今年に入り現実の競馬界は大きな事件が続いています
そろそろこの負の連鎖が止まってくれればいいのですが・・・
●War(戦闘)Admiral(戦闘)
ウォーアドミラル 主な勝ち鞍アメリカ3冠他
●Sea(天文地理)Biscuit(その他)
シービスケット 主な勝ち鞍ピムリコスペシャル他
少し前に映画化もされ記憶にある人もいらっしゃるのではないでしょうか、1930年代のアメリカを代表する名馬シービスケットとそのライバルとされるウォーアドミラルです
大種牡馬マンノウォーの直仔にして3歳クラシックを総なめにした最強馬ウォーアドミラルと、同じようにマンノウォーの血を引きながら(祖父がマンノウォー)みすぼらしい風体と貧弱な血統でデビューすら危うかったシービスケット
絶対的なエリートに、のしあがってきた雑草が挑戦状をたたきつけるというこの構図はいつの時代もファンを熱狂させてくれます
なお上でライバルと書きましたが実際の力量や成績などはウォーアドミラルのほうが圧倒的に格上でした
その力量差をシービスケットの持つドラマ性が両者の関係を互角へと引き上げたのでしょうね
日本で言えばハイセイコーとタケホープの関係が近いのかもしれません
引退後の繁殖成績は前回書いたイージーゴアとサンデーサイレンスとは反対にエリート、ウォーアドミラルの圧勝に終わります
その孫バックパサーを通じ現在の競走馬の血統表にも名前が残っている偉大なる大種牡馬ですね
ところで話は変わりますがシービスケットは正確にはSeabiscuitという一文字の単語です
ですので厳密に言えば馬名完全再現というわけではないのですが、今後もこんな感じで響きやフィーリングを重視していきますのでご容赦ください
ちなみに意味は海軍用の塩気のない硬いパン・ビスケットのことだそうです
その父親ハードタック(南北戦争時のアメリカ軍の携帯食)からの連想のようですね
競争馬の馬名は父親や母親から連想したり一部を引き継いだりすることが良くあります
●Northern(形容詞1)Dancer(称号)
ノーザンダンサー 主な勝ち鞍ケンタッキーダービー他
現役時代のノーザンダンサーは18戦14勝、アメリカ3冠を最終戦で取りこぼしたものの歴史に名を残すには十分すぎる活躍をしたのですが、この馬が伝説となったのは繁殖入りをしてからのことでした
立派な成績と一流の血統から種牡馬としての期待も高かったノーザンダンサーはその期待を遥かに超える結果を残し続けます
ニジンスキー、リファール、ストームバード、ヌレイエフ、ダンツィヒ、サドラーズウェルズ、そしてノーザンテースト等々
ノーザンダンサーの子供達は世界中の大レースに勝ちまくり、またアメリカイギリスフランスオーストラリア、そして日本と世界各国で種牡馬として大成功を収めました
私が名前をお借りした80年代の最強牝馬ミエスクにもその父ヌレイエフを通じノーザンダンサーの血が入ってます
記録に残る最高種付け額は95万ドル、ノーザンダンサーの血の1滴は1カラットのダイヤより価値があるなんて言葉もあながち嘘ではなさそうです
ちなみにゴールドソーサーで追加されたアチーヴメント「奇跡の血量」(チョコボ帽子がもらえる奴ですね)、この言葉の代表例としてもノーザンダンサーは良く使われました
お父さんのお爺さんとお母さんの曾お爺さん、もしくはその逆が同じノーザンダンサーだった場合生まれる子供は奇跡の血量を持っているとされてたんですね
ダビスタなんかをやったことがある人ならノーザンダンサーの3×4なんていえばピンと来る方もいるかもしれませんね
長くなりましたので今日はこのあたりで
馬名講座とかメモ書きとか言いながら馬の説明が長すぎていまいち本来の目的が機能してないきもしますが、まあいいか
でもノーザンダンサーとか本気で語り出すと余裕で1万字オーバーしますし、仕方ないですよね