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ヒカセンはなぜ旅をするのか

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FF14を初めて1年と数か月、黄金のレガシーも7.1まで進め、とうとう最新のストーリーに追いついた。
次回のアップデートまでトークン集めかレベル上げぐらいしかやることがなく、
日課としてコンテンツルーレットを回しているときに、
ふと「なぜ主人公は旅を続けるのか」と気になった。


僕は主人公を自分だと思ってプレイしていなくて、
「自分と似ただれか」だと思いながらプレイしている。
「もし自分だとしたらこう言うだろう」という選択肢がないことも当然だが、
「そもそも自分だったらこんな冒険をしない」と思うからだ。


振り返ると主人公は冒険の中で出会いと同じくらい別れを繰り返している。
蒼天でオルシュファンと死別したときはとても衝撃的だったし、
ムーンブリダやパパリモとの別れだって衝撃だった。
敵としてとても憎らしかったヨツユだって、最後には複雑な気持ちになったし、
ハーデスとの死闘では何が正義なのかと考えさせられた。

もちろん素晴らしい出会いもあったが、それを凌ぐほどの別れだって多くあった。
きっと自分がこんな冒険をしたら心を痛め、次の冒険には進まないだろうと思う。
でも主人公は冒険を続けている、なんでなんだろう。


暁月で出会ったヴェーネスも同じように旅に生きる人だ。
彼女は人の可能性を愛していたらしく、必然が必然であることを突き止め、
とても心を輝かせていたらしい。
人の可能性を見て、聞いて、感じたくて、ただひたすらに旅を続けていたのかもしれない。

主人公もヴェーネスと同じように、人の可能性をいとしく思い冒険していたのだろうか、
おそらくそんなことはないだろう。
誰かを助けるために動くことはあれど、誰かの可能性を信じるという描写は
なかったんじゃないだろうか。
何かを背負うことはあっても、何かを託することはなかった。


じゃあなぜ主人公は冒険を続けるのか、なぜ悲しい別れがあるかもしれない冒険に出るのか。
きっと「人が懸命に生きること」が好きで、そこに自分も関わりたくて
冒険しているのではないかと思った。

僕のイメージでは、冒険者というのは困っている人から依頼を受け、
魔物を狩ったりお使いをして生活している。
主人公も冒険者として魔物を買ったりお使いをしているが、その範疇は生きるためを大きく超えている。

東はクガネ、西はトライヨラ、果ては宇宙まで向かっているのだから生きるためだけではないのだろう。
かと思えばヴェーネスのように人に可能性を感じ何かを託すようなこともせず、
自身で困難を乗り越えようとする。
誰かを助けることはあっても助けを乞うことはないし、かといって人に対して関心がないわけでもない。
黄金の最後でなぜ旅をするのかと聞かれ、
「人が好きだから」みたいな選択肢が出るほどには好きなはずだ。


ただ、きっと僕の操作している主人公は単純に人が好きなだけではなく、
人が懸命に生きているその過程が好きで、
そこに自分も関わりたいと思っているんじゃないだろうか。
だからこそ、つらい別れや大きすぎるものを背負うことになっても、
それすらも人が懸命に生きることから生まれるものだから、
旅を続けているのではないかと思う。






…主人公化け物すぎでは?????
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