昨日14ちゃん内で起きたてんやわんやが想像以上に面白かったので、多少盛りつつ記録していきます。
とっても素敵なお店でしたので、宣伝OKのようならします。
■登場人物紹介
=第一陣=
固定メン…今回の元凶。人見知り。ルガメス。
きさらぎ…ビビり。コミュ症。
きさらぎメモ:事故みたいな人選だが、案の定事故を起こして帰ってくる。（ネタバレ）
=第二陣=
残りの固定メン。ララフェル2、オスッテ2、メスッテ2の配合。
いつもたいへんお世話になっており頼りになるが、
今回においては人数だけ増えても戦力にならないという意味を指す。
きさらぎメモ:置物になるプロフェッショナル。（ネタバレ）
■舞台となるお店
某鯖のホストクラブ。
きさらぎメモ:めちゃくちゃすてきなお店だよ♡♡
第一話:きさらぎ、ホストクラブにゆく。
とあるなんでもない休日のことであった。たぶん晴れていた気がする。
梅雨を目前に外は気温を増してきているが 、ことゲーム内は至ってはなんの障りもない。
中の人のPS4が少々喧しいだけである。
風は凪ぎ、行き交う人々は思うままに過ごしている。ごく普通の日常であった。
この後起こる悲劇を目の当たりにするまでは―――。
「人生○ソだな…」
紅玉海を見下ろすララフェルの目は死んでいる。
それもそのはず、たった今意気揚々と足を運んだミハシラにレベルが足りないとお断りをされ、
装備強化素材の交換数を間違い、30分待ちのグブラから誤って退出してしまったところだったのだ。
前者はともかく、ラストのは大罪である。
一緒になった皆さま大変申し訳ありませんでした。
跳ね回るための手足はぐったりと、度重なる精神へのダイレクトアタックにライフはゼロに近い。
それって控えめに言って厄日では？というような体であるが、
残念ながらそのララフェルにとっては通常進行であった。
とはいえつらいものはつらい。
「やっば辛えわ……」
名を「きさらぎ」という。
お、俺を哀れんでいいのは俺だけだァ！！＼ ﾊﾟﾘｰﾝ ／
（閑話休題）
さて、今日は消化日である。
長きに渡るあれやそれをかいくぐり、無事8人で4層までたどり着いてから約2ヶ月。
しめて8週（+1）、最終日である。
モルボル氏の唐揚げ代にとちょいと薬を割りオスッテになったが、
急にモテ始めるとかいうわくわくイベントは実装されていない。
職業も本来はお空を守りつつ提督業も嗜んでいる多忙の身だ。時間は惜しい。
いつも通り全員が揃うまでだらだら過ごそう働こうとスマホを手に取った瞬間、それは投下された。
LSチャットである。
「ホストクラブに行きたい」
なんて？？？
「道連れが欲しい」
ああ（把握）。どうやら一人で行くのは嫌なのでお前も来いということらしい。
だがそう言われても、陰キャの想像するホストクラブなぞ
贅を尽くして遊び散らかすコミュ充と陽キャのすくつ（もしかして:巣窟）だ。
たとえそこに事実が1ミクロンも含まれていなかろうとも、かたくそう信じているのだ。
だって行ったことないもん。
光き玉にそのへんの塵芥が挑んだところで、そんなの瞬く間に浄化されるじゃんか。
普通にハードル高くない？？？
話を聞いてみれば、PFに出ていて気になったとのこと。確かに気になる。それもかなり。
時間になればずらりと並ぶお店の数々は実に魅力的で、
RPにまったく触れず歩いてきた身として正しく振る舞える自信は微塵もないが、
いつかは行ってみたいと思っていた。戦闘にかさついた心はいつも、潤いたいと叫んでいる。
だからってホストクラブは飛び級すぎでしょうが。吐くわ。
今のところ終始置物になる自信しかない。
行く前から帰りてえ…考え直そ？
期待に紛れ、若干胃がキリキリしてきたきさらぎであった。
第一話・完
NEXT→第二話:きさらぎ、逃げ帰る
続きはそのうち投下します。
