昨夜からバタバタとしていて更新をすっかり忘れていたレイニアです。
息抜きにロドスト開かなかったらどうなっていた事か……
さて、それではいつもの前書きから!
このお話は私の妄想であり、忠実にエオルゼアの設定を再現しているわけではありません。
お話の意図や流れに合わせてオリジナルの設定も盛り込まれていますし、元の設定を無視している部分もあります。
その辺りはご了承の上でお読みいただくようにお願いいたします。
特にこの先はオリジナル設定満載でお送りいたします!
42へ
http://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/2177989/blog/3035718/ーーーーーーーーーーーーーーーーーー以下本文ーーーーーーーーーーーーーー
43
その場にいた者の誰もが夜明けだと思った。
温かな日差しがその頬を照らしたと感じた。
だが、実際の夜明けはまだ遠く。
何よりも周囲の暗さは変わっていない。
「とっか~んにゃ!」
声が響く。
一本の矢となったチャアが槍を空中の化け物に突き立てる。
「からの、どっか~んにゃ!」
そのまま宙で姿勢を変えたチャアが突き刺した化け物ごと地面に槍を撃ち込む。
ギュィアアアアアァアァァッァァッァァァ
化け物の悲鳴が響く。
イタイイタイヒカリマブシイキエルキエルキエタクナイ
無数の口から幾つもの言葉が出て、まるで一つの塊のように周りに響く。
無茶苦茶に振るわれる何本もの手がチャアを叩く。
直接掴まれた場所がまるで火傷のように爛れる。
痛みに顔をしかめつつもチャアは槍を突き立てる。
槍の刺さった場所を中心に化け物の姿が光に溶ける影のように薄くなっていく。
「うにゃ!?」
チャアの体勢が崩れる。
化け物の上に立っていたチャアの足を化け物の腕が掴んでいる。
「チャア!」
レアの声と同時にチャアは槍から手を離す。
翻ったレアの大剣がチャアを掴んでいた腕を斬り払う。
そのまま二人とも化け物の上から離れる。
化け物がチャアの槍を吐き出す。
まるで穴のように傷ついた化け物の体から黒い液が滴り地面を腐らせる。
オッオッオッオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
化け物が吠える。
咄嗟に飛び退いた二人の足元から無数の腕が伸びていた。
黒い化け物と同じ腕。
追いすがる腕をレアの大剣が払う。
「借りるにゃ!」
近くに居た兵士の手から奪った槍でチャアが新たに現れようとした腕を貫く。
足を止めた二人に化け物が突進していく。
その体を支える足が次々に撃ちぬかれて化け物が地面に倒れる。
森から現れたティ達の矢。
「こっちだ、化け物!」
倒れた化け物の体に剣と槍が叩き込まれる。
化け物の意識がミュゼルに向き、レア達から逸れる。
レアの大剣が化け物に突き立てられる。
大剣が妖しく光り、化け物の体を呑み込み始める。
イヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ
化け物の顔が口々に言葉を発するが、逃れることが出来ない。
伸ばした腕も何もかも大剣へと吸い込まれていく。
このまま、全てが終わるかに思われた。
まるでマリオネットの糸が切れるように、
まるで魂が抜けた人形のように
突然、レアの体が頽れた。
44へ
http://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/2177989/blog/3051805/