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ピ日記12-16 暁月感想日記(最終フィールド道中終盤~討滅まで)

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■こんにちは

えらく日記の間が空いているPillviqaです。
そしてピルヴィカの日記なのでピ日記です。


サムネ用Pillviqaです
佳境も佳境で何貼ってもネタバレになるよなと思いつつ、
今もうパッチ6.2だしサムネならただ青いだけだし、
これでも大丈夫だろの気持ち





この日記は続きもので、いまのところ、
12-112-15まであります。よければそちらもどうぞ。

ヒカセンのPillviqaさん当人の人格を考えつつ書いてったので、
Pillviqaさん的にはこうじゃないの、がちょこちょこ混ざります。
ザッと自分で読み返した感じ、12-612-10くらいが比較的読みやすくて面白い気がします。
物語の展開が程よく読めず、程よく落ち着いていて、書いてる自分に余裕があったので……

世界設定も情勢も、右も左もわからない新生直後から辿っていって、
世界の中に生きるヒカセン本人(Pillviqa Qalli)の人格と旅路が固まっていく過程&感想、
っていう連作日記なので、そういうのが好きな方にはオススメです。

あと暁月最終フィールドの感想なので、16本目にもなって今さらですがネタバレ注意です。
あとちょっとだけ前回から話が繋がって、次元の狭間オメガのネタバレがあります。ご注意ください。



ということで以下、本文です。






















■絶望への回答

前回はオミクロンの絶望を抜けたところまででした。





ラハが開く道が水晶なのズルくないですか???
もうカットシーン見ながら「ハア……」って消え入りそうな溜息とじわじわ滲む涙がですね……
思わず水晶に覆われた眼と孵らない太陽を見上げてSS撮ってましたね……





アルフィノとアリゼーと道を登っていくときは、自然と歩きモードにしてゆっくり一歩ずつ前へと進みました。
ていうかここ、クエスト名がもう「前へ進め」なんですよね……
少し前のオミクロンの所でも「ハローワールド」だったりしましたが、やっぱりクエスト名って内容の一番大事なところをテーマとして提示してきてるわけで。

言われなくたって進む意志の塊だからこそ、ヒカセンは共に歩む仲間も得てここまで歩いてこれたわけですが、ここでやるべきこととして、端的に「前へ進め」って出てくるのジーンとしました。

FF14に限った話じゃないですが、クエストジャーナルがゲーム中ずっと、システム的に淡々と「ポイントCの敵を殲滅しろ」とか表示してるのに、最後の最後、強大な敵に運命を背負って立ち向かう時だけ「生き残れ」になったりするのにオタクは弱い。





道中の会話も一言一句にやられてたんですけど、特に好きなところだけ……
「彼らは皆、生きることを見限り終えているという。
 この広大な星の海で、私たちはあまりにちっぽけな異端者だ」
「しかし……どれだけ多くの星々が覆いかぶさってきたとしても、
 アリゼーと君が隣にいてくれるから、恐れはないんだ」

「たったそれだけのことで、心は、宇宙だって超えられるんだよ」



アルフィノ……

君たちが隣にいるから怖くないよ、が嬉しかったのはそうなんですけど
この話を聞いてなぜだか自分はオメガを思い出していました。
心あるものには遠すぎる道のりを、今誰よりも心を輝かせてきたヒカセンやアルフィノたちは超えたんだなぁと。





アリゼーが言うのは
「傷つかず、何も失わなかったとしたら、それは幸せだろうけど…… 不思議とちっとも羨ましくない。どんな傷でもなかったことにしたくない」

そしてその後、道を登り切った先で
「ここはみんな無事でとすら軽々しく言えない場所だと分かった…… だからこそ、あなたが傷ついた顔をしない未知になればいい、って願う。貴方が弱いと思ってるわけじゃない、一度くらいはあなたを守りたいから」

アリゼー……
傷ついて失って、それでも立ち上がって進むからこそ今の自分がある、って言うくせに、
いっぱい自分を守ってくれて傷ついたであろうヒカセンを、このみんなが無事でいられないかもしれない場所だからこそ、一度くらいは守りたいってさ…………
自分がいなくなっちゃうのをとっくに覚悟していて、そのうえであなたが傷ついた顔をしないでいてくれればってさ…………

みんながいたからこそ進める道だったと落ち着いたアルフィノと対照的に、いなくなること傷つくことを考えずにはいられないアリゼーで。
絶対心がざわついて仕方ないはずなのに、それをもっと強い前へ進むんだって気持ちで押し込めて、「私はあなたを守りたい」って言うんですよ……

あと、自分を脇に置いて、あなたが傷ついた顔をしないようにって、ちょっとオルシュファンが思い起こされました。
その想いは何よりうれしくて、でも笑うのを辞めるわけにいかなくなる呪いだぞ、っていうのはもう蒼天当時からあらゆるヒカセンが言いまくってることだと思いますが、アリゼーはそんな細かいことよりただヒカセンを思ってこう言うんだってのがすごい嬉しいです。

うちのヒカセンPillviqaも、呪いだなんて悩ましいことは露ほども思わず、純粋な想いを受け取って「しかと受け取りました!笑って前に進むことにおいて、私の右に出るものはいません」ってタイプだと思うので、なんならアリゼー抱きしめたかったくらいです。
ほら見ろニッコニコやぞ、この顔が曇るわけないから安心しな!!!みたいな。





で、進んだ場所は誰もいない街。
生活の痕跡はあるのに一瞬で人が消えたみたいって確かに怖い。





ひとしきり見て回って確かに誰もいない、となりつつ、
アルフィノからここにはやはり、先に進むことを望まないものがいる、
自分たちならそいつに進む意志を示せると聞いたところ。

この選択肢は人によりけりでしょうけど、皆あんまり悩まなそう?
うちの場合はさっきのアリゼーの話とか、日記12-1から書いてる通り進む意志の権化なので、
示せるというなら信じてその覚悟を受け取りそうなので、止める選択肢だけなのがちょっとミスマッチですが。
子を思う親ってものを出発前にしっかり見たのを思い出し、キャラというかプレイヤーとして2番目に。





自分たちが消えることより、託されたものを背負って進む君を、ついにひとりにしてしまうのがやるせなくて悔しいというアルフィノ。
だったら託すな、なんで一人で戦わなきゃいけないんだと涙をこぼすアリゼー。
さっきの道中の話とまた重なる部分です。

Pillviqa当人としては泣くようなことじゃないと笑うんじゃないかな、と思います。
やることなすことは巡り巡って、想いとして誰かの背中を押す、というのを心から信じているから。
自分ができる・やりたいと思ったことにまっすぐ進めば、結果はどうあれ同じように世界を前に進ませる、そういう風にこの世は出来てると、ヴェーネスと話して確信しています。

前の日記にも書いたんですが、自分としてはPillviqaの生まれたゼラのカッリ族を
“恐れず生きて見聞きして、得た知見を歌い継ぐのが信条の部族。そうして今を生きる人や次世代が「世界は心震える未知に満ちている、前に進むのは楽しいんだ」と信じられる巡りを形作っている人たち”と解釈してるので、ここでも信ずるがままに恐れずに、ただ強く前に進めると、二人の想いを受け取るかなぁと。
そういう部族の生まれで、なおかつ数奇な運命を超えて好奇心旺盛な人だからこそ、ヒカセンとかいうハードな道のりを進めているんだろうな、とプレイヤーとしては見ている感じです。

だから、ここで二人にかける言葉としては、えーとそうだな……





それそれそれそれ!!!!それだよそれ!!!!
分かってんじゃんアルフィノ!!

はー好き
ヒカセンって人格をストーリーと種族と部族名と旅路から逆算して考えているのがプレイヤーの自分なので、話が進むにつれストーリーとキャラのシンクロ率が上がるのは道理なのですが、ここでついに100%に達したな???と嬉しくなりました。
いやね、ハピエン厨なので、とにかく明るいPillviqaとして絶対に幸せで楽しい未来があると信じてる、だからこの旅路を進めると解釈していまして。
彼らに言われずとも「私が進む限り道は続くし、その先はきっと明るいよ。心配しないで!」と言うだろうなとかぼんやり考えてたんですが。

考えてた矢先、公式から幸せを願われました。もうこれは勝利確定演出です。いやそう書くと味気ないんですが、覚えた喜びの正体としてはそう。
二人がそう願ってくれるんだから、そうなるとも。
そう信じられるからヒカセンはヒカセンなんだと思います。

お話の理屈として陳腐じゃないのと思う方も多そうですし、文字で理屈だけ読むとそうだなぁと自分もちょっと思う部分はありますが、これはそういう話だ、を旅路の全てを材料に納得させてきたので、自分の場合は全力で要らぬ理屈は置き捨てられました。





そういうわけで、進む道を閉ざしている絶望の持ち主はメーティオンだと、アルフィノが言います。





かつては相手がどんな人なのか期待に胸を膨らませ、「お話ししませんか!」と相手に対する希望を持って、近づく勇気があったメーティオン。
テレパシーで答えを直接知ることができるのにそうしていたというのは、なおのこと素敵だし、なんというか、カッコイイ姿勢だと思います。
けれど、行く先々で絶望を直接感じてしまったり、この誰もいない街のように恐ろしい結果に出くわしたりするうちに、絶望に呑まれたのが今。
進んでも新たに生まれても最終的に傷つくだけ、だから進まない生まれない、全部終わり。



ちょっとそろそろ文字で理屈のぶつけ合いを順番に書いてのがくどいかなとは思うんですが、
せっかくここまでやってきたので……
現状、このメーティオンが出してきた理屈を明確に論破する必要はなく、
暁のみんなは明確に否定できるだけの信念を持っているとすでにヴェーネスに示しています。
好奇心や約束や、今までに暁の各々は自信が見ている希望を提示してきたので、
ふたりはどうするんだろう、と思っていたところに、“成長”だったの、また心を打たれましたね……



この、過去の全てが今の己に力を貸す演出、王道も王道ですよね。
キャラとしてのPillviqaは2.0-6.0までの長い長い旅路を、己の意志で、
いろんな寄り道も挟みながら歩んでここにたどり着いてるので、
のしかかる絶望と戦えるだけの想いがこうして心に宿っているのは道理です。

ただ、それだけじゃない感動を同時に覚えていました。
何かと言えば、このゲームはMMOなので、プレイヤーそれぞれが、
実際に操作して、長い長い時間をかけて(/playtimeとチャット欄に入力してみよう!)
メインストーリーはもちろん、フレさんとの思い出とか、フィールドのお気に入りの場所とか、
世界に対する愛着を持っているんですよね。
「規格外のボリュームと世界への深い没入」っていう、MMOの遊び方がちょうどリンクして、
ひときわ心を震わせてくるシーンだった
なと思います。




■約束、果たしに来ました



「ここで本当におしまい。何もなしえず報われず、終わった思いだけが集っているこの場所で、至るべき場所へたどり着ける可能性なんて残っていない」

メーティオンのこの主張ですけど、自分としては聞いた瞬間、ドキドキはもちろんしてたんですけど、それ以上に、ついに来たかって感じで。
真っ先に思ったのが「もう辿り着いてるよ、至るべき場所」って回答でした。

絶望に塗りこめられて、ヘルメスに見せたかったのとは別の、不本意な形で旅を終えてしまったメーティオン。
彼女自身はもう答えを出して、ここを“旅の終わり”としてしまっているのです。



じゃあそこにPillviqaが何をしにここに来たかと言えば。
彼女は笑ってこう言うはずです。

「約束、ようやく果たせるね」

この連作日記の12-14で、Pillviqaがどういう形で希望をメーティオンへ届けに行くのかは、自分なりに考えていました。

「メーティオン、あなたの出した答えを、まだ一緒に考える私がいる」と示しに来た。
「私のことも、あなた自身のことも、勝手に終わりになんてしないで」と伝えに来た。

旅がひとつ終わったなら、また新たな旅へ向けて歩き出す。
アーテリスって言う星では、必ず誰かが終わらない旅への希望を胸に歩き続けている。
ハイデリンと……ヴェーネスとそう確かめあってPillviqaは、
ヘルメスが果たせなくなった、旅の終わりに花を贈る約束を果たしに来たのです。


12-14でも書いたんですが、実際に作っていったオーナメント。
ゲームシステム的には当然渡す機会はないんですけど。
それでも。

「この絶望の中だって、希望は潰えずに咲き続ける。あなたは旅を終えて、また次の希望を見つける為に飛び立てる。鳥の民たるカッリが言うんだから間違いない…… って言っても信じられない?」

「じゃあ、久しぶりに、あの時みたいに」


Pillviqaはメーティオンの手を取って、花を贈ってこういうんだと思います。





「私は、あなたに歌を届けに来た。
 わたしの音を聞き、想いを感じ、考えを知ってほしいの」





「どうか私と、もう一度。仲良くしませんか」






















■お前お前お前ーーー!!!



…………………………



まぁ、自分として示せる答えはこれがすべてだし、Pillviqaは絶対こうするし……
もう後は、これでOKならカットシーンになるし、ダメなら討滅戦になるんだよなこの世界……


ん?




あっ! お前……!



お前お前……お前らァ!!!!!

あのボコボコ泡立った、ヒュさんが話してた水底みたいなシーン、
思えばなんで気づかんのって感じですけど、当時は気づいてませんでしたね……
相手エメトセルクだったんだ……




花の約束、お前らが果たすんかい!!

ハア ハア





まぁその、あくまで約束を忘れず、
エルピスが咲き誇るほどの希望を強く持ち続けていて、
かつそれをエメヒュ含む多くの人に示し続けて縁を繋いでいたからこそ、
こうして希望を種とした創造魔法でウルティマトゥーレを塗り替えられたわけですね。
別にエメヒュが果たしたかというと手助けしただけなのでそうではない

いやしかしビビった……
プレイ当時はもちろん情緒ぐちゃぐちゃだったので驚いたり涙腺に来たりしてましたが、
プレイヤー個人としてはそこまでエメヒュ強火人間ではないので、
これでもおとなしい反応だったのではと思います。
古代人に巨大感情抱いてる方々は感激のあまり椅子から転げ落ちて死んだんじゃないかこのシーン……





仲間たちが言ってくれる内容は、ニャンとラハが好きでしたね。

「竜の想いの渦と対峙した時、拾った命をここで使うなら構わないと思ったのが半分、お前らならどうにかするだろうという信用が半分」
「古代人は古代人っていう自分たちと別の存在じゃなくて、分かたれて痛みを知って連綿と続いてきた“人”なんだと思った」


あるがまま進むさまにPillviqaとして共感を覚えるだろう、というのと、
世界への理解としてヴェーネスのことを思い出してPillviqaは頷くだろう、っていう観点からです。





聞いて感じて考えて、どこまでも続くその旅路を歌い続けると決めてここに来たPillviqa、
暁のみんなもきっと歌を聞かせてきたんでしょうけど、
ここでもきっと歌うだろうな、とか。






環境汚染と戦争は分かりやすい滅亡として、
最後は生きるのに飽きちゃったっていうんですかね。
痛みを取り払ってずっと幸せなままでいたらそれに慣れちゃって、
全部つまんなくなって意義を感じなくなった……
マイナスを知らないとプラスの価値も分かりませんものね
平日あってこそ休日が尊いみたいな……
自分は普通に週休7日欲しいですが





希望を持ってきたってところまでは伝わった、本来のメーティオンも取り戻した、
だけど集まった絶望たちから「なんでお前らだけのうのうと希望やってんだよ!」って慟哭を突き付けられます。
最後のバトルは絶対あるんだろうけど何とどう戦うんだろう……と思ってたら、うまいことやったなぁ!と感心したり。





一人取り残されたとして、こんな時こそアゼムのクリスタルが光るんじゃないの……?
そもそも絶望に塗り込められたりしないと信じたからここに立ってるのであって、
仲間が飛ばされたとして……ええ……どうすんの……?
と思ってた矢先、マジでビックリしました。

「わ、久しぶり。あなたも希望、見つけたの?」

Pillviqaならそんなこと言うんでしょう。
選択肢はどっちも解釈違いだったのであまり深くは考えず。
プレイヤーの自分は(終末のシャーレアンのムービーがあったといえど)
ゼノスは絶望しきってたと思ってたので、ホントに驚愕です。そうくるかあ……
これももう何度も言ってますけど(多分日記の12-5)、抱いてる希望が倫理的に最悪なだけで、
希望に向かって真っすぐなその姿勢自体は誰よりも人間らしいんですよねゼノス。
自分の信ずる希望に対して狂おしいほどひたむきなのは、Pillviqaとおんなじなんだな……





終焉を“謳う”もの。
普通の“歌う”に対して、“謳う”は賛美する、悪く言えば喧伝するべく押し付けるようなニュアンス。

またまたここまでの日記でくどいほど言ってましたが、Pillviqaはカッリ族として、
希望の歌を歌い続けてきた人間なので……
自分が見てた幻覚に、公式が答えを出してきたんですよねここ……反則過ぎる……

何の気なしに姓をQalliにしてFF14初めて、そこに次第に意味を見出だしながらずっと14遊んできて。
旅路の最後に「この世界に響くのはお前の歌ではない。私の“謳う”絶望だ」と示されて。
「それは違う。私の旅路と響かせてきた歌で、きっと希望を伝えてみせる」と示すために、戦うんです。




■次回、ピ日記12 最終回

ごちゃ盛りリッチ編集のめんどくささと単にゲームの楽しさでありえん長期間放置してたロドスト日記ですが、やっぱり今後も世界観の感想出したり企画立てたりで続けたいと思い、改めて続きを書きました。

次回、暁月日記の最終回です。
よろしくお願いします。

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