途中でメインクエストを行うジョブを変更したこともあり、スローペースでの攻略となったが、ようやく一段落。
蒼天編は年末年始休暇で駆け抜けたことを考えれば、妥当なペースなのかもしれない。
紅蓮編は本編終了までは「フーン」という程度の感慨だったが、終了後から漆黒編に続くストーリーはなかなか盛り上がったように感じた。
そしてやはり、ドマのテーマは最高だな!
ここまでプレイしてみて思ったが、新生編は序盤からずっと説明不足だったのではないだろうか。
旧FF14は未体験なのでわからないが、石の面々の人となりなどは旧で語られ、新生編では諸々了解している前提で話が進んでいたように感じられた。
オープニングムービーの顔であるルイゾワは、これはもう偉大な人物だというのがすんなりと受け入れられる。
メルウィブもカヌ・エも、実際に大きな組織の長というのが如実にわかるし、取り巻きの態度からも一角の人物であることが察せられる。ナナモとラウバーンは…正直なところ、何だこいつらはと思ったが。
ま、ラウバーンについては何となく強そう、将の風格があるというのは感じられなくもない。
しかし砂の面々については、新生編の最初から最後まで胡散臭い組織のエージェント気取りという印象のまま終わった気がする。組織の凄さもどのような偉業を成し遂げたのかもまったく伝わってこないのだ。
ムーンが登場して初めて、どうやら秘密道具みたいなものを作る人たちだということがわかったが。
メインストーリーなので拒否権なく、服装の趣味がアレな(ピンクなのは置いておくとして、尻の部分に穴の開いている服はどのような意図でデザインされたのか見当がつかない)、別に強いわけでもなく、身内ノリのキツい団体の自称リーダーに使い走りさせられる日々の何と苦痛だったことか。
ルイゾワとチェンジしてくれと何度思っただろう。
もしかすると旧FF14からプレイしているプレイヤーは抵抗なく受け入れられるのかもしれないが。
ここまでプレイして、ようやく石の面々の人となりが少し掴めた気がする。
ヤシュトラは感じが悪い。
サンクレッドはオーラのないイーサン・ハント。
イダは学園祭実行委員みたいな感じ。
ウリエンジェは面倒臭い奴。
アルフィノは中二病をリアルタイムで抉られる人。
アリゼーはだいたい喧嘩腰。
タタルはクセが強い経理の人。
ミンフィリアは…Himechanなのか?
理解が深まったことで苦手意識は多少、改善されたかもしれない。
ただ、断じて好ましい人物だとは思わないが。
イダは終盤のイベントの選択肢で「政治は苦手」みたいな回答をしてやんわり断ろうとしたら「そ、そんなこと言わないで」とうろたえ出したのは少し可愛らしいと思った。
折しも明日は休日。
幸先の良い漆黒編スタートを切れそうだ。
ツイートでもFCメンの会話でも、漆黒編が面白いらしいとしいうのでハードルがだいぶ上がってしまっているが、大丈夫だろうか…。