どうも、エメクです。
いつもタンク修行inレベルレにお付き合いくださっているFCの先輩方、ありがとうございます。
おかげ様で自信もついてきたので、そろそろ野良で自分を試してみることにしました。
「おいやめろよ、ハウケタやストーンヴィジル引いちゃったらどうするんだよ!」って必死に止めようとしてくる弱い自分をシールドロブの如く放り投げてエントリー。そしてすぐシャキーン!……しないんだ?
あれ、ヒーラーだといつも即シャキなんだけど。たまたまなのかな。それとも今はヒーラーの方が不足しているのかな。不足ボーナスはタンクになっているんだけど。
……しかし、なんだろうコレ。この待ち時間がかえって先ほどの決心を鈍らせていくというか「やっぱりまだ時期尚早だったんじゃない?エントリー取り消しちゃいなよ」と、投げ飛ばしたはずの弱い自分がカムバックしてきたので、「うるせぇ!」ともう一度投げ飛ばして、待つこと2分後……シャキーン!覚悟を決めて突入します。
突入したIDはタムタラの墓所。
お、初見さんがいるようだ。パーティリストを見てみるとDPSが双剣士と呪術師。二人ともムービーを見ているようなので、初見2名なのかな。
タムタラの墓所はタンクでは初だけれど、ヒーラーでは何度も来ている。
道はそんなに複雑じゃないし、これといったギミックも無ければ、脅威となりうるモブも配置されてない。チュートリアル的な位置づけのダンジョンだ。
あー良かった良かった当たり引いた!これで勝つる!第三部完ッ!ってあまりこんなこと言ってるとフラグになりそうのでこの辺にしておく。
初見さん達がムービーを見終わった。
さぁ、いこうか(アニさんリスペクト)。
タムタラの墓所は見通しもわりと良く、ほぼ一本道。途中、分かれ道が二回あるが、それを両方右に曲がればいい。
今はID中にマップを確認できる余裕もあるけれど、以前はパーティの先頭を走りながら、目視で敵をサーチして、ロブの準備をする。それだけで精一杯でマップを見る余裕なんてなかったから、「ルーレットでタムタラの墓所引いたら分かれ道は2回!両方共右!」って覚えることで対応しようとしていた懐かしい思い出。
そして、その分かれ道まで来た。
右に曲がるとその先の小部屋に敵グループを確認。その内一体にロブを投げつけ、そのまま敵とすれ違うように部屋に進入。
敵グループを一か所に集めたら進行方向に対して背面を向けながら位置を固定する。この時、メレーさんが仕事しやすいように敵グループの側面と後方にスペースを確保してあげる。
ロブから位置固定の流れは、レベルレ参加の下限レベルである15になるまで、剣術士の討伐手帳しながらフィールドモブ相手によく練習したもんだ。
位置を固定したら範囲攻撃を2回入れて、防御バフを発動する。
敵グループを無理に2つ以上まとめない(特にレベリングIDでは)。敵が3体以上の時は防御バフを使う。そうすればヒーラーさんの回復に余裕ができて、攻撃に参加しやすくなる。
ヒーラーさんが攻撃に参加することで、パーティ全体の火力が上がり、戦闘時間が短縮されるということは、ヒーラーやってる自分が身を持ってわかっていること。できるだけ配慮してあげたい。
交戦中に後方から巡回が接近してきた。ここを通るのは知っていたからこの展開は予測済み。
振り返ってロブ。交戦中の敵と一緒に集めなおして範囲攻撃。この一連の動きも、慣れるまでかなりもたついてしまった。
タンクをやっていて実感するのは、「複数の作業を同時に処理していく必要がある」ということ。これが慣れるまで本当に目が回る。
やることはたくさんあるのだけど、いきなりその全てができるわけじゃないから、最低限できなきゃいけないことだけやることから始めて、練習を重ねながら、一つずつ、できることを増やしていく。
それが達成感だったり、自信につながっていくのがタンクの楽しさだと僕は思う。
しかし、その為には「練習が楽しい」というマインドが必要で、その点は本当にFCの先輩方のおかげ。いつもリラックスして練習に励むことができた。
なんだかまるでスポーツのような話になってしまったけれど、実際趣味でスポーツやってる僕からしたら結構通じるところがあるように感じる。
……それとも、シンプルなことをわざわざ難しく考えすぎ?(笑)
その後も順調に進み、3ボス前の宝珠を守っている部屋に到着。ここは敵の層が厚いので温存しておいたランパートを使う。
ロールアクションは習得すればレベルシンク下でも使えるので、タムタラの墓所でもリプライザルとアームズレングスが使える。そのおかげで、ランパート含めて3枚のバフが使用可能なので、道中でランパートを使いつつも、肝心なこのタイミングの為にとっておける。
そう、アームズレングス。一見使用用途が限定的に思われるけれど、自身を攻撃した対象にスロウ付与という優秀な防御バフみたいな追加効果が付いている。むしろ追加効果が本体のような気さえしてくる。お前は食玩か。
封印結界を解除して、狂信者たちの最後の抵抗を打ち破ると、その後に現れるのは絶対王ガルヴァンス!……明らかに名前負けしている。
初見さん達がムービーを見ているので、ヒーラーさんと一緒にボス前まで来て待機。
そしてムービーを見終わった初見さん達が……おや?こっちに来ないでキョロキョロウロウロしている。
……あ!そうか。ムービーが入るのは最後のギミックを解除した祭壇だから、その間にボス前に行かれちゃうとムービー見終わったと思ったら味方がいない!って混乱させてしまったのか。
今度から初見さんがムービー見てる間は隣にいてあげようと思いながら迎えに行く。
気を取り直して最後の戦い。
特に危ういところはなかったけれど、初見さん達が侍従の無敵ギミックに気づいていなくて、最初はヒーラーさんだけが攻撃していて途中から気が付いた感じだったから、こういう時の為に今度からマーキングマクロをホットバーにセットしておこう。
こういう部分って先輩プレイヤーに同行してもらっていると気づけないんだろうな。
その後ボスを倒した後、みんなでお辞儀と別れの挨拶をして退出。野良にしては珍しく、終了後サッサと出ていく感じじゃなくて、なんかまったりした雰囲気だった。いい空気のパーティだったな。
先輩たちに同行してもらうと、たしかに安心で気が楽なんだけど、野良にも参加してみないと気づけないこともある。そんな発見をした初の野良PTでした。
……あ、日記書いてたらインする時間なくなっちゃった!