(2022/01/30追記)
6.08用の調整に即して再編集しました。
こんにちは。Big Fish最後の一匹と数か月戦い続けているHosiume Sanです。
(再編集時:
無事Big Fish取れました)
前回記事[1]で開幕回しについて触れていきましたが、
各まわしについてひたすら比較を行った後の
実践例で応用的な回ししか触れていなかったので、
あちらを
理論編、こちらを
実戦編とすみわけで改めて実戦回しを掘り下げていこうと思います。
最悪この記事だけ見ていただくのでも良いかもしれません。
前回記事の結論では、
ガ始動≧ザジャ始動>ザガ始動でした。
今回は
GCD2.30[秒]としています。(前回記事から変わっています)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆開幕回し4種派生形――――――――――――――――――――――――――――――――――基本となる開幕回しについて理論編で見ていきましたが、
開幕回しからその後のルーティーンに繋げる流れも含めて意識する必要があります。
見ていきましょう。
●JP Opener派生形1
―――――――――――――――――2ループ目にダブルトランス3ジャループを採用した回しです。
ガ始動の場合スタンダードになり得る回しかと思われます。
参考元はこちら[2]この回しのポイントは18番のルーシッドです。
pガを使用しないダブルトランスにおいて要求される最低MPは
ガ(4000) + 3ジャ(4800) + デスペア(800) = 9600です。
この場合MPtick後入りでUBパラを撃てた場合の2tickMP(9400)では微妙に届かないため、
必ずルーシッドで足りないMPを補強する必要があります。
...ちなみにUBパラに対しMPtick先入りの場合は持てるMP7900
ここにルーシッド2tickを追加した場合MP9000
これではダブルトランス後3ジャを撃つことはできません。
そのため再現率100%を維持するためには開幕のMPtick管理が必須となります。(あるいはUB2 → AF1のGCD後半での目押しトランス)
黒魔カウント持ちの時代はいつの世も残っているということですね...
ちなみにダブルトランスをしない場合2ループ目が4ジャになります。
この場合は最低MP7200であり2tick7900で事足りるため、
ルーシッドを撃つ必要はないです。
ダブルトランス3ジャとシングルトランス4ジャで比較した場合基本ダブルトランスした方が強いようで
4ジャパターンへの移行はUBパラに対しMPtickが先入りだった場合の緊急避難先として機能できそうです。●JP Opener派生形2
―――――――――――――――――開幕で迅速魔を残しつつ5ジャinsデスペアを持ってくるという考え方です。
参考元はこちら[3]この場合でも必要最低MP(8800)の確保のため、ルーシッドは必須です。
ルーシッドを撃つ場合開幕のtick管理は必要ありません。
迅速がコンテンツ中で一つ減る可能性はあり、2ループ目のファイガを素撃ちする必要がありますが、
開幕から5ジャスタートできる点、
31番のinsデスペアにより以降トランス4ジャループに繋げることが出来る点は強力です。
●JP Opener派生形3
―――――――――――――――――JP Opener派生形1.5からさらにファイジャを一つ増やし5ジャにしたものです。
ルーシッドは必須です。
表はGCD2.30で書いてありますがこのままだと回らないため、
そこそこSSを盛っておく必要があります。
理論値GCD2.26からですがおそらく安定しないので2.25以下(SS1818から)が推奨です。
SSDHビルドなら十分選択肢に入ってくるのではないでしょうか。●Double Sharp Opener派生形
―――――――――――――――――5.x → 6.xで一番バフの恩恵を受けたのはこのザジャ始動でしょう。
以前の記事でも触れましたが、F3OpenerとDouble Sharp Openerの詠唱差分を比較した場合、
通常の6ジャ回しのppsからやや劣ることがわかりました。
今回はGCD2.30で書き出し直しているため、6ジャループのppsは223[pps]想定です
このため単純な開幕1ループのみの比較であればガ始動でも良いという結論になります。
しかしDSOpenerの場合は2ループ目にAF1ガ4ジャを加えることができます。
そのため2ループ目にpps差分を少し取り返すため、
結果的にガ始動に近いポテンシャルを持つことができます。よってコンテンツによってガ始動とザジャ始動を選択することができるようになったと自分は考えています。
あと開幕のtick管理が必要ないという点は野良専の場合ありがたいです。自分のことです。
NoB4 Openerはザジャ始動の純劣化版となるので今回は追記しません。
また面白い回しが見つかったら紹介します。
●Modified JP Opener派生形
―――――――――――――――――今までやってる人を見たことがありませんが一応載せておきます。
簡単に言えば三連魔の位置をずらします。実際に見てみましょう。
三連魔の開始が10s遅れますが、
3ループ目までトランス回しを選択することを考慮して三連魔の置き先を決めることができます。
二つ目の三連魔は34のファイガからではなく30のデスペアから合わせるとやや火力が伸びます。
(要求GCDは2.30~2.31)
問題が一つあるとすれば、薬のバフがかかるキャストがF3 Openerと比較して弱いです。(2ジャペア → Nガ素ダガ1ジャに変更となる)
ギミックとの噛み合い次第では選択肢に入りそうな気がしています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆終わりに――――――――――――――――――――――――――――――――――前回の記事で元々すべて書ききるつもりでしたが、あまりに内容が膨大になりすぎたため
今回はこちらで実戦的な回しについて取り上げてみました。
今作はとにかく各種スキルの取り回しやすさを肌で感じています。またトランス回しがまだまだ現役という点やproc系の大幅な時間延長、UBパラドックスの存在など、
漆黒までの回しと比べて出来ることの範囲が大幅に広がっており、
より回しの多様性に深みが増したなと実感しています。開幕は人によって宗派が大きく分かれるところで、
自身もこの機になるべく様々な角度から考えてみましたが大変勉強になりました。
もちろん今後6.1や6.2でまた主流となる回しが変わるかもしれませんが、
その時はまた考えてみることにしましょう。
また何か面白い回しを発見したらここに追記していきたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆参考文献――――――――――――――――――――――――――――――――――[1] -【6.x】6.0黒魔の開幕ローテーションについての見解(理論編)、Hosiume San、
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/26041085/blog/4872880/[2] -【6.08】Lv90黒魔道士スキル回し[単体/範囲]ですのー、Arthy Syachihoko氏、
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/11165197/blog/4843368/[3] -Eksu Plosion氏、
https://twitter.com/tiggzleague/status/1467773231754928128