう交流も持たせてあげたいとは思うのだが、本人(?)が望んでいるかは分からない。
大体、私自身交流は少ない方だし。
たまに商館などでテンやシロに遊んでもらうくらいでいいかもしれない。
◆霊1月21日◆
最近、南方ボズヤ戦線が再度活性化しつつあるというのは情報に聞いている。
なんでも城攻めが頻繁に行われているらしく、激しい戦いにふさわしい報酬も与えられているようだ。
おそらくバイシャーエン氏あたりが手配したのだろう。以前はそれほど……現地にあるもの程度だったので、待遇が改善されたともいえる。
これを機に戦果を挙げに行くのも良い。ロスには暇をさせてしまうが……防御術式をかけて黒衣森を散策させてみてもいいかもしれない。
◆霊1月22日◆
ロスの外出計画を練っている。
野獣に襲われた時にけがをしないよう防御術と、本人が撃退するすべはおそらく持っていない(いいところ体当たりだろう)ので、反撃の術式……いや、そこまでやると単純に興味があって近づいた人物に危害が及ぶ恐れがある。
そもそもロスが乗り気かもわからない。まあ、一考の余地はあるだろう。
◆霊1月23日◆
ロスに、私抜きで外を出歩いてみたいか聞いてみたところ、ピエピエ鳴いていた。……意図が読みにくい。現状でもシロガネをうろついてはいるようだし、今更かもしれないからだ。
だが、シロガネ以外はどうかと聞いてみたところ、あんまりいい返事ではなかった。乗り気ではないようだ。
まあ迷子になったり攫われても困るので、それはそれで良いのだが。
今度戦地に赴くときには、そういう危険のなさそうなドマ町人地あたりででも遊ばせてみようか?
◆霊1月24日◆
ドマ町人地の車前会に問い合わせてみたところ、害のない幼獣であると理解してもらえ、問題なく遊ばせて良いとの返事をもらえた。
これでロスとしては新たな遊び場が追加されたことになる。
もっとも、主に私がボズヤ戦線に赴いている最中になるだろうが……
まあ、前連れて行ったときに何か所か回っていて、見知っている人もいるだろうから心配はないだろう。
子供たちにも人気が出そうだ。
◆霊1月25日◆
ロスに持たせる小さなカバンが欲しい。
どこからともなく小物を取り出したりしまったりするのは分かっているが、単純にそれだけでは足りないこともあるだろうから……
グリダニアの革製品屋にでも頼んでみようか? 予約で埋まっているかもしれないので、早めに確認しに行こう。
◆霊1月26日◆
ロスにカバンが欲しいか訊いてみたらひと鳴きした。
……まあも微妙。しかし手をパタパタしていたので、おそらく活用はしてくれるだろう。
そういうわけなので、明日にでもフェン・イルに赴いてまずは予約をとれるか確認してみなければ。
◆霊1月27日◆
最初は驚かれたが、カバンを製作してもらえることになった。
ロスの身体を採寸したりしていたが、ロスは大人しく従っていた。
飾りでなく実用的な物を、と頼み……そこまではいいのだが、そこは人気店。やはり時間がかかるようだ。
まあ、焦らずやろう。すぐに必要なわけでもないのだし。
◆霊1月28日◆
私邸の模様替えを考えるがいい案が浮かばない。なかなか難しい……というか、今のままで不便がないからか。
とはいえ冬明けに備える必要はあるだろう。防御術の張り直しも行う必要があるし、近々手を入れることにしよう。