イシュガルド防衛戦は、メインキャラクター総出のイベント戦のような感じで、大盛況のうちに終了した。
しかし、ワーイ、次は祝勝会だあ！
と、喜んでいた自分を、どん底にたたきおとす現実が待っていた。
「クリスタルタワーを進めてきてください。」（メインストーリー進行不可）
いや、知ってはいたよ。いつだか、「メインストーリーを進めるには、クリスタルタワーをある程度進めることが必要です」みたいなメッセージ、見たもんな。
しかし、今なんかあ…。これをやらんことには、次のシナリオどころか、祝勝会も、見れへんの…
確か、「大人数のバトルをお楽しみ下さい」みたいなことも書いてあったけど、こんなん、何も知らん人が、いきなり放り込まれて、２４人の中で何やったらいいのかみたいな雰囲気で、楽しいとか、あるんだろうか…
とか、思っていてもしょうがないので、「アライアンスレイド」について、調べていくことにする。
２４人は、８人パーティ×３である…そうかそうか。
じゃあ、これまでの、８人バトルが３チームかあ…って、あれっ、１チームにタンク、１人！？
初の８人バトルをする時の日記（第１０回）では、「タンクが２人必要って、一体どういう状況なのか？」と、半ば１人でいいんじゃないの的な雰囲気で書いていたが、いざ、「じゃあ、１人でやって下さい。」と言われると、途端に心細くなり、オロオロし出してしまった。
何しろ、最近の自分のタンク人生、失敗つづきでしかないもんな…
しかし、詩学ストーンは、何も考えずにポイポイとタンク装備につぎこんでしまい、アイテムレベル的にも投入できるのはタンクしかなさそうだ。
しゃーない、タンクで申請しよう。
まあ、申請したところで、２４人ってそんな、簡単に集まる保証なんてないしな…（ポチッ）
シャキーン（１分以内）
…ええ…（自分が申請しといて）
メインタンクを担当するのは、海外では、アライアンスＡのタンクであることもあるらしいが、日本では、アライアンスＢのタンクだという。
ドキドキしながらスタートし、自分のアライアンスを確認する。
「アライアンス Ｂ」。
…わあ…引いたあ…３分の１の確率で！
こうして、人生初のＭＭＯの、人生初の２４人アライアンスレイドのデビューは、メインタンクで果たすことになったのだった。
ええい、当たったもんは、しゃーない。ずっとアイアンウィルつけっぱなしでいいから、ええやんけ！腹くくって、行ったれやあ！
と、きわめてお上品なヤケクソモードで、突っ込んでいったのだった。
…結果。
…必死になりすぎて、自分が何をやっているか、あまりよくわからなかった…（おおーい）
まあ、最近の自分のバトルを顧みても。そんな、大してできていない人間が、ある日突然できるわけもなく。
はっきり言って、どうー考えても、他のプレイヤーさんに助けてもらっていたとしか言いようがない…
途中の道で、遅れて走って移動しているのを待ってくれたプレイヤーさん（付き添いみたいな感じで、すぐ後ろをついてくれていた）…
マップ移動を、じっと待ってくれていたプレイヤーさん…
「Ｂタンク ムービー中です」と、みんなに知らせてくれていたプレイヤーさん…
最後のボス戦の、安全地帯に逃げ込む時に、微妙に逃げ遅れそうになったのを、ヒュッ…と引っ張ってくれたプレイヤーさん…
…って、最後、完全に命拾いしてるやん。
ついでに言うと、最後のボス戦で、メインタンクは、ボス敵を北側北向きに引き付けて戦っていると、南側の安全地帯までの距離が思ったより長い（そもそも、逃げることを考えて、ボス敵をあんまり北側に連れてこない方がいいのかも）。もう、みんな知っていることなのかも知れないが、一応、逃げる時は、お早めに…。
そして、多分、他にも、自分がバトル中でワァー！となっているから気が付けなかっただけで、いっぱい、助けてもらっていたに違いない。
クッソ世話のやけるＢアラタンクで、たいへん、すみませんでした…
感謝してもしきれないのに、自分のつまらないマクロ挨拶と、過剰なジャンプでしか、表現できなかったのが申し訳なくてしょうがない。一緒に攻略してくれたプレイヤーさん、本当にありがとうございました…！
…と、もはや意味ないかもしれないけど、ここでこっそり、書いておく…。
クリスタルタワーにもストーリーがあり、小物のネロが、衝撃の再登場を果たしていた。
兜をとっており、まあまあのオッチャンだった。
あとは、ドーガとウネという、新キャラ？も登場した。
マッハの速度で設定も明かされたが、この人たち、役目を果たしたら、一体どうなるんやろうな…
わけありミコッテ君の行く先も、いい感じで気になるし、何とか、この先もついていければいいなあ、と思いつつ、次回につづく。
