先日のこと
ギルが無い！ギルが無い！ギルが無い！ギルが無い！
嗚呼なんということだろう。
鴨の運営するGL教団の収支が大幅マイナスなのだ。
そう、教団の販売する禁止薬物【ピンクパウダー】の売れ行きが悪いのだ。
これまでﾘﾑｻのｾﾚﾌﾞﾘﾃｨｰ達を中心に飛ぶように売れていたのだが、最近台頭してきたｳﾙﾀﾞﾊのｶﾙﾃﾙにどんどんｼｪｱを奪われているという。。。
なんでも彼らは最近大量流入してきたドマの民が中心となりパウダーを生成しているとか！
ドマの伝統的な怪しげな秘術で生成されるパウダーの純度は、GL教素人の生成するもとはわけがちがうのだ。なんとかならないものだろうか。
考えられる解決策は3つ。
①混ぜ物をして量を増やし、大量販売をする。
これはいただけない。ただでさえ純度に問題を抱えているのだ。品質の劣化は看過できない。
②こちらもドマの民を雇う
案外むずかしい。彼らは貧困にあえいでいても仲間同士で一致団結するのだ。裏切りは期待できないどころか下手をすればスパイを送り込んでくることだってありえる。
③不滅の刃とコラボする。
最近エオルゼアで大人気アニメ【不滅の刃】とのコラボで巻き返す。
※なんでもアシエンにさらわれたピーチ姫を助けるついでに、宇宙から降ってくる巨大隕石を数人のLv80採掘師たちが爆破しにいく話だとかなんとか。
効果は絶大だが、子供が「お母さんあのピンクの粉買って！」という光景はさすがに気が引ける。
ダメだダメだダメだ！！！
特に不滅なんかとコラボすればすぐに見つかってガサ入れがくる。
これが本当の自滅の大麻！ｷﾞｬｰﾊｯﾊｯ!（※大司教ｼﾞｮｰｸ）
笑っている場合ではないｗ
こんなことなら教団のお金をちょろまかしてamazonでﾄｩﾙｰｽﾘｰﾊﾟｰなんて注文するんじゃなかった！
ううう、、、
なんとかしなくては！
頭を抱える鴨。
その瞬間。
？？？「こんばんはー」
ドゴーン！！！勢いよく吹き飛ぶ教団の扉。
あたりに立ち込める黒色火薬の香り。
ぼっとん便所に落下する鴨。
煙の中、そこに佇むのは一人のララフェル。
ふわりと揺れる長い金髪。まるでｻﾌｧｲｱとｴﾒﾗﾙﾄﾞが混ざり合ったかのような透き通った碧眼の瞳。
一見すると可憐なララフェルの少女なのだが、一際目を引くのが彼女の着ている作業用エプロン。
そう彼女は先日ｺﾐｭﾆﾃｨｰﾌｧｲﾝﾀﾞｰに応募してきた錬金術師れみえるさんなのだ。
ここに来て熟練のｸﾗﾌﾀｰが出現するとは！
大急ぎで信者を招集し、大聖堂にてミサの準備を始める。
少しずつ集まり始める信者達。
こうしてれみえるさん歓迎ミサが始まったのである。（※ここからは実際のやり取りになる）
れみえる「ﾒｲﾝｼﾞｮﾌﾞは錬金術師です」
ちょぬ 「ほおお、れみえるさんはｸﾗﾌﾄのﾒﾝﾀｰでいらっしゃいますか！」
れみえる「ええ、若葉さん達に何かお伝えできればと思いまして」
信者一同「すごいねぇ」 ｻﾞﾜｻﾞﾜ
鴨 「？？？」
初めて3か月もたたない鴨にはﾒﾝﾀｰなるものが何かわからない。
どうやら話を聞いてみるとﾒﾝﾀｰとは若葉さんたちに指導できる資格を持った人のようだ。
よくわからないけど言ってみればｼﾞｪﾀﾞｲﾏｽﾀｰのようなものだろうか。
LSﾏｽﾀｰにFCﾏｽﾀｰも在籍するなか、ﾒﾝﾀｰまで入門するとは次第に豪華になっていくGL教。
鴨 「ﾒﾝﾀｰの方まで入門するとはとても喜ばしいことです。これからも皆さま、、、」
信者 「ﾒﾝﾀｰすごいねぇｗｗ」
信者 「いやー〇〇さんもｗｗ」
信者 ｶﾞﾔｶﾞﾔ
信者 ｽｷﾙﾄﾞｰﾝ！ｽﾞﾄﾞｰﾝ！ｽﾞﾄﾞｰﾝ！
信者 ｽｷﾙﾄﾞｰﾝ！ｽﾞﾄﾞｰﾝ！ｽﾞﾄﾞｰﾝ！
鴨 「ええいやかましい！ｗｗｗ」
GL教のミサはいつもこれだ(´Д｀)
本来教会のミサとは厳粛な雰囲気の中執り行うものではなかろうか・・・？
これなら盛りのついたサルでも、もう少しお行儀が良いというもの。
信者のかわりにペッパー君（※わからない人は検索しよう）でも置いといたほうがよっぽどマトモなミサになるのじゃなかろうか？
うんざりしてきた鴨は藁にも縋る思いでれみえるさんに問いかける。
鴨 「れみえる様。ご相談があるのです・・・」
れみえる「はいなんでしょう？」
鴨 「このGL教は・・・教団は素晴らしいのですけれど。。。」
れみえる「ｆｍｆｍ」 （←※マクロ）
鴨 「信者がｱﾎと陰ｷｬとｻｲｺﾊﾟｽしかいないのです。なんとかなりませんか？」
信者 「死ねｗｗｗ」 ←ﾔ､ﾔｸｻﾞ！
れみえる「ふふふ、そんなことですかｗ」
鴨 「何かあるのですか！？」
れみえる「この知力の幻薬をどうぞ。どんなｱﾎでも立ちどころに治りますｗ」
鴨 「凄い！ｗｗｗ」
れみえる「効果はきっかり30秒です」
鴨 「短い！ｗｗｗ」
日記を読む限り、とてもｷｭｰﾄな自己紹介カード作ったりなどかわいらしい人かと思いきや、、、
なにやらこの人もえらく怪しい匂いがしてきた・・・ｗ
こんなアホなやり取りをしながら気づけばレミエルさんの歓迎ミサが始まり2時間が経っていた。
※結構みんな入れ替わり立ち代わりでやってくるので、終わりのタイミングが難しいｗ
しかし考えてみればGL教を創設して１か月ちょっと。
最初はほんの悪ふざけで作ったLSだったけれど、こんなにも個性的で楽しい人たちが17人も集まってくれたのだ。
こうして一歩踏み出したことがこんなにも素敵な出会いにつながるなんて。
日々皆さんには感謝しかないです。
分かってる。
こんなの鴨のｷｬﾗじゃないって。
MMOなんてしょせんゲームのいちジャンルでしかないかもしれない。
リアルに比べて一見無個性に見えるキャラクター達は単なるデータの集まりに見えるかもしれない。
だけどその中には確かに人々の豊かな感情と個性が存在しているのだ。
FFを始めて本当によかったと思う。
これからもきっと素敵な出会いと冒険に満ち溢れているんだろうなぁ。
明日からもエオルゼアライフがんばろう！
心からそう思った瞬間だった。
が、、、、
なにやらおかしいのだ。
熟練のｸﾗﾌﾄﾒﾝﾀｰをお迎えして教団の収支はうなぎのぼりになるはずだったのだが。。。
バン！と勢いよくれみえるさんの部屋のドアを蹴り開ける鴨！
ﾂﾝと鼻をつく異臭。
鴨 「どうなっているのです？れみえるさん！」
れみえる「どうとは・・？ ｸｽｸｽ」
鴨 「教団の収支がうなぎのぼりどころか悪化しています！」
れみえる「まあそれはご愁傷様 ｸｽｸｽ」
鴨 「何を作っているのです？ちょっと見せなさい！」
れみえる「ｱｯ！そんな乱暴な！ｗ」
鴨 「なんだこりゃ・・・」
れみえる (*ﾉωﾉ)
鴨 「ﾗｰﾒﾝをｿｰﾒﾝに変える薬？」
れみえる (´_ゝ｀)
鴨 「まるちゃん製麺ラ王味？」
れみえる (´_ゝ｀)
鴨 「どれもガラクタではありませんか！」
れみえる「さあ！一緒に科学の宇宙を探求する旅に出るのです！ｗ」
鴨 「またおかしなのが増えた(つд⊂)ｴｰﾝ！！！」
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おわり
