Personnage

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この日は開店前にフレンドに頼んでお客さん役をやってもらい、マクロを流すタイミングを練習したり、マクロの内容を確認してもらったりしておりました。
そんなのはオープン前にやっとけよって感じですが…。
二人のお客さんに来ていただいて、やっぱりこれでいいのか不安になってしまったっていうのはありますね。
来店サービスを渡すタイミングが未だに掴めません。
フレンドに、渡すタイミングが早いって言われた…。
せっかちな店主でごめんやで。

今回はFCメンバーさんからの立候補があったので店員さんとしてお手伝いに来ていただきました。
仕事内容はないです（

19時～1時間ほどお店を開けておりました。
今日はお客さん来てくれるだろうか。
心臓はドキドキ、体はブルブル。緊張でいっぱいになりながら待っていました。
確認エモしたり、服の値段を確認したり。
そうしてしばらく待っているとお客さんがやって来ました。

いらっしゃいませのマクロを流し、来店サービスを渡す。
（また早かったかも…）と思いながらも、店舗説明マクロを流す。
ああ…これでいいのかなぁとまた不安になる。
どれだけ練習してもし足りない。
うーんうーんと一人で考えていると、お客さんが話しかけてきました。
どうやら装備の製作依頼でお越しになったご様子。
装備品の話を聞き、探してみるけど製作手帳にない。
ああこれはあれか。持ってない秘伝書二巻のやつだなと。

せっかく来店してくださり、依頼までしてくださって。
このまま「できません」と帰してしまうのは忍びない。
力になってあげたい。
そう、相手がたとえ若葉でなくとも！おしゃれをしたいその気持ちに応えたい！
そんな気持ちが先走って「できます」って言っちゃったよね。
素材も分からない、値段もいくらになるかも分からない。完全に見切り発車の依頼製作。
まあ、なんとかなるやろ。そんな甘い考えでやっちゃいました。
これ自分の悪いところだと思う。

ひとまず、装備の名前をメモし、後日モグレターでお届けします、とフレンド登録をしていただきました。
初めての依頼です。
こういうのはお待たせしない方がいいよね、とお店の時間が終わってからすぐに秘伝書二巻を取りに行きました。
自分のお店で売る衣装はなるべくマケボより安くしたい、その気持ちは依頼された衣装にも当てはまります。
マケボで装備の値段を確認し、使う素材の値段も確認する。
この値段の素材をこれだけ使うから、値段はこれくらい？
若干怪しい値段設定。（赤字的な意味で）
そんなこと気にもせず、その日のうちに依頼された衣装をお届けしました。
代金とお礼のモグレターをもらって、やっぱり思うのです。
人のために何かできるとすごく嬉しい。
役に立ててよかったと思う。
別におしゃれに関したことでなくても、誰かの「楽しい」に貢献出来たらいいなとよく思います。

今回の依頼を受けて、オーダーメイドサービスもあってもいいかもなぁと考えています。
ただ、線引きは必要だよとフレンドに忠告されたので、なんでもかんでも作りますとは言えない…。
素材がすぐ手に入るとも限らないし、素材の値段、在庫、作れるレベルかなども考慮しなきゃいけないし。
見切り発車したのもよくなかったし、もう少し考えて行動を、というのが今回の反省点。

自分のお店だけど、人に助けられてやっているんだなと改めて思いました。感謝しかない…。
まだ確認や練習が必要な部分もあるのでもうちょっとプレオープン期間を設けたい。
けど、早く本オープンしてみたい気持ちもあって、ずっとソワソワしています。
慌てない慌てない、一休み一休み。


『仕立て屋クロネコ』
＝＝店舗住所＝＝
Fenrir鯖　ミスト・ヴィレッジ22区
トップマスト1号棟　15号室
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※不定期開店