(「紅蓮のリベレーター」の、ダンジョン「紅蓮決戦 アラミゴ」攻略までの、ネタバレが含まれています。)
アラミゴ奪還も、いよいよ大詰め。
ゼノスの待つ、アラミゴ王宮へ突入することになった。
ゼノスは、紅蓮編の序盤から登場していて、いろいろなキャラクターから、その異常な強さについて、「あいつはヤバい」「あいつは違う」みたいなエピソードが繰り返し語られ、実際、冒険者も、2度も敗北イベントバトルをやらされているところである。
しかも、フォルドラによると、ゼノスは、今回、「蛮神を超える力」を手に入れているうえ、「狩場を準備した」とまで言っていて、用意周到であるという。
そんなヤバいところへ、またしても丸投げのノープラン状態で放り込まれようとしているのであった。ひどすぎるやろ…
フォルドラとの戦いの時には、ウリえもん(ウリエンジェ)が来てくれて、ひみつ道具や対策ももらえたのに。
せめて、ウリえもんに、ひとこと相談しとかんかいな。何かヒントくらいは、もらえるかもしれないぞ。
と思ったが、よく考えると、ウリえもんには、「話が超絶わかりにくくて、聞いたところで何を言っているのか、さっぱりわからない」という、まあまあ致命的な問題があった。
…じゃあ、やっぱり、ウリえもんは、もういいか!(ひどすぎる)
と、思い直して、ダンジョン「紅蓮決戦 アラミゴ」に挑戦する。
あーあ、この先、困ったな~困ったな~と思いながら進んでいるわりには、途中の道のりは、特につまづきもなく、順調に攻略していった。
2番目のボス戦では、あのフォルドラを改造?した怪しい科学者が、変な座席のような乗り物に乗って現れた。バトル中に、「試してみたい実験がある」みたいなことを言ってきて、幽体離脱させられる(この時は、離脱させられた魂?を操作して、自分の体に戻らなければいけない。)ということもあったが、どういう場面で使おうと思って、そんな研究をしていたんだろうな。
そして、3番目のボスは、いよいよゼノスだった。が、
…あれ?前のイベントバトルより、戦いやすくない?
という感じで、意外にも、ふつうに勝利してしまった。
ところが、わーい、こんなのでいいの?やったー!と思ったのもつかの間で、
やっぱり本気ではありませんでした。という展開となり、ガクぅ!となった。
じゃあ、ここじゃ何なので、場所かえましょか。とばかりに、スタスタ別の場所へ移動していくゼノス。
あーあ…と思いながら、トコトコ、後をついていく。
そこで、どんな話があったかというと、
これまでの過酷な戦いを乗り越えてきたことで、ゼノスは、冒険者のことを、一方的に、自分の特別なお友達(終生の友レベル)だと思っていて、
どうも、そんなお友達の冒険者は、自分と同類の、戦い大好き変態人間に違いない。とまで思い込んでいるようだった。
なので、特別なお友達である冒険者とは、
① 自分のとっておきの場所に招待して(空中庭園)
② 自分のとっておきの力を見せて(つかまえた蛮神・神龍と合体。仕組みは不明)
戦ってみたい。
ということらしかった。
他にも、お友達なら、これくらいの話は聞いてくれますよね!とばかりに、自分の、戦いや狩り(趣味?)に対する熱量あふれる話を、これまた一方的に、嬉しそうに語りつづけるのであった。
…うえーん、怖いよ、ウリえもん…。
ゼノスが、おかしすぎて、何言っているかわからないよぉ。助けてウリえもん…!
(※ ウリえもんも、何を言っているのかわからない人です)
ついていけない展開に、のび太くんのように取り乱しながら、神龍討滅戦につづく。