Personnage

『卵の飾りと輸送システム』


シーズンイベントの開催期間中は、三都市やハウジングエリアなどで季節に応じた飾り付けがされてとても楽し気な雰囲気になってますよね。
本物のイースターエッグって見たことないですけど、カラフルに塗って精巧な模様を描き込んだ卵には不思議な魅力を感じます。
さて、今回気になったのはハウジングエリアの飾りについてなのですが
エンピの街灯のてっぺんには卵型のバルーンが縛り付けられています、これは良いのです。（風船にしては風になびく様子もふよふよする様子もないが）

『エンピレアムの卵バルーン』
ヒモでつながり浮遊している普通の風船飾りのように見える


『エンピレアムの謎の卵』

問題なのは広場に整列して浮遊する謎卵
風船のように浮遊しているのにも関わらず、ひもなどで縛られているわけでもない
滞空しているのも、その場にとどまっているのも謎、あくまで飾りの為選択したり、NPCたちのように吹き出しが現れることもない
アラグの遺構にある〇〇システム的なものなのだろうか
エッグシステムとかいうマウントもあるらしいし
現実では説明のつかない現象が当たり前のように存在しているのが非常に面白かった、というお話






『砂漠に倒れ込むミコッテ族』


　得愚判徒（えっぐはんと）
　その起源は第三星歴初期の砂漠の民の成人の儀式にある。
成人を前にした戦士たちはまず毒を飲み、広大な砂漠の中に隠された卵を探す。
卵の中には少量の解毒薬が入っており、己の命が尽きる前にすべての卵を見つける必要がある。
卵は砂の中や猛獣の巣の中に隠されており、遭難したり、獣に襲われたり
先に見つけたものの解毒薬を奪う者もいたとされる。
そのあまりの過酷さから時の皇帝ザンデにより禁止されたという・・・
卵を手にし生を得るか、愚者と判別され淘汰されるかを定めるという意味で「得愚判徒（えっぐはんと）」と呼ばれていたものが
卵を狩る祭りとして伝わり現在のエッグハントになったとされる。
エッグハントの卵の装飾が古代アラグの意匠とにているのはその為である。

ロウェナ書房刊『エオルゼアの奇祭　ーその起源と発達ー』より抜粋