本日、久々のサスタシャ攻略によりレベル50となり、念願の赤魔道士にジョブチェンジできた。
これでもう…もう…ダンジョンで敵スルーしたほうがいいのかなとか宝箱取りに行ったほうがいいのかなとか悩まなくて済む!
その代償として、10倍くらいのシャキ待ち時間が付与されることを覚悟しよう。
さて、意気揚々とレイピアを身に着けてみる。
これは…見事なまでのフェンシング!
サムライスピリッツのシャルロット女史が脳裏をよぎった。パワーグラデーション…スプラッシュファーント。
それはいい。
問題は、一度に開放されたスキルの多さだ。
レベル1〜50までのスキルを一度に覚えなければならない仕様なのだから仕方がない。
もしアカウントを買うとこういう気分なのか…と、妙な気分になる。
現実逃避をしている場合ではない。
今日からこのジョブをメインに使うと決めたのだから、スキルを把握し、動きを詰めていかなければならないのだ。
しばしアクションリストを開けて説明を読んでから、初心者の館へ飛んだ。
スキルを覚えるのは後だ。まずは初心者らしくDPSの動きを教えてもらおうではないか。
動きは問題なさそうだ。
タンクと同じ敵を叩き、増援が来れば対応し、ギミックがあれば優先的に処理する。
私の記憶力もまだまだ捨てたものではないと見える。
ただ、実際に動けるかどうかはまた別の問題である。
以下は蛇足となる。よく考えたらこの文章自体がただの落書きなので蛇足もへったくれもないのだが。
とにかく。
これまでFF11や他のMMOを含めて、キャスターというものをまともに触ったことがなかった。
基本、前に出て殴るほうが性に合っているというか…早い話が脳筋だ。
FF14で、かつて何かのジョブを取得するためだか堅実魔を覚えるためだかで、仕方なく呪術士を上げたが、ついに楽しさを見出すことができなかった。
なぜ急に宗旨替えしたかというと、FF14のバトルに馴染めないからだ。
ゲームに限らず、色々なことを手広く行うことがあまり好きではない。
脳のメモリが少ないからか、マルチタスクが全然楽しく感じられないのだ。
しかしこのゲームはシングルタスクを許してくれない。
ヒーラーは回復と支援以外に攻撃にも参加しなければならない。今はタンクも攻撃力が引き上げられ、殴られながら殴るジョブデザインになったとも読んだ。
それならば、色々やること自体が本業のジョブをすれば良いのではないか…という、自分なりに発想の転換を行った。
攻撃魔法を撃って物理コンボを入れて回復して蘇生して…考えただけでゾッとする。
だが装備がカッコイイ! 赤い!
何とか歯を食いしばってついていける可能性はある。
そしてひとしきり赤を続けてアレコレするのに慣れたら、もしかするとヒーラーで回復しながら攻撃するのもそれほど嫌ではなくなるかもしれない。
なるといいな。
そして結局、赤のスキルは全然覚えていない。