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ストーリークエスト6.3 感想

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「正義など現実ではありえない」と言う人をしばしば見かける。
それは若い方だけに限った話ではなく、五十代、六十代でも見かけるし、老若男女に存在する。
いわく、正義というものは、ゲームや漫画やアニメの中にのみ存在するもので、実際に存在するものは「相対的」な正義に過ぎず、人は「価値」の中で利用されるかされないかでしかないのだという。
そうした方々は、よほど辛い目に遭ってこられたのだろうと思う。正義と称されるものに何度も期待して、裏切られてきたのだろう。そして、正義というものの正体が何なのかも教えられてこなかったのだろう。私自身も幾度も「正義」と名の付くものに失望し、痛い目に遭わされ、苦悩を経験してきた。

私は現状「正義」を完璧に背負えてはいないが、それでも短い人生経験ながら、ある確信を得てきている。人間社会の理想として、正義というものは絶対に存在するという確信だ。
少なくとも、人が人間社会で暮らすことに同意する限り、絶対的な正義は絶対に存在する。
そしてその「正義」は私の主観だけではなく、先進国であれば平明と提示されている国連憲章にもその旨を記載され、数多くの尊敬すべき学者・専門家がたが同じように提唱なさっている。
(まあ、我が国は1933年に国連憲章に違反して満州国を欲しがることを「正当防衛」として主張し、ウクライナを侵略しようとしたロシアが他国から総スカンを食らったように、日本という自国以外から全反対を食らったようなろくでもない帝国であったため、国連憲章に同意できる気概があるのか定かではないが)


そもそも、正義というものは人間社会において定められた人間社会における契約であり、よりよい人類の未来の保障をするために作られた思想体系(システム)であり、「人同士で殺し合ってはいけない」という非常に原始的なところから開始され、数多くの歴史の中で行われた過ちを学者や有志のかたがたが訂正しながら積み上げられてきた人類史の編纂である。

その経緯、意義、規則はあまりに膨大であるため、気軽に「三行で知る」ことにこだわる場合、それらを理解することは難しくなるだろう。
悪に比べて正義というものはいまいちインパクトに欠ける。長たらしく、説教臭く、得てして細やかでつまらない。「悪」に比べて制約も多く、窮屈で、時に「悪」が正義の名を語るときもある。

だが制約が多いのは当たり前だ。先にも述べ、そして何度も申し上げるが、正義は過ちを指摘し、それらに後悔し、訂正してきた歴史だからだ。そして悪とは、それら指摘された過ちの数々だ。
そして、「正義」と称されたものに裏切りが多いのも当たり前だ。正義を正しく知るには知識と経験が必要で、それらを駆使する知性と知識が無ければ、詐称も発生する。
つまらないことも当たり前だ。人間の正義は、何事もなくささやかで安全な日常をより多くの人々に保障するために存在し、様々な人々の手によって編纂を繰り返しているのだから。

幸いなことに、私たち人類は記録媒体を発明し、それら過ちの歴史から生まれた教訓――正義を、書物や絵画として未来の為に保管している。今ではインターネットという便利なものもある。
私たちは望めば、私たちの遠い祖先よりははるかに短いスパンで、それら過ちの歴史を閲覧することができ、統計によってある程度の「正義」と「悪」を理解し、判別することができるだろう。

私たちは完璧な正義に至ることはできないかもしれないが、よりそこに近づいていくことはできる。
少なくとも私はそれを人生のよすがにしたいのだ。

FF14は過ちの積み重ねも甚だしいが、決して怠惰に価値観の停滞をすることはなかったと思う。それは人類の歴史と重なるために、私はこのゲームが愛おしく感じる。私は人類が過ちと向き合い、それを正してきた事実が好きだ。

部下の命を駒のように扱いながら、妹であるアリゼーに高圧的な態度を取っているときのアルフィノは、はっきり言って非常に不愉快な存在だったが、彼はやがて己の過ちを認め、誰かを支配し、統率するよりも、補助を行うことを得意とした。そして他者を癒す賢者となった。私は今の彼が人々に慕われていることを嬉しく思う。古臭く、厳格で、己の痛みや政治の不祥事を隠す秘密主義的な彼の父君より、他者と痛みを共有し、情報をより多くの人々と共有し、問題により良い形で向き合おうと奮闘する今のアルフィノのほうが、より優れていることを確信している。

アリゼーは最初から勇ましく、そして賢かった。彼女は兄アルフィノよりも人心の共感に優れた知恵者であり、早計で無謀なところもあるものの、何かを守るための戦いと、誰かの心のケアを怠らない、逞しい戦士だ。私は、"私"(光の戦士)よりも彼女の方が英雄に相応しいのではとすら感じることがある。彼女の声がより低く深みのある声に感じたのは気のせいだろうか?私が見ないうちに、彼女はさらに己を研磨したのだろうか?私は彼女の冒険譚こそを是非とも聞いてみたい。

アリゼーとアルフィノの成長は、私にとって何より喜ばしい。アリゼーとアルフィノが大人のエレゼンになったら、私は感極まってしまうだろう。泣いてしまうだろうか?わからない。
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