刺されそう。多方面から。
いやでもネゴが上手いのはトップとして褒め言葉ですよ? 知らんけど。
※蒼天3.2のネタバレを含みます。
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直接話してからどうするか決めたい、と次男が言うので、アイメリク総長に取り次ぎました。
わあお父様もといエドモン伯もいる…がんばれエマネラン……
話は変わりますが。
私はキャラクターを二分するときに、《人の強さを信じる側》と《人の弱さを拾う側》があると思っているんです。
FFは基本的にテーマが前者なので、大半のキャラが前者に振り分けられがちですが、後者のキャラがいないと物語に深みが出ないんですよね。
弱いから見える世界がある。
溺れやすい世界でもありますが、触れないのは人体の半分を無視するようなものです。
容易に足をすくってくる弱さと、それでもと抗う強さと、両方があるから人を惹きつけるのですよね。
それはそれとして、アイメリク総長の"強靭さ"には驚かされます。
他者にできると信じるより、期待しないほうが楽ですもの。彼の境遇ならなおさら。
あと「かつて友であったものの屍」と聞いて、親しい相手ほど変革についていけなくて縁切られる流れは現実でも確定ギミックだもんね、と耳年増なりにうむうむ頷いてました。
……エスティニアンを指す解釈を読むまで、その点にまったく気づかなかった私です……
過去形にするなよぉ! 今もニーズの中でドンパチしてるかもしれないじゃん!! 知らんけど!!!
ともあれ、直接にアイメリクさんの強さと覚悟を浴びたエマネランは、この変革の源泉を理解し、剣を捧げると決意。
合同演習に参加することとなりました。
ここでねー、伯爵のカットが入るのもだけど、一角獣の指輪が映るところが泣けるんですよねー。
以前発着場で傷だらけのオノロワが話していたとき、少年のぼろぼろ姿と同時に、エマネランの盾を長回しで見せてきたんですよ。
フォルタン家の紋章がしっかり見える形で、ずーっと。
民と友を護るべき一角獣の盾で、従者すら護れなかったことの示唆だと気づいて、演出容赦ないなと思ったのですけど。
この一角獣、ご存知の方はご存知の通り、一部アクセサリー装備にもさりげなく入っているんです。
いつだかのファッションチェックでも、「盟友」のお題で話題になっていましたね。IDのドロップ品なので、私は軍票にしてしまってましたが……Σ(´∀`;)
閑話休題。
一番大きな一角獣で誰も護れなかったエマネランが。
一番小さな一角獣……剣を握る右手の指輪とともに、初めて決意するのです。
この小さな一角獣から始めるのだと示すかのように。
……深読みかもしれんけど。
ちなみに件のアクセサリー装備、手に入るIDはイシュガルド教皇庁です。
運営は盟友(ヒカセン)達を試しすぎてる。
(似たデザインはダスクヴィジルの宝箱にもあります)
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さて、エマネランのことはひとまず決着しまして。
合同演習の指揮は総長が必ず執ると意気込んでますし、ツキカさんが四国での演習に出ると色々まずそうな点もありますし……
アイメリクさんふらついたり怪我があったりしてるから、ムービー挟んでトラブルからのインスタンスバトルとかかなー、なんてぼんやりしていたら。
総長の口説k……たr……ネゴシエーション始まってるんですけど!?
この人のタチの悪いのはですね。
「唯一無二の盟友」
「もし友と思ってくれているなら」
などと、初手から断りにくい単語を重ねて議論のベースと主導権を築いてるくせに、計算高さがまったくなさそうなところなんですよ。
当人の中ではイベントに親友誘ってるのと同じらしいのを感じます。
……無意識でこれなのネゴの天才では!?
しかも、盟友フォルタン家のエドモン伯とエマネランがこの場にいますからね。
断りにくさマシマシです総長ほんとタチが悪い…!
いや、でも、暁も本格的に再始動してきてますから、一国にあまり肩入れしてみせるの良くないですし…
さっきサンクレッドにも「この国の話なのに付き合うのか」みたいなこと言われましたし…
一応双蛇党所属なのでグリダニアに義理がありますし…(カヌ・エ様、味方だと心強いだけに敵に回したくないし……)
ツキカさんは黙考の末に受諾してましたから、セーフの範囲だと判断されたのでしょう。
聞いて感じて考えて。
ミンフィリアショックの後、この振る舞いをよく目にするようになりましたね。
ところで、単体でスキルの高い人間がいれば、集団戦でも勝てるのか。
そういうわけでもないのは、野球でもアライアンスでも示されている通り。
よって混成軍に「最強の冒険者」(byサンクレッド)が混ざってもきっと大丈夫でしょう……多分。知らんけど。
というかこの流れでインスタンスバトルなの!?
しかもあの人と対戦あるの!?!?
プレッシャーが強すぎるんですけどー!?!?!?
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余談。
散々ヒカセン心配してあれこれ口挟んでたサンクレッドが総長に即絆されてて笑った(≧▽≦)
ほんとタチが悪いんだよあの総長(褒めてる)