リアルゼアではオリ・パラと開会&閉会式まで夢を綴ってくれました。
思うところはそれぞれいろいろあると思うけど、うちの息子はサッカーに野球(ソフト)、陸上に車いす関連の競技、そしてボッチャに興味を持って、過ぎ去りし1ヶ月の祭典を記憶の綴りに、大事に挟んだようです。
ちなみ、そのおかげで以降の週末は必ず2時間以上も屋外で運動に振り回されることに。
とーちゃん(俺)はそろそろ限界……筋肉痛で、も、燃え尽きそうだ。
はんぱねぇぇぇ~~な! リアルゼア!
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さて、そんな反対側のエオルゼアですが。
FCの面々さんやその他もろもろ気が付いていると思いますが、IN時間が激減しています。
先週までパラリンピックがありましたのでそれも一因あるのですが、実は全く別の理由があります。
【暁月のフィナーレ】
新生祭にちなみ我が分身も8年間の冒険の区切りを迎えました。
亡失で始めた冒険がここまでくるとはな……8年前の自分に教えてやりたい。
とはいっても、11月に訪れるその区切りとなる結末の物語に向けて、今までを振り返ると様々不安がよぎる。
例えば奥様の査定……また拡張パッケージを導入し、時間をゲームに費やすという許可をいただかなくてはいけませんが。
「ん? ああ、普段のことをちゃんとやってくれれば、べつに好きにしてもいいよ」
というお話。
ついに新生8年目にして惑わず。
もう俺(夫)の動向には、
全く興味を持たれなくなってしまいましたぁぁぁ~~~~><
それはそれでショック イズ ビッグ。
しかし今回もどうやら趣味というよりもすでに生業として認めら、また1年延長が決定! らしい。
まぁいい。
俺にはエオルゼアがある。いや【しか】ない。
そしてそれは節目の結末を迎える訳で。
よって万全の態勢でありたいと思う訳で。
その為には【何】が必要と考える訳で。
で、それをあえて【答え】として声に出してみたいと思う。
エオルゼア2300万人のヒカセンたちよ、耳かっぽじって聞きやがれ。
物語のエンディングを迎えるにあたり、必要な存在。
それは……・・・「お・ね・え・さ・ん」である。
お、この先に進もうとする勇者よ。心の友よ。
存分に語り明かそうぞ!
そんでもって、よくファンタジー世界においてこの「おねえさん」の役割を担うのがよくある【女神さま】である。
長い旅路の果ての勝利により、【権力者からの賞賛】や【仲間たちの労い】によるものがあるだろう。
でもね、旅路の事細かな苦悩や葛藤を含めて、冒険のすべてに対し「がんばったね」と報いとなるのが人知外の【女神(男神は包容力がぜんぜん足りん)】の存在である。
リアルでもそうであるが、キャバクラやスナックの店員さんがたに話す愚痴に「頑張ったね」とか「大変だったね」との労いに報われることは、決して金勘定の対価だけのゼロではないことを俺は知っているゾ。ホストには行ったことは無いが男性からの献身はそれと同質でもないはず。
【週刊少年サンデー】に連載中の【葬送のフリーレン】ではこの話がストレートに表現されている。
その功績を誰も覚えていない世界の中で、天国で頭をなでて褒めてくれるという【女神】の存在。
例えば漆黒編の物語の終わりに、シナリオを執筆した開発の石川さんが「よくがんばったね」と頭をナデナデしてくれたらどう感じるか? という問いでもある。
そこで、だ。
エオルゼアの8年に及ぶ冒険の旅路の果てに、頭を【ナデナデ】してくれる誰かが、いるかどうか?
それを、ふと考えてみた。
例えばFCメンバーやフレンドたち。
いやいや、彼らもヒカセンであり苦楽は同じものを経験しているがそれをお願いするのは酷というモノ。だいたい皆さん(中身はともかく)お嬢さんがたであり「おねえさん」ではない。
では、NPCたちで考えてみる。
やはり最初は【暁】のメンバーか。
ヤロウ達は省略。
しかし、例えばアリゼーはツンデレのお嬢さん…論外だ。
ヤシュトラさんは永遠23歳のおかあさん……知られたらファウルの抱擁で黒焦げにされそうだ。
袂を分かったイダことリゼでは妹みたいで、今は亡きミンフィリアなら実姉みたいな感じか。
エオルゼア3国の指導者が全部女性なのであえていうとメルヴィル姉御。ツンデレ(たぶんな)なカヌエ様。ナナモ女王の可愛いさは、とうぜん「おねえさん」にはなりえない。
枠を広げるとグリダニアのボクっ子ミューヌさんはあれだが、そういえばウルダハのモモディ女史がいたっけ!
確かにモモディさんは「おねえさん」に一番近いかも……。
冒険を始めたのもウルダハ(剣術士)という縁もあり、あの人の性格ならありかもな。
しかし・・・・・・・・・彼女は、ララフェルである。
もう一度言おう。
確かに「おねえさん」に一番近いかもしれない。
・・・・・・・・・・だが、
ララフェルだ。
残念ながら、ララフェル(の体形)は明らかに「おねえさん」ではな~い!
ちなみに全ての【メインクエスト】において時系列で全てに関わってくれたのが、同じくララフェルの【タタル嬢】である。
彼女だけが常に、旅の傍らにいた。
イシュガルド、アラミゴ、ドマ、第一世界の水際にても。
もしも彼女がハイデリンの化身で【冒険、お疲れ様でっした】という物語の結びとなっても、まったく世界設定には反しない。
俺が、もっとも恐れる物語の結末(予想)である。
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晴れた草原。
そよぐ風。
誰かの膝枕で、頭をなでなで……というファンタジーの王道の結末。
妄想は所詮妄想か。
ん? いや待てよ。
いや、その方法があるかも!
そんな訳で早速、第一世界におわすリーンちゃんのもとへ。
その氷のまなざしの沈黙を無視して懇願する。
俺に、俺に…………どろっぷ(ハイデリン)キック! おねがいしま~~す!
(後編に続く)