※タイトルの元ネタが解る島民の皆様、6話辛かったですよね。
タイトルからどのシナリオ後の感想なのか、ヒカセン先輩方にはご承知いただけるのではないかと思います。
オルシュファン・グレイストーン
ヒカセンと初めての出会いは、シドとアルフィノと一緒にエンタープライズ号を探しに、イシュガルドのクルザス中央高地へやってきたところでした。
グリダニアが閉鎖的ならイシュガルドは排他的。
「だれが外から来たお前の手助けなんかするかよ、あ、でもこっちは困ってるから手伝ってくれてもいいんだけど?」という態度ばかり取られていて、イシュガルド人なんてぇっ!!! と辟易していたところでした。
アインハルト家の末っ子フランセルくんという、やっと出会えた話の通じる好青年に異端者疑惑がかかり、疑惑を解くためにドラゴンズヘッドにいるという親友へ会いにいくことに。
イシュガルドで話の分かる好青年を助けるために、好青年の親友とやら助力プリーズ!
「イイ……すごくイイぞ……!」
「はぁ、なんてそそる……鍛え上げられた肉体だ……!」
変態さんだ。
第一印象がこれでした。
おそらく、ほとんどのヒカセンは心が一つになったのではないかと思います。
ヒカセンの筋肉に一目惚れし、はぁはぁする青年。
事案の匂いしかしません。
「ねえフレンドぱいせん、このオルシュなファンって人、ヒカセンが女性やララフェルでも同じなの?」
「オルシュファンな。この人はヒカセンの筋肉が大好きだから、種族や性別なんてささいなもの。」
ただの事案じゃねーか。
ちょっとドン引きしつつも、事情を説明するヒカセン。
こんな変態さんを親友にもつフランセルくんは、自分の疑惑は自身でどうにかするから、ヒカセンに助力してほしいとオルシュファンに頼んでくれています。
そしてオルシュファンも、そんな親友の頼みとヒカセンの筋肉から、ヒカセンを積極的にサポートしてくれます。
排他的なイシュガルド人しか出会えなかった中で、この二人はプレイヤーの心をとても慰めてくれました。
「いつでもお前を歓迎するぞ。火照った身体を鎮めたり……冷えた身体を温めたり……。」
「さらに狂人になった肉体を、私に披露しに来たのか!?」
「我が私室を温めてある、ぜひそこで……。」
ヒカセン(オスッテ・10~20代)の尻がピンチ。
いや、これ、大丈夫なのスクエニ!!?
※プレイヤーの心が汚れている証左という意見には耳をふさぎます。アーアーキコエナイー
とはいえ、これらギリギリのやり取りをコミカルに落とし込みつつ、ヒカセンの助力を惜しまず、ヒカセンがピンチになると助けに来てくれるオルシュファンは本当に好青年です。
どこぞの暁の三枚目な双剣士先輩にも見習っていただきたい。
そんな愉快なオルシュファンですが、モードゥナに開拓団を築くため支援物資の要請を行う頃には、ヒカセンのことを「友」と呼んでくれるようになります。
プレイヤーの記憶が間違っていなければ、ヒカセンを友人扱いしてくれたのは、オルシュファンが初めてです。
それでも、オルシュファンからの好意の矢印が強く、ヒカセンは「なんでこの人こんなに良くしてくれるんだろう?」という印象だったのではないでしょうか。
実際、初めて「友」と呼んでくれる少し前、「ちょうどお前の戦いぶりに、想いを馳せていたのだ。一撃を繰る際の肉体のしなりなど……とてもイイ……。」と浸っているオルシュファンに「うへぇ…」とばかりに困惑顔になるヒカセンの姿がありました。
※あまりにイイ構図すぎて、思わずスクショを撮ったくらいです。
オルシュファンの気持ちが大きすぎて、ヒカセンがついていけてない、という印象でした。
ですが、ウルダハの暗殺事件、クリブレの反乱、仲間の生死不明、心がずたぼろの這う這うの体なヒカセンが頼ったのは、オルシュファンでした。
「今度が私が守るとしよう。お前もまた、大切な友なのだから。」
いくら現状のイシュガルドが3都市と国交がさほどなかったという状態だったとしても、今後の国交を考慮すると、今のヒカセンを受け入れるのは、メリットと同時にリスクでもあります。
そんなリスクなんて知らんとばかりに、鶴の一声で受け入れてくれたのです。
「うむ、『雪の家』といったところだな!」
プレイヤーが始めて、オルシュファンはヒカセンの友人なんだなと思えた瞬間でした。
「我がキャンプで、ともに暮らそうではないか!」
「フフ……フフフフフ……皇都の石畳を歩む、冒険者の姿……イイ!」
友よ、ブレなくて何よりです。
-----------------------------------
そんなブレないオルシュファンですが、蒼天のシナリオに入ってから、段々と背景が明確になってきます。
アルトアレール「オルシュファンは私の弟なのだ。腹違いのな。」
ナ、ナンダッテー !!
確かに、それらしいフラグはありました。
・(新生シナリオの時点ですでに)「我がフォルタン家」と発言している。
※仕えている家のことを「我が」というだろうか?
・フォルタン家次男エマネランを呼び捨てにする。
※仕えている家の嫡出子を呼び捨てにするだろうか?
するとしたら友人の間柄だろうが、エマネランはオルシュファンの好みじゃなさそう。
フレンドぱいせん曰く、年齢順だとアルトアレール > オルシュファン > エマネランになるそうです。
なるほど、エマネランは異母弟になるから呼び捨てだったんですね。
ですが、家名が違います。また、父であるはずのフォルタン伯爵のことを「フォルタン伯爵」としか呼んでいません。
この辺りの背景は、中世~近代ヨーロッパにおける庶子の考え方がそのまま当てはまるようです。
つまり、アルトアレールが「不義の子」と言っていたように、キリスト教勢力化における庶子は道徳的にタブーに近い扱いとなります。
そしてさらに、オルシュファンが筋肉にハスハスする理由は、自身の母親が儚く散っていった反動だと判明します。
コミカルなやり取りの背景が、そんな重い理由だったなんて。
蒼天に入ってから、段々とオルシュファンの背景が明らかになっていく状態。
この感じ、覚えがあります。そう、ムーンブリダちゃんです。
やめろオルシュファン。ブリちゃんの二の舞はやめてくれ。
もういいからドラゴンヘッドに閉じこもって、ヒカセンの筋肉に想いを馳せててくれ。
そんなプレイヤーの気持ちとは裏腹に、ヒカセンに丹精込めて育てた黒チョコボをプレゼントするオルシュファン。
衛兵「オルシュファン卿! 神聖裁判所にチョコボを連れてこないでください!!」
しょんぼりする友よ。君は本当にブレなくて何よりです。
だから友よ、頼むから
「父上。この盾の一角獣に誓って、盟友を護ってみせましょう。」
フラグを建てるんじゃない。
FF14において、メインクエストのタイトルを使うのは死亡フラグでしかないぞ!!!
感情の起伏の激しさにひぃこら言いながら、ついに髭の長い爺をぶんなぐることになりました。
イシュガルド教皇庁。
次のIDに行くにあたり、フレンドぱいせんからかなり強めの警告が上がりました。
・他に比べて雑魚が多いので、範囲攻撃をメインにすること。
・ボスは突入前にポイントを伝えるので、予習は絶対にしないこと。
・悪意のあるヒカセンにあたる可能性があるので、野良ではいかないこと。
竜騎士は蒼天のためにあるジョブとのことだったので、今まではりゅーさんで駆け抜けてきましたが、この時点でのりゅーさんは範囲攻撃が1つしかないので、忍者で行くことに。
予習はしないようにしていましたが、さらに警告があがりました。
そして3つめ。どうやらCFで募集をかけた野良PFだと、ネタバレ発言をする悪いヒカセンが一部いる模様。
そんなやつは通報すべしべし。
そして、ここまで警告が上がる以上、実はそれなりに覚悟はしていました。
ただ、覚悟は全く足りていませんでした。
誓いの通り、一角獣の盾で命を賭して友を守ってくれたオルシュファン。
プレイヤーキャラクターという性質上、感情の起伏がそこまで激しくはない印象だったのに、自ら友に手を伸ばし、泣きながら笑顔を浮かべた光の戦士。
最初から最後まで、オルシュファンの行動原理は友のためでした。
-----------------------------------
ちなみに。フレンドぱいせん方は、若葉の悲鳴に2828しつつも心境を慮ってくれました。
そして、そういえば6日の生放送でこんな話が上がっていたのを思い出しました。
「蒼天IFストーリーはパッチ6.1で実装」
よ
よ
吉田ああああああ!
実装はよおおおおおおおおお!!!