
※本記事にはメインクエスト5.0までとセイブザクイーン第一章までの内容が含まれます。
※本記事は考えの整理つまりはチラシの裏です。。。
最近5.0クリアして、セイブザクイーンを開けました。はやく血風渦巻くボズヤ前線に行きたいですね…というのは置いておいて、セイブザクイーン第一章がなかなか興味深い内容だったのでちょっと考えを整理したいと思います。
討滅戦の熱い展開やシドの父親の真実もさることながら、最も興味が湧いたのが体内エーテルの話です。
ミコトによると、体内エーテルは以下の3つに分けられるそうです。
1.生命力
2.魂
3.記憶
エーテルとはあらゆる生命の源にして属性を持ち世界を形作るもの。よって1の生命力はわかりますし、魂は死してエーテルに還るという話があるので、2もまあわかります。
3がかなり個人的には衝撃で、つまりエオルゼアに生きる生命の記憶は、厳密には脳に依拠していないということになってしまう。肉体の脳みそは大なり小なり記憶に関わっているとしても、根本的には仮初めの器官であって、エーテルの方に記憶情報が書かれているということです。
現実を生きる生命とは勝手がかなり違います。こんな重要なことを極めてさらっとこんなところではっきり…。
ここで5.0までのメインクエストの内容を加味して、ひとつある疑問が生まれます。
この肉体エーテルの三要素はどこまで不可逆なのか?ということです。つまりはこの三要素をバラバラにしてから再度つなげることができるのか、ということですね。
基本はできないものだ、ということは紅蓮のメインクエスト、ラクシュミの前あたりで説明が入ります。死んでしまったアナンタ族の娘が蛮神の力で蘇る。けれど、もとの娘のように振る舞いはせず、抜け殻のまま。記憶が引き継がれていないんですね。
ところが5.0でのエメトセルクの振る舞いを見ると、なんとなく頑張れば可逆的につなぎ直すことが不可能ではないのではないか、と思わされるんですよねー。
彼は光の戦士を見て「思い出すはずもないか」と言いますが、不可能と知りながらそんなことを言ってみるのは魂と記憶が分かれていながらも同じエーテルだからではなかろうか。
さらに、彼らアシエンが目指すところの古代人の復活は、どこまでを復活させるのが目的なのでしょうか。
14に分かれた魂をつないだところで、記憶が戻らなければ古代人と同等ではあるけれど、その人そのものが蘇るわけではない。当初はそれでもアシエンの目的としてはいいんだろうと思っていましたが、ハーデス戦の演出でDPSチェック中に襲ってくる古代人、あれは何なのかを考えると、どうもそうではなさそうな気がする。
彼らがただの幻影ではなく、ゾディアークに吸収されたといっても記憶としては保存されているのなら、14分割された魂が再度結合した際にもとに戻っていく可能性がある。なんだかFF9みたいな話になってきた。
また、ここからは思考実験的な話ですが、人為的に肉体エーテルの三要素を分ける・結合することはできるのか?という疑問もあります。
多分不可能ではない…というのも、帝国がエーテルや超える力、魂の研究を行っていて、魂の分離(アラミゴ2ボス)や超える力の固着(ゼノスとかフォルドラとか)には成功している。
ゼノスなんか肉体を離れて存在していますからね…こうなってくるともはや、人間の同一性とはなんぞや?になってきてしまいそうな気もする。
まだ5.1以降行ってないのでこの辺は実は説明が入っているのかもしれませんが、今の段階まで進めたあたりだけでこれだけの疑問や推論が出てくるので、今後どれくらいエーテルと魂まわりの話に展開が入るのかとても楽しみです。