流星雨の中、バス停で待ってる感じの人外トリオ。
あ、傘さすの忘れてた。
囲炉裏端で暖まりたい季節。
せっかくの読書週間なので、ゲームプレイ時間削って本読もう!と自宅のモシャーヌ蔵書庫から掘り出してきたのが、G・ガルシア=マルケスの
『百年の孤独』という大著。
本の奥付日付を見たら、どうやら人が成人になるくらい寝かせてあったらしい。果たして読み切る日は来るのであろうか…という懸念の航海。
FF14が冒険者2000万人突破を謳っているけど、こちらは「世界3000万の読者を魅了した」という帯の謳い文句である。
G・ガルシア=マルケスはコロンビア出身でノーベル文学賞も受賞した世界的な作家。『百年の孤独』は、その代表作ともいえる作品。
『百年の孤独』というと、日本では
麦焼酎の方が有名かもしれないけど、元ネタはこの作品。
百年という区切りのよい時間単位でFFと絡めて浮かぶのが、
第一世界の百年の歴史。
司書モーレンが語っていた「光の戦士」による「影の王」殺しが約百年前の話。
この百年という時間の厚みは、リアルな人間が体感できそうな最大限の時間でもあるだろう。
ちなみにウチの祖母が百歳を超えて生きたので、この百年という区切りは身近な歴史単位でもある。
今から百年前の
1920年は大正九年。
国際連盟が成立した年であり、マツダやスズキ、日立製作所などの会社や、慶応、早稲田、同志社などの大学が設立された年。
トルコにはまだオスマン帝国があり、アメリカではすでに大リーグの野球試合をやっていた、そんな地続きの時代。
この『百年の孤独』の非情にザックリとした粗筋として「豚の尻尾が生えた奇形児が生まれないようにする」という命題があるんだけど、そういや似たようなキャラをゲーム内で見たな…という、やや不謹慎なオチ。
ララズオ族に生まれてしまった哀しみ…みたいな哀愁の背中と末代祭り。
奇形といえば、学者ジョブクエで語られるトンベリ秘話も衝撃だったな。
ドワーフ族といい、どこか『百年の孤独』へ通じるララフェル族に纏わる災難と歴史。
デビット・リンチが監督だったら、ナマズオマスクの下はイレイザーヘッド的なアレなんだろうけど、ここは現代日本向けなのでマスクの下は美少女という設定です。
Ce personnage a été effacé.
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