FCメンや未だ見ぬ未来の友と遊ぶときのため、ヒーラーを使いこなせるようにならねばならない。
リアルでもFFでも、練度を上げる最も確実な手段は、場数を踏むことである。
そんなわけで、今日も学者でIDを申請することにした。
さて、行き先をどうすべきか。
レベルだけの話であれば、グブラ図書館に行くことは可能だ。
しかし、装備がいささか心許ない。
最近集中して通っているドラゴンズエアリーに行こうか。
その間に挟まれる形で鎮座する教皇庁を、突破できるプレイヤースキルが自分にはあるのか…。
結構長いこと悩んだ末、腹をくくる。
教皇庁だ。
申請、ほどなくシャキる。
タンクとヒーラーは、このシャキりの早さが長所であり、微妙な短所でもあるように感じる。
長所とは言うまでもなく、待ち時間の少なさだ。やりたい時にすぐできる。十数分待った挙句ムービー中にシャキって泣く泣くキャンセル…という憂き目に合わずに済むのは素晴らしい。
短所もやはり早さだ。DPSの場合は申請してから心の準備をする時間が十分にある。しかしシャキりが早いジョブの場合、予め心の準備を済ませてから申請しなければならない。ボタンを押せば即出撃、このプレッシャーにより申請の手を鈍らせられることが過去に何度かあった。
さて教皇庁。
思いの外問題なく進められた。
もちろんタンクの誘導とDPSの火力が申し分なかったのが大きいのだろう。
道中は範囲連打をしていれば良く、1ボスの球体で多少まごついたものの、2ボスと最終ボスは終始落ち着いて立ち回れたと思う。
明日からレベル60まではここに世話になるとしよう。
最近気になるのは、プレイヤーの強化により微妙な変化を生じているらしいIDの常識だ。
復帰後初となるダンジョンは引退前に経験したものも含めて軽く攻略に目を通したつもりだが、最近目にしたサイトでギミックを無視して進めたほうが良い場面をいくつか知ることができた。
たとえばハラタリの1ボスにおける焚き火に飛んでくる炎。まだ範囲回復のないレベル帯だったと思ったので今まで律儀に雑魚処理をしてしまっていたが、今はボスに集中攻撃が正解らしい。
あとはソームアルの1ボスの蜂は数匹食われたところで全体攻撃のダメージに大差ないので、これまた無視してボスを叩くのが正解のようだ。
このように、以前の常識が通用しなくなっているダンジョンが増えている。
攻略記事を検索するにあたり、どれくらい前の情報まで参考にできるのか把握するのは困難だが、週末でもあることだし少し調べてみるとしよう。