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フィーストで初参戦ランクインを目指す方の為の記事・盤外戦術編

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 8/1 文章のみ完成。ひとまず思った事をとりとめもなく纏めてみました。後ほど色つけしたりするとは思いますが、ひとまず形になったので投稿。

 5.xシリーズ最後のシーズンとなるシーズン20が開幕しておよそ二週間が経過しました。

 今期はナギ節であること、ドレッドノート(らしきもの)という人気のマウントが報酬であること、
 また、カジュアルマッチシャキらせイベントを主催してくださった某モンクさんのご尽力もあり、多くの方がフィーストに挑戦してくださっているのを感じます。
 リーパ-や賢者のフィースト武器が欲しくてトークン集め、という方もいらっしゃるでしょうし、盛り上がってくれればいいと思います。

 今回はそんな中で、「初参戦だけどランクイン目指したい!」という方の為の記事になります。
 ただし、各ジョブ、ロール毎の戦略や戦術面における記事ではありません。
「フィースト (ジョブ名) 立ち回り」などで調べればとてもいい記事がたくさんありますので、是非調べてみてください。

 今回この記事で纏めるのは、プレイングとはまた別の、
「勝つ為にはこんなことをやればいいよ」
「レートをあげるにはこういうところに気をつけよう」
 というものの紹介になります。
 戦略や立ち回り解説はたくさん記事があるのですが、このあたりをまとめた記事があまり見られなかったので、作ってみました。


■上手くなるには、見返しのできる環境と試合数を
 フィーストでは装備によるステータスの違いがありません。そのためプレイヤースキルが全てとなります。
 はっきり言ってしまえば、勝つ為には上手くなるしかありません。
 ところがフィーストはゲームの性質上、PVEとは違い自分の動きが正解か間違いかが分かりにくい、という問題があります。
 PVEなら赤い床を踏んだ奴が悪いってなりますけど、PVPではそうはなりませんよね。
 そのため、負けたときに自分が悪かったのか、味方が悪かったのか、そもそも何が悪かったのか分からずに次の試合になってしまう、ということがよくあります。
 問題が分からないまま次の試合に赴いても、結局同じミスをして負けるだけです。
 まずは自分の行動を顧みてプレイヤースキル向上を目指すのが最も勝利に近づきます。

 解決方法は大きく分けて2つです。

 試合中は常時戦況が変化し入り乱れるため、その場その場で原因を考えている余裕はありません。
 ですので録画等で自分のプレイを見返せる環境を作ることをオススメします。
 むやみに試合数をこなすよりも、一戦一戦の敗北の原因をしっかりと認識しておき、それを改善していくのが最も上手くなる秘訣です。
 ひとまずは「自分達のバーストでノックアウトできなかったのは何故か」「ここでノックアウトされたのは何故か」この2点をしっかりと把握できて説明できるようになりましょう。バフ、デバフの状況、立ち位置、相手の動きなど、原因は絶対にあります。

 一例としては、こんな感じで反省をしてみるといいかもしれません。
 バーストでノックアウト出来なかった場合の確認項目
・バフ合わせはどうだったか(ファントムダート、味方ヒラのリポーズ、対象へのスタン、ヒラへの沈黙の有無の確認)
・バフ、デバフのリキャストは回っていたかどうかの確認
・敵の動きはどうだったか(敵のプロテスの有無、差し込みヒール、ポーションの有無、味方へのアドルの有無、エーテリアルステップによる逃げ、壁裏への逃げなど)
・全員がしっかりと攻撃できる状況だったか(ターゲットと味方の距離、立ち位置の確認。相手の妨害、デバフなどの確認)
・上記の状態を確認した上で、スキル回しはどうだったか(規定の最大火力回しをたたき込めていたかの確認)

 原因が分かって、自分が「こうすればより上手く立ち回れたのではないか」という反省点が見つかったら、それを試合で反映させていきましょう。
 あとはひたすら試合数をこなしていき、動きを洗練させていきましょう。反省点さえ見つかればあとは戦場の数と経験がものをいいます。

 動画撮れる環境ないよ、という人は、フレンドをつくるか、フィースト関係のコミュニティに入りましょう。
 自分の動きが正解かどうかは、始めてフィーストをやるという人にはなかなかわかりません。ですので経験者の方に見て頂き、判断を仰ぐのがよいかと思います。
 コミュニティに入っておけば、同じPTだったり敵PTだったりするなど、知り合いが時々同じ戦場に入ってくれますので、試合後に感想を聞いて見ましょう。
 味方であれば「なにをしてほしかったのか」敵であれば「なにをされるのがイヤだったのか」を聞くだけでも勉強になります。
 私も前々回のシーズンでPVP参戦は久しぶりとなったため、動きがボロボロでランクインを逃しました。
 そこから上位ランカーの皆さんに試合中の動きを見て頂き、1つ1つ改善していくことで、なんとかその次にはランクインを果たすことができました。
 自分一人では気付かない点というのはいくつもありますので、是非交流をしてみてください。
 あと、このゲーム一人でやるととんでもなく辛いです。愚痴の言い合いをするだけでも多少気が楽にはなりますので、暴言にならない程度に愚痴っていきましょう。


■申請しない冷静さを持とう
 このゲームには「ドツボ」とでも呼ぶべき、すさまじく負ける時期、時間帯があります。
 いわゆる「流れ」的なものでもありますが、マッチングの固定化による連敗というのが大半の理由です。
 人口が少ないゲーム特有の現象ですが、同じ時間帯に連続して申請すると、だいたい同じメンツになりがちです。
 特にゴールデンタイムやや早めと終わり際はそんな感じになります。
 このときもしも自分が有利なマッチングになるならどんどん申請しましょう。後述しますが、上振れのチャンスです。
 逆に自分に明らかに不利なマッチングになってしまった場合、申請を止めてしばらく待ちましょう。連敗してのドツボを回避できるかもしれません。
 特にシャキ早のヒーラーやメレーなどはこの辺りがかなり顕著にあらわれます。敗北からの即シャキはドツボの足音と思いましょう。
 負けを取り戻そうと連コインしても大抵良い結果にはなりませんので、少し落ち着いて自分の動きの確認や木人殴りをして気分を紛らわしましょう。


■上振れチャンスを見極めよう
 このゲームの勝率は、ずっとやっているとだいたい50%くらいに収束するようです。(極端に上手い人は例外)
 この50%という勝率は、「ひたすら続けていけばダイヤモンド階級になることができる」というレートです。(勝基礎レート+25 敗基礎レート-20)
 逆に言えばこの勝率は「ダイヤ帯になってからは殆どレートが伸びない」ということでもあります。(勝基礎レート+25 敗基礎レート-25)
 前シーズンのような比較的参戦人数の少ないシーズンであればそれでもランクインはできますが、今期のような長期シーズンの場合、ダイヤからさらに勝たなければなりません。4ヶ月ということを考えると、2200とかそれ以上は必要になってくるかもしれません。

 ですので、勝率50%やそれ以下の人は、「上振れ」を狙います。
 連勝してから同じ数だけ連敗したって勝率は50%です。その連勝で一気にレートがあがるのをじっと待ちましょう。
 私の場合、ダイヤモンドの昇級戦に4度ほど失敗して、さらに1800程までレートが下がってから、12連勝ほどして最終レートまであがりました。
 そこからは連敗しまくって結局勝率は50%になりましたが、この連勝がなければ安心してステイできなかったかもしれません。
 上振れには、自分の実力以上にマッチング運が大事になってきます。特定の時間帯を狙って、勝ちやすいなと思ったら一気に申請して上振れを祈りましょう。


■ランクインできるのは100人……ではない
 フィーストは限界集落だの村社会だの、いろいろと言われていますが、基本人口の少ないコンテンツです。
 ランクイン常連の方々はだいたい知り合いですし、少なくとも名前はほぼほぼ覚えているものです。
 人口が少ないなら頑張れば自分も100人に入れるのでは……と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
 が、ここであがってくるのがサブキャラ問題です。

 シーズンが長い今期においては、安全圏(もう試合もしなくてもランクイン確実なライン)まで上げた方の一部は、サブキャラで参戦してきます。
 当然その人達はサブでも簡単にランクイン圏内まで勝ち進めてしまいますから、どんどん100位以内の枠が減っていきます。
 サブキャラクターが何人いるのかは僕もよくわかりませんが、報酬が貰えるのは100人ではなく、100キャラクターです。想像よりも枠は少ないものと考えましょう。

 さらにシーズン後半になってくると、急に100位外から恐ろしい勢いでレートを上げてくる人がいます。
 サブキャラもそうですし、殆どプレイしていなかったトッププレイヤーがラスト1ヶ月とかであっという間にランキングに入り込んできます。
 恐ろしい勢いでランキングが変動しますので、50位くらいでも安心はできません。


■最後の一週間でやること
 レートが隠される最後の一週間は、ランクインの境目のあたりのかたは気が気では無いと思います。
 4ヶ月頑張って101位とか私なら発狂します。
 最後のおいあげで試合数は多少増えますが、そこまで極端に試合数が増えることはありません。
 ランクインを目指し連続で申請し続ける方がいる一方、次パッチに備えて申請を辞めてのんびり傍観という方もいらっしゃいますので、レートが爆増することはあまりありません。今回は拡張もありますし、結構早い段階で人が減るかもしれません。
 印象的には、ランカー100キャラが全員ダイヤであれば、最後の一週間でマスク前の100位レート+50程度、プラチナ混じりであれば+75~100くらいがランクインできる境界線になると考えておけばいいと思います。(例外もありますが)
 もしもそれ以下のレートなら、とにかく申請し続けましょう。逆にかなり余裕があるようなら、もう申請する必要はありません。むしろヒラやメレーなら、試合数を減らせるのでレートの変動が少し緩やかになる可能性があるかもしれません。


■シーズンは4ヶ月、ではない
 4ヶ月もあればさすがに色々覚えて実力もついてランクインも……と考えていらっしゃる方は多いかもしれません。
 が、実際のところ、レートをまともに上げられるのは2ヶ月くらいが限界だと思います。
 フィーストにおいて初見ランクインを目指すのなら、とことん先行逃げ切りでレートを上げる必要があります。

 理由としては2つの理由が挙げられます。

 ステイなどと言われる現象で、安全圏(もう試合をしなくてもランクイン確実なレート)に入った人の中には、試合をしなくなる人がいます。僕もそうです。
 ヒーラーなど人口の少ないジョブがステイとなった場合、どんどんトータルの試合数が減っていきます。
 よってシャキ待ち時間がどんどん長くなります。シーズン後半のタンクだと1時間待ちでようやく1試合とか、そんなことも普通にあり得ます。
 4ヶ月となるとランクインにはダイヤ帯でさらに勝ち進む必要がありますので、試合数が少なくなるのはとても致命的です。
 そこで連敗したりすると、元のレートに戻すまでに一週間とかかかるようになって、どんどん心が闇に堕ちていきます。

 もう一つが、サブキャラクターの参戦によって、適正なレートでの試合数が減るというものです。レート詐欺とか言われる現象です。
 トップクラスのプレイヤーさんが安全圏に入って、サブキャラで参戦するようになると、レート差によるマッチングが機能せず、極端な戦力差のマッチングが増えてきます。
 これによってどうなるかというと、高レートの人はより勝ちやすくなり、低レートの人は勝ちにくくなります。
 本来高レートのプレイヤーの味方には、低レートのプレイヤーがマッチングしやすくなっていて、お互いのチームの戦力差がでないようになっています。
 そんな低レート枠に上級者が入ってきますので、当然一方的な試合展開になりやすくなります。

 とにかく最初の1ヶ月~2ヶ月が勝負です。ここで最低でもプラチナ後半まで上げきらないと、マッチング数が減っていってしまいます。
 レートマッチングの仕様上、シーズン中盤以降はプラチナが最もシャキりやすい階級です。逆にゴールド以下になってしまうとシーズン後半はダイヤ勢とマッチングしない仕様の為、恐ろしく試合数が減ることを覚えておきましょう。シーズン20はかなり顕著になると予想されます。


■おわりに
 ここまで読んで頂きありがとうございました。
 記事を読んで頂いた方はなんとなく感じられたかと思いますが、初参戦でのランクインというのはかなり壁が高いです。
 今回からフィーストに挑戦してくださっている方も、多くの方はシーズン後半には姿を消してしまいます。

 カジュアルに楽しむのであればなかなか楽しいゲームなのですが、ここにランクイン報酬という要素が加わることで殺伐としています。
 PVP、かつ二度と取れないかもしれないアイテムとなれば、皆さんの本気度は、絶や零式の早期クリアを目指す方のそれに等しいものがあります。
 口が悪いとかそういう噂が多いのは、PVP、限定報酬など、感情的になりがちな要素を多く含んでいるコンテンツであるせいかなと思います。

 報酬目当てでガチで参戦すると、不快だな、イヤだな、と思う場面にぶつかるかもしれません。
 実際暴言tell凸などは私も経験あります。アドバイスを求めても、PVE以上に厳しい言葉が飛び交うこともあります。
 PVEとは雰囲気からして違いますので、そこでめげてしまう人は結構多いと思います。

 それでも報酬が欲しい。自分の実力を試してみたい、と思うのであれば、是非挑戦してみてください。
 なんだかんだランクインに必要なのは、このゲームをめげずに続けられる鉄の意志と鋼の強さです。どうぞがんばってください。
 ミラプリ装備が報酬の時は僕も参戦しますので、戦場で会いましたらどうぞよろしくお願いします。


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