ドラ達を乗せた船は東方へ向けて数時間が経った頃、船長である。スモーク船長から東方への航路について説明される。
「我がグリエンティア号の船長スモークである。これより・・・」
「船長、大変です。霧です。」
慌て船のクルー達は目の前に現れた。霧を回避するために舵をとる。ごごっと船は進路を変えるものの、冷たい空気が船を包み込む。 船内中に冷たい冷気が澄み渡り、海を進行していた船はゆっくり、ゆっくりとなり、やがて船は止まる。
船内のクルー達のほとんどは頭を抱えながらしゃがみ込む。 船内中に避難していた。ドラ達は船長室に集められる。
「すまない、君達を無事に東方の国に届けるのが我らの役目であったがこの船はこれ以上の航海は困難となった。我々が今目にしているこの辺りを包み込むような霧こそ恐れていた。船の墓場の入り口・・・ここから出た者はいない。」
「船長はん、ワイが渡って来た時は、そんな噂は聞かんかったけどな」
船長は少し考えると重くなった口を開く「船の墓場は四季に合わせて移動するとも言われておる。東方の国の海域を特有の現象とも最近言われるように、東方への定期船がなくなったのもこの船の墓場が存在するため、それに恐ろしい怪物の存在も実際する。」
船をメキメキと縛り付けるようにタコの足が絡みつく大きな紫色怪物が海から顔を出す。二つの黄色な目は船内を舐めるよう左から右へとギョロギョロ動く。
『でたあああぁー』
慌てたクルー達、船長は船内に避難しようとする。
大きなギザギザ歯はカチカチとなり、大きな怪物は軽く口を開く
とタコの足がドラに向かってくる。ドラは剣で受けるとそのまま後ろまで抑えつけられる。 天から槍がタコの足を切り裂き、切り離された足だけが光に消滅する。
「ドラ、大丈夫か?」
「ユーリス、助かった・・・」
ドラの身体の傷が癒えるようにテレナのケアルが飛んでくる。 ドラにウィンクすると今度は紫色のタコに目掛けて風で切り裂く魔法で怯ませ、ルアの渾身の拳がヒットすると空に飛び上がったユーリスの槍がトドメを刺す。
タコの怪物は光のようになり消滅。 パチパチとマストの上から拍手する音が聞こえ、マストの上から青年がふわっと降りてくる。
「ようこそ、東方へ。異人の方々。」
不思議な青年に向けて、ドラ達は囲むように武器を向ける。
顔色一つ変えない不思議な青年は一歩二歩と歩く。異様な雰囲気にドラ達は呑まれる。
「さぁ、刹那迎えに来た、僕達の城へ・・・帰ろう。」
青年は召喚獣を呼び出すと刹那に手を差し伸べ、その手を取るように刹那は手を取る。
「みなさん、えらいすまんせん、ワイ、あちら側に戻りますわ」
刹那が召喚獣に乗ると青年と刹那は空へと舞い上がる。
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