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最強最愛のビギナーズ最終話「私達の未来」

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最強最愛のビギナーズ最終話「私達の未来」



 マリシャスとの最後の戦いから一ヶ月が経過した。

 アシエンに乗っ取られた時に受けたダメージも、妹達の手厚い看護のお陰で1週間程で回復した。

 まあ、アスちゃんが作った怪しい薬を飲まされて意識が飛びかけたり。

 トンちゃんの豪快な看護で何度かあの世に行きかけたのは、この際忘れよう。

 ともあれ、マリシャスとの死闘を乗り越えた私達はようやく平穏な日常を手に入れたのだ。

「姉さま、おはよう!今日も清々しい朝と可愛い妹が愛のモーニングコールにやってきたよぉおおおおお!」

 破壊力抜群のドアノックにより粉々に吹き飛ぶ木製の扉。

「……ここ、マリエさんの家なんだけど、まあいいか……」

「お姉様、以前の失敗を踏まえてアラグと私の科学力を組み合わせた究極のポーキースーツをお見舞いに持ってきました、あ、実験はまだしてません」

 実験もしてない危険な発明品をどうして姉に勧める、妹よ。

 これ平穏な日常って言っていいのか、いや、私が平穏って言ったら平穏なの。

 と、無理やり納得している所もある。

 しかし、問題が無い訳では無い。

「姉……ま?」

 何故なら、マリシャスを倒した後も当然の様にディザスター達の襲撃は収まっていないからだ。

 明確な目的は分からない、だが、ヤツラは人を襲い殺し、家を森を生活を無に帰す。

 そこにあったものを元から無かった事にしちゃう様な連中だ。

「姉……さま」

 そんなものを黙って見ていられるか。

 何より、妹達との穏やか生活を脅かす様な輩を放ってはおけない。

 それに、アイツとの約束もある。

 アイツが最後に言った、兄弟を止めて欲しい、あの言葉は切実だった。

 だからと言う訳じゃないけど、叶えて上げたいと思った。

「だから、姉さまってば!!」

「へぶしっ!」

 左の頬に深く炸裂する末っ子必殺のパンチ。

 どうやらずっと私を呼んでいた様だけど、考え事に夢中で聞こえてなかった。

 でも、その強敵を屠ってきた剛腕で急に殴るのは止めてね、お姉ちゃん命がいくつあっても足りないから。

「何度呼んでも聞いてない姉さまが悪いんだよ!」

「ずびばぜん……」

 追撃が来ても困るからここは素直に謝っておこう。

「それで、お姉様、準備は出来ましたか?」

「うん、後は現地に行って着替えるだけ」

「分かりました、それではあの場所に向かいましょう」

「ついに私達家族になるんだね、楽しみ!」

 私達が向かう場所がどこかって? それはもちろん十二神大聖堂が見えるあの場所。

 そこでエターナルバンドを行う。

 これは家族としての契り、そして私達だけの約束。

 この為に苦難を乗り越えてここまでたどり着いた。

 いや、この約束があったからここまで頑張れたのかも知れない。

 二人との約束が、私を守り、生き長らえさせてくれたんだろう。

 そして、遂にこの時が来たのだ。

「ソウルチェンジ、リリーナ!」

 何故か勝手に動き出す私の体と声、そして出てくるリリーナ。

「おいおい、アタイを忘れてもらっちゃ困る、このエターナルバンドはアタイ達四人の絆を深める為のもんだろう、自分の体が無いからってハブられちゃ、お姉ちゃんは悲しいよ」

「もちろん、リリーナお姉様も一緒ですから安心して下さい」

「リリーお姉ちゃんもずっと一緒だよ」

「おお、アタイの可愛い妹達よ、お姉ちゃんはこれからもアンタ達とずっと一緒だぞ~」

 二人を抱き寄せ顔スリスリを堪能して満足げなリリーナ。

『……なるほど、言いたい事は分かる、でも勝手に出てこないでくれ、リリーナ、これは私の体なんだ、出たい時にポンポン出られるのは困る』

『そんな事悲しい事言うなよルビー、アタイだって寂しいんだ、だからたまには出てきたってバチは当たらないだろう』

「どうしたのお姉ちゃん、ボソボソ喋って」

「いやね、ルビーも泣いて喜んでくれてるみたいで、アタイも嬉しいよ」

 喜んで無くはないが、泣いて喜んではいないぞ、リリーナ。

 まあ、たまにならいいか、本当にたまになら。

 何といってもリリーナは今回一番の功労者だ。

 命を落として迄妹も守り、魂となっても見守り続けてきた戦士の中の戦士。

 彼女の未来を見通す力が無ければこう上手く事は運ばなかったかもしれない。

 だけど、彼女は言った。

 マリシャスとの最終戦では一切その未来が見えていなかったと。

 だから賭けだったのだ。

 でも、私達は思いの力でマリシャスを倒した。

 リリーナが居なければ今回の戦い勝てたかどうか分からない。

 それだけに彼女はなくてはならない存在なのだ。

 私にとっても、妹達にとっても。

『なあなあ、機嫌直せよルビー』

 なくてはならない存在と言ってる横で脳裏に聞こえる猫なで声、手もみをしてすり寄るリリーナが目に浮かぶようだ……

『怒ってないから、大丈夫だよ、リリーナも私達の家族だもんね』

『ルビー、ありがとうな、アンタが頑張ってくれたから妹達との時間がある』

『……こちらこそ、どういたしましてだよリリーナ』

『だからさぁ、たまに体貸してくれよぉ』

 結局このくだりかい!

『もう、好きにして……』

『やった、ありがとうなルビー!』

 なんて冗談のやり取りを出来る位、リリーナとは仲良くなった。

 なんか馬が合うんだよね。

 以前の私なら絶対気が合いそうもないだけに不思議。

「おみゃあ達、楽しそうにゃりね、仲が良いのは良い事にゃ!」

 何時の間にかマリエさんがドアの前に立っていた。

「それはそれとして、この吹き飛んだ扉は誰の仕業にゃ! キッチリと弁償してもらうにゃ」

 途端バツ悪くそっぽを向いて口笛を吹くトン。

 アスも窓から外を見て完全にとぼけていた。

 この連携は流石双子ならではだな。

「それはそうと、おみゃあ達そろそろ行くにゃりか」

「ああ、マリ師匠、そろそろ行こうと思ってた所だよ」

「……リリーナ、こうしておみゃあの姿をまた見てると思うととても不思議な気持ちになるにゃ、よく無事に? 生きて帰ってきたにゃ!」

「う~ん、生きて戻ってきたって表現も少し違う気がするけど、細かい事はいっか! マリ師匠自慢の弟子はこうやってまた師匠の元に帰ってきたぞ!」

「うんうん、おみゃあがここに来てから踏み倒してきた、今まで世話した代金を払ってもらえると思うと嬉しいにゃ!」

「……ルビー、アタイ用事を思い出したから、マリ師匠の事頼んだよ」

 逃げる様に私と入れ替わるリリーナ。

「ほう、ルビー、おみゃあが代わりに払ってくれるって事でいいにゃりね?」

「……えっと、あっ! あんな所にマタタビの大群が飛んでる!」

 窓の外を指差し白々しい嘘をつく私、それに対してマリエさんの反応は。

「にゃに! どこにゃ! マリエちゃんのマタタビは何処に飛んでるにゃ!」

 どうやら興味津々の様だ、逃げるなら今だな。

「アスちゃん、トンちゃん今のうちに行くよ!」

「えっ、マリエさんそれじゃ行ってきます」

「マリエさんまたね!」

 そそくさと逃げる様にその場を後にするルビーと妹達。

「マタタビ、マタタビは何処にゃ、ルビー、あれルビー?」

 誰も居なくなったことにマリエが気が付いたのは、彼女たちが逃走してから数分経ってからだった。

「折角気持ち良く送り出してやろうと思ってたのに、何たる仕打ちにゃ! ルビー、帰って来たらお仕置きにゃ!」

 その後ルビーが無事に帰れたかは、皆さんの想像にお任せしよう。



 ――木々の隙間から注ぐ日の光が森を何時もより眩しく見せる。

 そんな森を抜けた先に十二神大聖堂はある。

 本来は、この中で誓いの儀式を行うのだが、それは叶わない。

 何故なら、三人では正式なエターナルバンドの手続きは踏めないからだ。

「ようやく三人でここにこれたね」

 トンが感慨深い想いを込める。

「リリーナお姉様とトンちゃんと三人でここに来た日が昨日のよう」

『あの日の誓いをこんな形でまた迎える事が出来るとはねぇ、正直に夢にも思わなかったよ』

 アスとリリーナも同感の様だ。

「この日の約束の為に頑張ってきたんだ」

 どうやら他の三人同様、自分も同じ気持ちみたいだ。

 日々、苛まれていた自国を出たのがもう遥か昔の事の様だ。

 お母さまは元気にやっているだろうか、そしてお兄様も。

 国と家族を捨ててきた私には、もはや心配する資格もないだろう。

 そして今の私には関係ない、だって目の前に新しい家族達が居るのだから。

「どうしたの姉さま、私達の顔をまじまじと見て」

「ううん、何でもない!」

 嬉しそうに首をかしげる妹達。

「それでは式の支度に着替えますね、エターナルチェンジ」

「それじゃ私も! エターナルチェンジ!」

『それじゃアタイも、ソウルチェ……、あっ、ついつい戦いの時の癖で二人の勢いにつられそうになっちまったね、いかんいかん』

 リリーナの気持ちは分かる、妹達が戦闘の時と同じ支度を始めたのだから。

 しかし、その闘衣はなにものよりも美しい。

 とても戦う為の衣服とは思えない、優雅で気品に満ち溢れた純白のドレスだ。

「お姉様、こちらの準備は整いました」

「分かった、そしたら始めようか、私達のエターナルバンドを」

「姉さま、始めよう!」

 神聖な石造りのアーチの前に横一列で並ぶ三人。

 誰しもが希望に満ち溢れた表情を浮かべる。

『この時をどれ程待ちわびた事か、アタイに見せてくれ、新たな契りの瞬間を』

 リリーナも幸せを後押ししてくれてる。

 応えない訳にはいかない。

 いいや、何より私がそう望んでいるんだ。

 エターナルバンドであれば形式的な言葉の受け答えがあるが、これはあくまでもオリジナルなので非公式。

 つまりは何を言うのも個人の自由、だから私達は思い思いの言葉を口にする事にした。

「では、私からいきますね」

 しっかり者のアスが先行する。

「楽しく過ごしていた故郷を何者かに焼かれ、そこからはずっとトンちゃんと二人で旅をしてきました。」

 きっと私が想像している以上に壮絶な旅の始まりだったのだろう。

「その旅は過酷でとても楽だとは言えなかったけど、どうにか二人で身を寄せ合って頑張ってきました。そんな折、緑の戦士リリーナお姉様と出会ったのです。」

 当時を懐かしむかのように語るアス。

「久しぶりに忘れていた家族と言う言葉を思い出しました。それほどに蜜月の時間だったのです。」

 姉という支えが出来て嬉しかったんだよね。

「三人でエターナルバンドの誓いを立てたその夜に、お姉様の別れは突如訪れました。あの時の気持ちは何とも言えません、もう二度と体験したくないです。」

 楽しかった分リリーナとの別れが辛かったのが伝わってくる。

「リリーナお姉様の想いを継ぎ、遺言にあった姉探しもひそかに行っていました。」

 当日の二人の気持ちを考えると辛い。

「数年たって出会ったのが今のお姉様、ルビーお姉様なのです。正直最初は不安な所もありましたが、何時も真っすぐな所に直ぐに惹かれました。」

 そりゃ、あの勇猛果敢なリリーナと当時の私じゃ釣り合わないよね、不安に思うのも分かる。

「リリーナお姉様と果たせなかった約束をお姉様から進言された時は嬉しかった。アシエンとの戦いで、またしても最愛の姉を失ったのかと絶望しましたが、こうやって帰ってきてくれました。」

 私もまた会えてうれしいよ。

「そして今日この日を迎えた事を何より幸せに思います。二人とも、不束な私ですが、これからも末永くよろしくお願いしますね」

 聞いていて実にアスちゃんらしいと思った、それだけに私も嬉しい。

「アスちゃん、すごい、私あんなにちゃんと言えるかな…」

「大丈夫、トンちゃんなら出来るよ!」

「……うん、分かった、それじゃ次私が言うね」

 次はトンの番だ。

「私は常に幸せだった、嘘じゃないよ、幸せだったの。だって、どんな時でも常に私のそばに居て守ってくれる人が居たから。」

 横で微笑むアス。

「最初は故郷の村の人達、次にリリーお姉ちゃん、次にルビー姉さま。でも、常に私が生まれた時からずっとそばに居てくれたのはアスちゃん。もう、それだけで幸せだった。」

 この子は誰よりも感受性の強い子、それだけに幸せを嚙みしめていたんだろうな。

「リリーお姉ちゃんを失った時は心にぽっかりと穴が開いたみたいだったよ。でも、前に進もうとするアスちゃんを見て私も頑張らなきゃって思ったんだ。」

 支えあってきた、二人の信頼関係が伝わってくる。

「そしてルビー姉さまに出会った。最初はポンコツっぽい……、違う! ちょっと頼りなさそうだなって思ってたけどね。」

 ポンコツ、あはは、まあ何も考えず蛮神に挑む辺りは否定できないよね。

「すごく頑張り屋で前向きに取り組む姿を見て直ぐに好きになったんだ。そうして、また失ったと思った三人での旅と生活が始まった。」

 あの時は本当に驚きの連続だったよ。

「アシエンとの戦いで失ったかもと思った時は絶望したりもしたけど。そこでもまたアスちゃんが引っ張ってくれた。」

 この二人は本当にお互い支えあって生きてきたんだな。

「お陰でこうしてまた再開する事が出来たの。私はもう何も失いたくない、その為の力を手に入れて見せる。大事な家族を守る為の力をね。」

 切実なトンの想いを感じずにはいられない。

「だから、二人ともずっと私のそばに居て見守っていてね。私からはこれでお終い! ちゃんと言えててかな」

 こちらこそこれからもよろしくだよ。

 私は思わずはにかんだ。

「トンちゃん、ちゃんと言えてたよ! えらいえらい」

「えへへ、アスちゃんありがとう!」

 本当に仲の良い双子の姉妹だ、それだけに守りたいと切に思う。

「さてと、それじゃ最後は私だね」

「姉さま、ファイト!」

「お姉様、頑張って下さい」

 二人に応援をもらったんだから頑張らないとだね。

「私は自分の国を家族を捨て、このエオルゼアに来たんだ。ここなら新しい時分を見つけられる気がしてね、でも結果はそんな簡単なものじゃなかった。」

 あの家から、国から出て私は生まれ変わったつもりだった、でも甘くは無かった。

「蛮神イフリートとの戦い、二人が来なければ私はあの場で間違いなく死んでいたよ。光の力に選ばれたと思って慢心していたんだ。」

 もしあの時二人が駆けつけてくれなければ私は終わっていただろうな。

「こんな自分にも何かが出来るかも知れないって、そして何もできない事を知って泣いた。」

 自分の無力さに心底腹が立った、だからまた頑張ろうと思ったんだ。

「二人からの提案を受けた時は驚いたよ。なんでこんなに強い二人が、私達を妹にして下さいなんて言ってきたのかってね。」

 悔しくて泣いた夜から一転して、姉妹の契りだもんな、当時は意味が分からなくて驚いたもんだよ。

「そこからは笑いと苦難の連続だった。でも、不思議と辛くなかったんだ。何故かな、二人と一緒だったから? そう思ったら、もう少し頑張ってみようって気持ちに自然となれてね。」

 二人と居ると何故かそれだけで、とても心強かったんだ。

「最初にアシエンとギレイを見た時は度肝を抜かれたよ。格の違いどころか、別次元の強さを前にして本当に震えたよ。」

 格の違いなんてもんじゃなかった、生きた心地が全然しなかったもん。

「だってあんなにも強い二人が出も足も出ずに負けてたんだよ、そりゃ驚くさ。トンちゃんが止めを刺されそうになった時、気が付いたら前に出てあの翼を出していた。」

 私にまさかあんな力があるなんてあの時初めて知った。

「そして、私達は完全敗北した。そこから一緒に頑張ろうって決めたんだ。同じ方向を見て一緒に同じ道を進む為にね。」

 二人と一緒に頑張りたいって切に感じたんだ。

「気が付いたら、マリエさんの所で修行して、アシエンの本拠地に乗り込んで、一度は死んだかもって思ったけどどうにかまたこうやって戻ってくる事が出来た。」

 ――そう私は。

「だから、今度はもう失わない、失わせない、最愛の妹達を。」

 私はもう失わない、失いたくない。

「私と一緒に命が尽きるその日まで、いや、命が尽きてもそばに居て欲しい、死んでもずっと一緒だよ、これからもずーっとよろしくね! 二人とも」

 これが私の正直な気持ちだよ。

 これからもずっとよろしくね。

 気が付いたら私は泣いていた。

 こちらを見ている二人も同じ様に泣いていた。

 二人を抱き寄せて一緒に泣く。

 こうして私達のエターナルバンドは無事に終わりを迎えた。

 そう、家族としての契りを結んだのだ。

 血の繋がりだけが家族の証じゃない、心の繋がりだって立派な家族の契りだ。

 私達が目指す家族像はそれなんだ。

 お互いがお互いを必要として前に進んでいく。

 時に失敗する事もあるだろう、その時は互いに支えあって再び立ち上がればいい。

 強敵を前に膝を着く事もあるだろう、三人、いや、四人で力を合わせて打ち砕けばいい。

 私達は家族なのだから。

『ルビー、とってもいい式だったよ、ありがとうな、そして妹達をこれからもよろしく頼むよ』 

 式を終え意気揚々と出てきた私達を迎えてくれたのは祝福ではなく悪意だった。

 空には暗雲が立ち込め、目の前に開く次元の壁。

 そこから現れたのは、とんでもない奴だった。

「ふむ、初めましてかな光の戦士達、我はお前達が倒したマリシャスの兄、ゼスト、そしてイレギュラーズのリーダーを務める者だ」

 全身をローブで包み表情こそ見えないが、恐ろしい程の実力が肌に伝わってくる。

 コイツ間違いなくマリシャスより遥かに強い。

「あらあら、光の戦士、ここに来たのはお兄様だけじゃなくてよ、絶望しなさい」

「ああ、お前らゴミをぶっ殺そうと思って皆で来てやったぜ!」

「よくもマリを、お前達を絶対に許さない」

 ゼストと名乗ったリーダー以外にもローブ姿の敵が三人。

 コイツ等皆、アシエンなのか。

 かなりヤバい気勢を感じる。

 でもどうって事は無い、何故なら。

「アンタ達、私達が式を終えるまで待ってくれてるなんて優しいじゃない」

「ふっ、幸せの絶頂から絶望に突き落としてやろうと思い、タイミングを見計らっていた迄の事よ」

「それが逆に命取りとは考えませんでしたか? 考えが足りませんね」

 アスが容赦なく敵の言葉を突く。

「それはどういう意味だ、我を愚弄するのか」

「気が付かないんだなアシエン、結束を高めた今の私達の光は更に強まったって事に、この光はお前達の首元にも届く!」

 そう、今ならこの剣はアイツらにも必ず届く。

 一人なら無理かもしれない、でも妹達が一緒に居る、それにリリーナも。

『ルビー、やっちまいな、もしもの時はまたアタイが助けに出ていくからよ』

 頼もしい相棒だ。

「ならその力を我らに示してみるがよい、最愛の弟マリシャスの敵を討たせてもらうぞ」

「マリシャスちゃんが感じた痛みを100万倍にして返してあげるから、覚悟しなさい」

「俺たちの攻撃は死ぬよりも痛いぜぇ、光の!」

「コロス、コロス、コロスゥウウウウウ!」 

 なるほど、どいつもこいつもやる気満々みたいね。

 ならこちらも迎え撃つのみ。

「エターナルチェンジ!」

 惜しみなく新たな力を開眼させる私。

 白で包み込んだ装備と翼を携えて私も妹達と行くんだ。

「二人とも行こう、三人で何処までも!」

「お姉様、いきましょう!」

「姉さま、アスちゃん、一緒に戦おう!」

 私達は一人じゃない、家族なんだ。

 この二人となら何処までだっていける。

 何故なら私達家族の旅は今ここからだから。

「アシエン、お前達を倒す! 妹達と、いや、最強最愛のビギナーズと一緒にな!」

 さあ、新しい冒険を今この瞬間から始めよう。

~終わり~


ここまで読んで頂いた全ての方に感謝を。

小説の物語はここで終わりますが、三人の旅はエオルゼアでまだまだ続きます。

またお会いする事がその時はよろしくお願いします。

最後に、2年近くに渡りロドスト日記用小説として掲載してきた最強最愛のビギナーズ

その集大成としてこの度ダイジェストを作成しました

懐かしいSSやセリフなども所々仕込んでありますので良ければご視聴頂けると幸いです

これもあれもと写真を盛り込んでいたら長くなってしまいました…

全体で13分位ありますが、その分作品に込めた色んな思いも詰まっているのでご覧下さい




■FF14外伝 連続空想小説 最強最愛のビギナーズ
FF14の世界であるエオルゼアを舞台にしたビギナー姉妹とアクア・ルビーの物語。
1話~41話まで絶賛公開中!!
↓↓↓↓↓↓↓
各話こちらからご覧になれます


■物語はここから始まった
ビギナー姉妹とアクア・ルビー鮮烈な出会いを記した第一話は下記リンクより
↓↓↓↓↓↓↓
最強最愛のビギナーズ 第一話「出会いからしてこの姉妹最強すぎる?」
Commentaires (20)

Beginner Ton

Durandal [Gaia]

次回降臨ゴッドコニカ=ミノルタさん編に突入🍞

Beginner Asclepias

Durandal [Gaia]

コニカさんの時代到来!!なんちて(๑ơ ₃ ơ)

たのしみ🍞

Ruby Aqua

Durandal [Gaia]

>>>トンキー🐷🐷🐷

それ、まだ内緒だって言ったのに!!

うん?あのゴッドコニカ=ミノルタさんが私の小説で帰ってくる!!😨

Claire Farron-sub

Shinryu [Meteor]

あくあさん よっすぅー!

物語製作お疲れ様でした!!.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.
2年もの長編を作り上げるのはとても大変だったと思います!

そして、終わりがあれば続きがあっていいと思うので、14が新生から暁月まで続いてるように、新たなるストーリーがあればまた楽しみにしてますね!!

Kyun Farandy

Shinryu [Meteor]

おじゃまいたします!

うあああ~~~~~~~~!
うあああ~~~~~~~~!

…家の者がいる前で、もう、涙でぐずぐずです!

ルビィさん、この度はビギナーズ完結おめでとうございます!

思えば、昨年の初夏、日記を認め始めた頃にこの作品に出会って、沢山の想いを頂きました!
なかなか読み進むことが出来ない期間もございましたが、私の人生の中でも類を見ない転換期の真只中にこの作品に出会えて、本当に有難かったです!

今、万感の思いを込めて…
ルビィさん、お疲れさまでした!
ありがとうございます!

そして、最後のムービー…
もう…
涙腺崩壊…
名曲に乗せた想い出の数々…それ見はじめて、部屋に籠りました…。

どうにか自身を落ち着かせ、コメント、認めさせていただいております!

何度でも、お伝えしたいです!
ルビィさん、素敵な作品をありがとうございます!

そして、素敵な場面場面を彩られた皆様にも敬意を感謝を!

この作品から、沢山の想いと勇気とドキドキを頂きました!

もう…どう表現いたしましょう…

叫びたい…

うああああああ~~~~~~~!

素敵な作品、ありがとうございます!

Ruby Aqua

Durandal [Gaia]

>>>アスちゃん🐷🐷🐷

そう、時代はコニカミノルタ!なんちて(/ω\)

えっ!?この流れ本当に書くやつ?😨

Ruby Aqua

Durandal [Gaia]

>>>クレアさん、よっすぅー( ´ ▽ ` )ノ

ありがとう!
物語を考えて書くのは確かに大変だったけど、それ以上に書き甲斐と楽しさがあったかな。

この物語の続きを書くかまだ分からないけど、エオルゼアでの物語が続いているように、また別の物語を書くこともあるかも。

とりあえず今は私が紡ぐ、自身の冒険を楽しむよ。

その先でまた書くことがあればよろしくね。

Ruby Aqua

Durandal [Gaia]

>>>キュンさん、こんばんは(*´ω`*)

ゲーム内での直接の声掛けと、ここでの熱いコメントありがとう。
物語を書いた者として、その心と行動を素直に嬉しく思う。

最後はいつもと違った形で何かできないか考えた末に思い浮かんだのがダイジェスト風のムービーだったんだよね。

まあ、有り得ないほどに長くなってしまったのも、それだけ思い入れが詰まってるからいいかなと思ってる(笑)

ファイナルファンタジーという事で外せないテーマ曲と私たち姉妹の物語の融合。
作者としても冒険者としてもとてもいい経験が出来た。

次回作を書くかはまだ決めてないけど、気が向けばまた何か書こうかな。

とりあえずはエオルゼア内での冒険を楽しむぞ!

作者として、三姉妹の長女としてここまで読んでくれてありがとう。

Ikki Togen

Shinryu [Meteor]

アフロになるとぱわーマシマシ♪ヽ(=´▽`=)ノ

ナマズオなるとぱわー7020倍♪ヽ(=´▽`=)ノ

・・・ルビーさんもいかが?( ゚д゚ )

Ruby Aqua

Durandal [Gaia]

>>>イッキさん、こんにちは~゜・_・゜~

アフロ×ナマズパワーでさらに元気とパワーましましですね!

私ももちろん!!…えっ!?😨

Felicia Ulu

Fenrir [Gaia]

ビギナーズ完結〜! 🎊

おめでとうございます!😃


そして… 「苦労が偲ばれます」と言おうと思ったら、最後に?

『実写版公開』のお知らせ動画までついてくるなんて・・・サービス精神旺盛です。

『今、このこの瞬間から始めよう!』良いですね!


そうですか! 冒険はとうとう7.0に突入するのですか〜
それは大変そうだけど、楽しみです♪

Ruby Aqua

Durandal [Gaia]

>>>フェリさん、こんばんは(*‘∀‘)

拝読に撮影の協力までありがとうね。
お陰様で無事最後まで書き切る事が出来たよ。

そうそう、実は実写化を…って、サービス精神旺盛ってレベルじゃないよそれ😨

姉妹の旅も7.0入りしてどんな展開を迎えるのか。
自分の目で楽しみながら確認してくる( ´ ▽ ` )ノ

Chihaya Akasaka

Chocobo [Mana]

こんばんは♪

堂々の完結、おめでとうございます♪
三人姉妹の織りなす物語にずっと楽しみをもらえたこと、とても良い時間でした。

長編の執筆はたいへんだったことと思います。
いつかその苦労話なども聞かせてもらえればと思います。
いつかまた始まる新しい物語を、楽しみにしています♪☺️☕📖🍒

Ruby Aqua

Durandal [Gaia]

>>>チハヤさん、こんばんは(*‘ω‘ *)

ここまで読んでくれて本当にありがとう。
思い浮かべた物語を形にするのは難しかったけど、とても良い思い出と経験になったかな。

また機会があれば次の作品も考えてみようかな。
タイミング合えば執筆裏話なんかもいいね。

先ずはまもなく迎える7.0をお互い楽しもう!
そして新たな冒険を刻もう。

Kanshow Koh

Typhon [Elemental]

小説完結、おめでとうございます~♪

全話、拝読させて頂きましたよ~。

2年間の長きに渡り、お疲れ様でした!!

またどこかで、4人?の熱い闘いが再開される事を願っています~~。

イレギュラーズ視点の、なんてのも面白そうですけどね。

Ruby Aqua

Durandal [Gaia]

>>>コウさん、こんにちは(=゚ω゚)ノ

ありがとうございます。
最初から最後まで、長々とお付き合い頂き感謝しています。

一旦は幕を引きますがまた続きを書くこともあるやもしれません。
その時はどうぞよろしくお願いします。

続きの構想が無い訳ではないのですが、実は彼らも…なんて事を考えていたので、その辺も機会があればまたお披露目する事があるかもです(/ω\)

Izana Kisaragi

Durandal [Gaia]

るびーさん、こんばんは〜(*´ω`*)

そしてビギナーズ完結おめでとうございますっ!

ついに最終回!
いや〜色々あったので最後はどーなるかと思っていましたが、無事に三人揃って新たな旅立ちが出来て本当に良かったですヾ(*´∀`*)ノ

まだまだアシエンとの戦いは続きそーですが、三人とイリーナが一緒なら大丈夫ですね!
続きをあれこれ想像しながら、もし次回があればまた読ませて頂きますね(*´ω`*)

るびーさん、お疲れ様でした!ヾ(*´∀`*)ノ

Ruby Aqua

Durandal [Gaia]

>>>イザナさん、こんばんは(*´▽`*)

ありがとうございます!
こちらこそここまでお付き合い頂いた事とても嬉しく思います。

元は10話構成位で考えていたので物語の構成は大変でしたが、最後まで書き切る事が出来ほっとしております。

俺たちの冒険はここから!な所で終わった様に、彼女たちの冒険はまだまだまだまだ続きます。
もしまた続きを書くことがあればその際はどうぞよろしくお願いします。

ひとまずは、黄金のレガシーに向けてゆっくりと羽を伸ばしたいと思います( ˘ω˘)スヤァ

Est Gift

Yojimbo [Meteor]

コメントしたつもりが…………!!!!

ルビーさん完結おめでとうございます🎊
お疲れ様でした✨✨✨✨

約2年ですか!!!!すごいっ
私のエオライフも2年と少しなので
同じ様に一緒に歩んできた気持ちです。

沢山の勇気と感動を貰いました😆

Ruby Aqua

Durandal [Gaia]

>>>エストさん、こんにちは(^_-)-☆

ありがとうございます!
同時にここまでお付き合い頂き感謝申し上げます。

エストさんの様な、読み手の皆さんの応援もあり最後まで書き切る事が出来たのだと切に思います。

エストさんのエオライフと同じ期間と聞くとより感慨深いものを感じますね。

もし次回作を書くことがあればまたその時はどうぞよろしくお願い致します。

それではお互いレガシーに向けて引き続き良い旅を♪
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