この物語はやる気のないララッ娘冒険者と、リテイナーによるダラケタお話なのん(゚Д゚;)
登場人物
ぷり :ららっ娘
プリリ:リテイナー
・・・・・・・・
※怖い話なので、心臓の弱い方は気を付けてください※ぷり 「いよいよ明日17日に、
フレ様主催の“ワードウルフ”会があるのん(*'▽')ノ」
↓
お客さん明日ですよ?何がって?それはもうほら、、アレですよアレ
主催者さまの“ワードウルフ”説明
↓
【ワードウルフ】説明ウチが適当に日記に書いた1人ボッチのワードウルフ
↓
ワードウルフ 除外制の流れを考えてみた。そして、頭痛くなってきた(。-`ω-)ぷり 「
楽しみなのん(* ´艸`)」
プリリ「よかったですね」
ぷり 「うん(* ´艸`)」
ぷり 「はう~(*'▽')」
ぷり 「ウチもいつか、
人狼とか
人狼とか
人狼とか、
インサイダーゲームとかやりたいのんな~(*'▽')」
ボッチで楽しんだその手のゲーム
↓
<シングルベール> クリスマスだよ♪ 人★狼★大★会♪ <くりぼっち>サイコロぷりぷ☆ インサイダー・ゲーム (ボードゲーム)プリリ「あら・・・」
プリリ「ご主人、
妄想に浸ってる場合じゃありませんよ」
ぷり 「う(*'▽')?」
プリリ「明日のフレ様主催“ワードウルフ”には
“怖い話”を考える必要があるみたいです」
ぷり 「
はっ(゚д゚)!」
ぷり 「怖い話なんて
考えてないのん><」
ぷり 「今考えるのん><」
ぷり 「えっと・・・
最近あった怖い事は・・・」
ぷり 「オムツ穿き忘れて寝たらオネショして、
プリリに怒られた事と・・・」
ぷり 「プリリのパンツで“変態仮面ゴッコ”して、
プリリに怒られた事と・・・」
ぷり 「MPが無くてケアルできない時、手当てにプリリのパンツで止血して、
プリリに怒られた事と・・・」
ぷり 「
オマエは恐怖の大王なのんな(゚Д゚;)!」
プリリ「いたずららっ娘が何を言う」
プリリ「怖い話なんて、
ネットで検索して、それっぽいの使えばいいじゃないですか」
ぷり 「みもふたもない(゚Д゚;)!」
プリリ「では、私が聞いた“とあるアラミゴ人”の話をしましょう」
ぷり 「今(゚Д゚;)!?」
~~ 陸ガメのスープ ~~とあるところに仲の良いアラミゴ人の夫婦がいました。
幼馴染で周囲からも煙たがられるような、とても愛し合った二人でした。
夫婦に双子が生まれ幸せに暮らしていた時、悲劇が起きました。
帝国兵が攻めてきたのです。
夫婦と双子の4人は命からがらウルダハを目指して逃げました。
なんとか追ってを引き離したのですが、何もない荒野の真ん中・・・。
水も食料も尽きてしまいました。
夫は、妻と子供に食べ物を渡していたので、先に体力がなくなり衰弱しきって・・・
今にも死にそうでした。
そんな中、妻がスープを持ってきました。
それは君と子供達が食べなさい。そして俺を置いてウルダハを目指すんだ。
朦朧とする意識の中、夫はそう言いました。
子供たちは食べたから大丈夫。
妻はそう言い、夫にスープを食べさせました。
食べたこともない味のスープ。
何なのかを尋ねると、妻は言いました。
ウルダハには大きな亀がいて、それを使ったスープ料理があるの。
運よくその亀がいたから、捕まえて料理したのよ。
よく見ると妻の手には血だらけの短刀が握られ、腕や顔には擦り傷のような物が沢山ついていました。
頑張って亀を捕まえてきたんだな。
夫は妻の献身さに胸を打たれ、生きる力を得ました。
フラフラになりながらも、夫婦は砂漠の村にたどり着きました。
夫は数日意識を失い、さらに体力を戻すのに2週間ほど寝込みました。
それからはあっという間の人生でした。
夫が倒れている間、生活費や治療費を稼ぐために幼い子供は働きに出たそうですが、半年後、事故に会い亡くなったそうです。妻が形見の品を夫に見せました。
夫が元気になってからも生活は厳しかったですが、何とかやっていけました。
再び子供が授かることはなかったけれど、愛する妻と幸せに暮らしました。
それから妻が逝ったのをきっかけに、夫はウルダハに行ってみようと思いました。
故郷から逃げて、行こうとした場所。
死にそうになった自分を、生き永らえさせた味がある都。
ウルダハについた夫は妻が作ってくれた“陸ガメのスープ”を探しました。
しかし、なかなか見つかりません。
必死に探しました。
自分を救った味
妻の愛の味
そしてついに“陸ガメのスープ”を出せる店を見つけました。
涙を流しながらスープを一口。
夫は叫びました。
これは陸ガメのスープではない!!
↓
夫は気づいたのです。このスープこそが↓
本当の
“陸ガメのスープ”だという事を↓
あの時、自分が食べたものは陸ガメなのではない。
二人の子供だった手事を
↓
子供を思い出し
あの時の妻の体の傷を思い出し
何もかもを後悔して↓
次の日
夫は自ら命を絶ちました。~~
プリリ「おしまい」ぷり 「(゚Д゚;)?」
ぷり 「なんでなのん(゚Д゚;)?」
プリリ「きっと名探偵が答えてくれます」
ぷり 「(゚Д゚;)??」
ぷり 「今すぐ教えてのん(゚Д゚;)??」
プリリ「それに答えはもう書いてありますよ」
ぷり 「(゚Д゚;)?????」
ぷり 「と、ともかく、日記に書いちゃったら“怖い話”にならないのん><」
プリリ「では“たくあん”の話でもしましょうか」
ぷり 「(゚Д゚;)!?」
プリリ「“グリダニア”で“家庭教師”をしてる人が話してくれたのですが・・・」
ぷり 「ここで話しちゃダメなのん(゚Д゚;)!」