以下、ただのオタクの文章なので読み飛ばしてください。(画像は貰い物です)
フラフラとフィールド上にあるFATEの名前を眺めていたら、FF14と全く関係ないところで自分の中にあるアンテナが引っかかってびっくりしました。
その名前こそ、「愛はさだめ、さだめは死」
これは古典SFを代表する作家、ティプトリーの短編です。
というのも私は古典SFが結構好きで、その中でもティプトリーの作品は一際好きなのです。
しかし、生きていても古典SF好きなんか滅多にお目にかかりません。
と、いうのに!
FATEの名前に!
古典SF小説の題名がついている!
FF14作った人は物好きだなぁと思いました。
★蛇足
ちなみにティプトリーはわりと衝撃的な女性なんです。
そもそも昔の古典SF界隈は「女性なんて」と蔑視される時代でした。なのでティプトリーは自分を男性だと偽ってSF小説を書き続けたのです。
そんな彼女の代表作の一つは「たった一つの冴えたやり方」。宇宙でとある少女が目に見えないサイズの異星人と友情を育み、とある問題を解決するという内容の短編です。
短くて読みやすい!なのに面白い!私の好きな作品の一つです。
……いつの間にか古典SFの日記書いてるのはなぜじゃろうか?
FF14ってすげー。
引用大好きはオタクのサガですね、こんにちは。
自分も気になって調べたら初期のFATEあたりでは調べてる人がいました。
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/13219174/blog/3120827/「たった一つの冴えたやり方(The Only Neat Thing to Do)」は邦訳の妙もあって引用されることも多いタイトルですが、基礎教養として名前は知っていても読んだことはない作品だったりします。
TV版エヴァンゲリオンの最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」のパロディタイトルは有名ですが、企画段階での最終話タイトル案が「たったひとつの、冴えたやり方」だったことをこの機会に知って、25年越しに彼方もシン・エンディングに辿り着いたんじゃないかなぁと勝手に妄想してます。
FATE(運命の歯車)自体がメインクエストのタイトルとして回収されてたり、クエスト名も引用ネタ多いですね。
自分でもいろいろ調べつつ、気になる作品は原典まで辿ってみたいと思います。
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