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Elara Dorne

Zeromus [Meteor]
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「オメガ起動」第3章：オメガ起動、そして繭の真実

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戦闘を制し、ついにオメガの管制室にたどり着いた。

ネロとシドが手際よく操作を始める。

私は、隣でその様子を見守ることしかできなかった。

心の中で、いくつもの思いが交錯する。

「本当にこれでよかったのか？」

そのとき、シドが言った。「オメガ、起動準備完了だ。」

イダは深呼吸をし、手を操作パネルに伸ばす。

パパリモがくれたチャンスを無駄にしないと決めたからだ。

「パパリモのためにも……」

その瞬間、オメガが目覚めた。

だが、すぐに問題が発生する。シドが顔をしかめ、ネロは慌てた様子で声を上げた。

「オメガからの通信が途絶した……？」

状況は急速に悪化し、私はただただ目の前の現実に対応するしかなかった。

「どうしてこうなったんだ？」

時間凍結システムは、まだ完全に作動していなかった。

シドは冷静に言った。

「とにかく、エンタープライズに戻ろう。状況を確認しなければならない。」
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