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俺はイシュガルドの神殿騎士団本部に呼び出され、アイメリク卿と話をした。
多分、フレイに会いに行く為「忘れられた騎士亭」を出てエーテライトに向かっていた辺りを、ブルスモン卿かアンドゥルー卿あたりに抜かれていたのだろう。
"俺が両手剣を手にしている事"について、説明を求められた。
両手剣を使用する騎士は、殆ど見かけたことがない。
ここはイシュガルド。両手剣≒暗黒騎士、という先入観があってもおかしくはない。
……それを、よりにもよって俺が。"英雄"とも"蒼の竜騎士"とも銘打たれている俺が、持っているとあれば。
アイメリク卿からの問いは、神殿騎士団総長兼教皇代行として、当然の反応であり対応だとも思う。
この問いに対して、俺は「あの人を救う為にとった力」であると、答えた。
立場上、流石に暗黒騎士の力だとは口には出せなかった。
(アイメリク卿にはこれでも伝わったと思う)
お返しとばかりに、今度は俺から、アイメリク卿に問いかけた。
「今後、ニーズヘッグが皇都に襲来した場合、その時貴殿は何の為に戦いますか」
……酷い問いだったと、今でも思っている。
俺が答えきれていないその問いを、よりにもよってあの人の友にぶつけたのだから。
―――アイメリク卿は、それに一瞬の間を置き返した。
「イシュガルドの為、人と竜の調和の為に」
卿の答えは、「誰も」を助けるもの、だ。イシュガルドの代表としての当然の答えだ。
その時が来るとしたら、それはきっと戦争だ。
卿個人の願いの為に、騎士団を動かすなんてできやしない。だから、これは当然の答えだ。
…アイメリク卿。あの時も思っていたが、それを選べる貴方は、やはり強いよ。
俺は、"英雄"としての、あるいは"蒼の竜騎士”としてのその答えを、選べる気がしない。
一人の騎士として、「誰か」を、「あの人」を助ける、その為に万人を…イシュガルドを切り捨てる選択をとる事を、きっとするんだと思う。イシュガルドを卿らが護り抜いてくれる事を、信じた上て。
それは、フレイの問いに対する俺の「暗黒騎士としての答え」でもある。
……でも、それを断言できるかは、迷いなく答えられるかは、別の話だ……