謝罪と反省を込めて日記に記します。
その日突然、私の心に魔が差す。所属させて頂いているフリーカンパニーのマスターを試したくなったのだ。
それに先立ち、所属させて頂いた経緯などを朧げながら書いておこう。確かこんな感じだったはず(違ってたらコメントなどで指摘してね、マスター)。
ある晴れた日にグリダニアマーケット近くで勧誘を受ける。今まで何度も色んな方から勧誘は受けていた。しかし、その度にお断りさせて頂いていた。理由は「全く興味もメリットも感じなかった」から。寧ろ煩わしいとさえ思っていた。故に(またか……)と思いつつ、気まぐれに尋ねてみた。
「まずはお試しで一週間くらい所属させてもらって、居心地が良かったら本加入させてください」
と。
快く返事を頂き、私はFCハウスを見回ったりした。地下工房があったので、ほとんど手付かずになっている飛空艇のパーツ作成に手を付けていいか尋ねてみたところ、OKを頂き見事にハマる。
そして今に至る。マスターや周りの方のおかげか、あまりにも居心地が良すぎたのだ。
さて、私が何をしたかというと、マスターがFCハウスにいることを確認して、ログアウトを装った後に別キャラクターで上がり込んだのである(所属FCのハウスは訪問歓迎です)。
慣れないヒカセンを装い、sayで挨拶などをしつつ見慣れたFCハウスを内見する。当然、その間の会話もsayばかりだ。色々と話してもらったと思う。
一通り案内を頂いた後にマスターに尋ねる。
「(私のキャラクターネーム)という単語はご存知ですか?」
しばらくの沈黙。そしてマスターのチャットから
「え?」
の後は「?」や「!?」ばかりとなる。落ち着きを取り戻した(であろう)マスターは
「(私のキャラクターネーム)さんですか?」
と尋ねるので
「はい、そうです」と答える。どんな反応を見せるか仕掛けたトラップ。
結果は……超悔しそうw
怒らない! そして、可愛らしい反応。エモートで泣いたりするので、私もエモートで励ましてみたりしてみる。
すぐにバラしたのは早い段階で尻尾を出してしまうだろうから。何より騙し続ける心苦しさもあったから。目的も果たしたからね。
そんな素敵なマスターの許、いつも楽しく過ごさせて頂いています。
ありがとう、マスター。
ですが、話はこれで終わらない……。続く